世界の原発と日本
韓国 韓国の電力料金:極めて安い⇒日本の企業がデータセンターを韓国へ移す 稼働中の原発21基 韓国の原発で不正⇒一部停止⇒停電危機 2021年までに12基増設 原発の海外受注で日本と競争
日本 3・11前は56基、福島第一6基廃棄後50基へ
現在、全原子炉が点検中で停止中 将来、発電が再開されるかどうか不明 小泉元首相の即時廃止論も出てきた
米国 スリーマイル島の原発事故(1979):1979年3月28日、アメリカ合衆国東北部ペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所で発生した重大な原子力事故。スリーマイル島 (Three Mile Island) の頭文字をとってTMI事故とも略称される。原子炉冷却材喪失事故 (Loss Of Coolant Accident, LOCA) に分類され、想定された事故の規模を上回る過酷事故 (Severe Accident) である。国際原子力事象評価尺度 (INES) においてレベル5の事例である。
TMI事故以来、30年以上原発を新規に作って来なかった ブッシュJr.のときに、一度は新規原発を計画 3・11の事故後、計画延期へ シェール・ガス、オイルが安く取れるようになった 危険で高価な原発への関心が薄れている模様
中国 ・原子力発電 2015年 4000万kW 2020年 5800万kW 参考)日本は5000万kW程度 ・風力発電 2012年 6300万kW(世界一) 2015年 1億kW ・太陽光発電 2015年 2100万kW
中国の二酸化炭素削減目標 二酸化炭素を、 2020年(05年比)40~45%削減 参考)日本3.8%!
脱原発? 3・11以降、脱原発の動きがある。多くの人、あるいは政党も脱原発を口にしている。小泉元首相も即原発を主張している。石破幹事長は、小泉元首相と同じ考えで、徐々に原発ゼロへというが、実際は脱原発ではない。それは国内のみのことであり、海外での原発受注には政府も積極的である。政府の主要閣僚が、自ら海外へ原発の売り込みを行うような場合もある。このため、国内外ともに脱原発ということではない。
日本の原発メーカー ■メーカー 東芝 三菱重工 日立製作所 ■海外企業との連携 東芝=ウェスチングハウス 三菱重工=アルバ 日立製作所=GE
3・11以降脱原発の動き 原発の国内新規着工は無理⇒海外への展開 ベトナム、トルコ、リトアニア、ヨルダン等