チリ
特徴 南米大陸の太平洋側に位置するチリは、南北の長さ約4,300kmに 対し、東西の幅は平均175kmしかない細長い国です。北部は沿岸 砂漠地帯、南部は複雑に入り組んだフィヨルドを形成し、内陸側 はアンデス山脈がボリビア、アルゼンチンとの国境となって横た わっています。自然も多く、ハイキングやスキー、カヤック、ス キューバダイビングなど様々なスポーツも楽しめる国です。ス ポーツを通して現地の人と交流するのもおススメです。
国民性 喜怒哀楽がとてもはっきりしているので、自分の気持ちをスト レートに伝える文化があります。国民性としては、日本人よりも フレンドリーで親しみやすい性格と言えます。チリの公用語はス ペイン語。 チリのワインと共に海産料理や肉料理を好む傾向にある。
ビザ 項目 概要 対象年齢 明記なし 滞在可能期間(最長) 1年 ビザ発給人数 200人 就学できる期間 就労できる期間 ビザ申請方法 東京のチリ領事館にて申請
費用 ●航空券(往復)(目安:20万円) 航空会社や時期によって値段は大きく変動するので、 インターネット等でチェックを。 ●ワーキングホリデー保険(目安:15万円) 平均で15万円程度と高額ですが万が一の事故や怪我などに対応する ために必ず入りましょう。アルバイトの際に提示が必要な場合も。 ●住居費 ホームスティ(1ヶ月)(目安:6万円) ホームスティは1ヶ月の住居費は日本円で約6万円、アパートの場合は 約5万円。ホームスティでは朝食、夕食の2回の食事あり。 ●生活費 (1ヶ月)(目安:4万円) ●滞在資金74000円を持っている事。
仕事 アルバイト収入(目安:27万円) チリの時給は約1,363チリペソ(約244円)です。仕事の種類は サービス業など。2018年2月に始まったばかりで情報は少なめな ので、アルバイトは賃金も仕事類は少なめです。
費用 費用の内訳 費用の目安 渡航前に必要な費用 (航空券/保険/ビザ申請) 35万円 (航空券:20万円/保険:15万円) 住居費 72万円(月6万円×12ヶ月)ホームスティの場合 60万円(月5万円×12ヶ月)アパートの場合 生活費 48万円(月4万円×12ヶ月) アルバイト代 27万円(月3万円×9ヶ月) ※3ヶ月後からアルバイトスタートした場合 1年間の合計 (35万+72万+48万)-27万=約128万円 ホームスティの場合。 (35万+60万+48万)-27万=約116万円 シェアハウスの場合
生活情報 食費 自炊の場合、1ヶ月の平均は日本円で約2万円。JUNBO、unimarc などの大型スーパーで食材を購入すれば食費は抑えられます。外 食するならランチ4000ペソ(640円)で、ディナーは最低18000 ペソ(2880円)ほどかかります。
交通 「bip!」を購入しましょう。bip!はメトロと市内バス(ミクロ)の両方に使えます。以前は、バスは現金払いも可能でしたがbip!の1本化となり、それ以外は回数券を買う必要があるので、手間を省く意味でもおすすめです。
人気都市ベスト3 チリ最大の都市がサンティアゴです。チリ海岸山脈と雪に覆われたアンデス山脈に囲まれた盆地に位置しています。レアル アウディエンシア宮殿やメトロポリタン大聖堂といった歴史的・考古学的に有名な建造物も数多くあるので、歴史好きにはたまりません。また周辺の山々は豊富な積雪量を誇るので、南半球でも最大のスキーリゾートとしても魅力てき。鉄道や地下鉄などが整備されているので他の都市へアクセスしやすいです。
人気都市ベスト3 バルパライソ 太平洋に面した港湾都市、人口は約27万人で、チリ第2位です。もともと先住民達が暮らしていましたが、1536年にスペイン人探検家に発見されると、「天国の谷」という意味であるバルパライソと名付けられてスペイン植民地となった歴史も。色彩が鮮やかで、迷路のように入り組んだ歴史のある街並は世界遺産にも「バルパライソの海港都市とその歴史的な町並み」として登録されています。
コンセプシオン ビオビオ川沿いに位置し、人口が約29万人のチリ第3の都市です。コンセプシオンの歴史は古く、創設されたのは1550年でチリ王国の軍の重要な拠点でもありました。教育面においても、チリで最も有名な大学の一つである、コンセプシオン大学は校舎も造形の美しさから高い評価を受けています。また少し変わった黒の砂浜が広がる美しいビーチがあることでも有名です。気候については暑すぎず寒すぎず、年間を通して過ごしやすい。
おすすめ観光スポット ラノ・ララク 世界遺産に指定されているラパ・ヌイ国立公園。その中でもハイライトといえるのが、モアイが山のいたるところに点在しているラノ・ララクです。 中でも15体のモアイが海岸線に立つアフ・トンガリキは、イースター島ラノ・ララクを象徴する存在。岩盤から切り出され、運び出されるのを目前にしながら放置された数百体のモアイ。そして、山の斜面や海岸線に沿って立つ無数のシュールな表情のモアイ像。正座するモアイ像は圧巻です。 イースター島 ラパ・ヌイ島としても知られるイースター島は、太平洋、ポリネシア諸島の東端に浮かぶ絶海の孤島。南米最南端のチリからさらに約3,700km離れていて、まさに世界の果て。ラパ・ヌイとは現地語で「大きな島」という意味で、北海道利尻島とほぼ同じ大きさです。イースター島には、重さ10t〜90t、高さ3m~30mの巨石像モアイがそびえ立ち、モアイ像はユネスコの世界遺産に指定。その数は1,000体ほどあり、どうやって造って運んだのか謎が多く未だ解明されておらず、世界の七不思議の1つといわれています。 パタゴニア パタゴニアとはチリの最南端、南米大陸の南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域の総称。南極大陸に近く、氷河で削られることによってできた険しい岩山や、氷河湖、滝が作り出す風景など、手つかずの雄大な自然が一番の魅力です。 パタゴニアの観光拠点として知られるプエルト・ナタレスの埠頭からは、クルーズ船に乗りバルマセダ氷河やセラーノ氷河を観察するツアーに参加することもできます。