槇文彦の外装材 ヒルサイドテラスに見る外装材の変遷 材料演習9班 建築家の外装材選択 槇文彦の外装材 ヒルサイドテラスに見る外装材の変遷
ヒルサイドテラスⅠ・Ⅱ期 ‘69、’73 ヒルサイドテラスA棟 ‘69
ヒルサイドテラスC棟 ‘73
広尾ホームズ ‘73
形態そのものの持つ力をもっとも直接的に表出するにはコンクリートが一番だ… ヒルサイドテラスⅠ・Ⅱ期 A・B棟(Ⅰ期) RC打放しフジコート吹き付け仕上げ C棟(Ⅱ期) コンクリート合板型枠打放し吹き付けタイル 耐候性のため後に変更 湿潤な日本では打ち放し当初のコンクリートの質感を維持することは困難。 形態そのものの持つ力をもっとも直接的に表出するにはコンクリートが一番だ…
ヒルサイドテラスⅢ期 ‘77 ヒルサイドテラスD棟 ‘77
ヒルサイドテラスE棟 ‘77
在日デンマーク大使館 ‘79
ヒルサイドテラスⅢ期 D棟 150角磁器質タイル E棟(管理棟) 打ち放し・アクリル樹脂吹き付けタイル デンマーク大使館 磁器質タイル(サーモンピンク) コンクリート打ち放し 耐候性への疑問 タイル
セダー・ストーン・ヴィラ ‘84 セダー・ストーン・ヴィラ ‘84
スパイラル ‘85
三菱銀行広尾支店 ‘81
ガーデンプラザ広尾 ‘84
セダー・ストーン・ヴィラ セダー・ストーン・ヴィラ アルミ・ガラスブロック 三菱銀行広尾ビル ガラスブロック・磁器タイル セダー・ストーン・ヴィラ セダー・ストーン・ヴィラ アルミ・ガラスブロック 三菱銀行広尾ビル ガラスブロック・磁器タイル 広尾ガーデンプラザ 磁器タイル スパイラル アルミカットダウン単板 銀色の磁器系タイルが登場 さらにメタリックな感じを与えるため目地幅を極限まで縮める。 正方形のグリッド開口部、面一壁面の目地幅効果 新しい感覚を持ったタイルだ…
ヒルサイドテラスⅤ期 ‘87 ヒルサイドプラザ ‘87
津田ホール ‘88
ヒルサイドテラスⅤ期 ‘87 ヒルサイドプラザ(地下) 磁器質タイル 津田ホール 磁器タイル・打ち放しコンクリート・アルミパネル ヒルサイドテラスⅤ期 ‘87 ヒルサイドプラザ(地下) 磁器質タイル 津田ホール 磁器タイル・打ち放しコンクリート・アルミパネル 磁器質タイル…
ヒルサイドテラスⅥ期 ‘92 ヒルサイドテラスF棟 ‘92
ヒルサイドテラスG棟 ‘92
テピア ‘89
東京体育館 ‘90
ヒルサイドテラスⅥ期 F棟・G棟 50角モザイクタイル・アルミコルゲート板 テピア アルミコルゲート板・アルミパネル F棟・G棟 50角モザイクタイル・アルミコルゲート板 テピア アルミコルゲート板・アルミパネル 東京体育館 アルミパネル タイルも目地から汚れるという反省 メタル + モザイクタイル
ヒルサイドウェスト ‘98 ヒルサイドウェスト ‘98
東京キリストの教会 ‘95
テレビ朝日 ‘03
ヒルサイドウェスト ヒルサイドウェスト アルミパイプルーバー 東京キリストの教会 ガラス テレビ朝日 ルーバー・ガラス ヒルサイドウェスト ヒルサイドウェスト アルミパイプルーバー 東京キリストの教会 ガラス テレビ朝日 ルーバー・ガラス ファサードの透明性演出
大きな流れ 塗装(~70年代前半) 磁器質タイル(70年代後半~80年代半ば) メタル(80年代半ば~90年代前半) 透明性(90年代後半~)
まとめ 色彩へのこだわり。(特に白。 統一感、共通性 破綻しない程度に差異化) 持続性の追求。(汚れ、退化) 色彩へのこだわり。(特に白。 統一感、共通性 破綻しない程度に差異化) 持続性の追求。(汚れ、退化) 新しい技術の利用。(時代を反映する記号としての材料) 理想的な唯一の材料は存在しない…