マーケティング技法に基づく 大学広報誌の制作

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マーケティング技法に基づく 大学広報誌の制作 情報学部情報科学科 ISプログラム 4年 70910083 望月 希美

目次 研究の背景・目的 従来の広報誌MOVEの問題点 マーケティング手法の適用 学生のターゲッティング 他大学広報誌の調査 全体構成の改善 差別化のための新規コンテンツ 全体デザインの改善 制作スケジュール 新広報誌MOVEの評価 学生主体の広報誌の制作について 結論 今後の課題と展望

ターゲットである受験生(高校生)に親しみやすく 興味を持ってもらえるような大学広報誌を制作する 1.研究の背景・目的 少子化 大学需要の減少 新設大学の供給過剰 による 大学全入時代 大学の性格が 競争の優位を決定 簡潔に伝達する 広報誌は情報の 基本ツール 現在のMOVE: 写真や内容が 前年度と同じものを使用するなど 受験生に 親しみにくい 選ばれる学部になるために、広報誌MOVEの改善が必要 ターゲットである受験生(高校生)に親しみやすく 興味を持ってもらえるような大学広報誌を制作する

2.従来の広報誌MOVEの問題点 受験生に親しみにくい デザイン   ・文章が縦書き   ・文章量が多い   ・写真が小さい

3.マーケティング手法の適用

4.学生のターゲッティング 在校生向け 高校生向け 求める学生の特性 ⇒国立指向、情報学に興味、就職活動に関心 高校生向け 高校生向け

5.他大学広報誌の調査 愛媛大学 工学部 秋田大学 キャンパスライフの記事よりも研究 のことをメインに構成 愛媛大学 工学部 秋田大学 キャンパスライフの記事よりも研究 のことをメインに構成 文章量は多め、写真は小さいものを 使用しているため、情報量は多いが アピール性は低い 「学生だけのリアル座談会」や「年間 スケジュール」などキャンパスライフ の記事が充実 文章量は適度、写真が大きく用いられ、 情報量・アピール性は高めである

6.広報誌MOVEのポジショニング

7-1.全体構成の改善

7-2.差別化のための新規コンテンツ① 特集① 特集③ 特集②

7-2.差別化のための新規コンテンツ② 施設紹介 コラム 多彩な情報学部生 先輩の キャンパスライフ

7-3.全体デザインの改善 文章 縦書き→横書き 量多い→少ない 写真 古い→新しい 量少ない→多い

7-4.制作スケジュール

8.新広報誌MOVEの評価 総合評価 ⇒平均8.3点 (10点満点中) 新規コンテンツ 就職情報 入試情報 デザイン 回答者:21名(情報学部教員2名、在学生13名、高校教員3名、高校生3名) 期間:2012/1/25~2012/1/28 調査方法:アンケート 8.新広報誌MOVEの評価 総合評価 ⇒平均8.3点 (10点満点中) 新規コンテンツ 就職情報 入試情報 デザイン

9.学生主体の広報誌の制作について すべてのアンケート回答者が「賛成」 ・高校生と年齢的に近い学生目線で構成・記述 されることにより、堅苦しくならず、学生の生 の声やリアルな大学生活を伝えやすい ・有志で学生を募集し制作を行えば、広報誌が より面白いものになると思う ・「情報学部」ならではで、とてもいいと思う ・私も制作してみたい

10.結論 「文章が簡潔になったことにより、 非常に見易くなり、読者に『読んでみよう』 という気持ちにさせる広報誌になった」 という感想が得られた。 また学生主体の広報誌の制作については「賛 成」意見が多く得られた。

11.今後の課題と展望 課題 展望 制作スケジュールの全体的な早期化 文章のさらなる明瞭化 先輩となる学生の特集の増加 学生主体の広報誌の制作 学部HPとの連携

ご清聴ありがとうございました。