長崎平和学習研修スポット 【高校生1万人署名実行委員会】 1998年5月、インド・パキスタンの核実験が行われました。「ナガサキ平和大集会」に参加する平和団体50団体は、この危機に被爆地ナガサキの願いを世界に伝えるために「高校生平和大使」を国連に派遣することになりました。1998年から毎年、「高校生平和大使」はアメリカ・ニューヨーク国連本部やスイス・ジュネーブ欧州本部を訪問し、核兵器の廃絶と世界平和の実現を訴えてきました。高校生平和大使の真剣な言動は国連で高い評価を得て大きな成果をあげています。なお、この取り組みはすべて皆様の募金によって賄われています。 ●発足のきっかけ 高校生平和大使は帰国後、核兵器の廃絶をめざす活動を自分達の力でと考え、署名活動を始めました。それが、核兵器の廃絶と平和な世界の実現を目指す「高校生1万人署名活動実行委員会」の始まりです。 ●署名活動について 毎年秋の立ち上げから翌年8月の集約集会までの約1年間、 各自の学校や街頭で署名活動を行っています。集められた署名は、 毎年、高校生平和大使の手によって直接国連に提出されています。 ●高校生一万本えんぴつ運動 2001年9月11日のニューヨークテロ事件やアフガニスタン戦争をきっかけに、“武力よりも教育を”“ミサイルよりもえんぴつを”をスローガンに、アジアの子ども達にえんぴつを届ける「高校生1万人えんぴつ運動」を行っています。なかでも、フィリピンとの交流は2001年8月から続いており、フィリピンを訪問してえんぴつを寄贈しています。また、現地での署名活動やフィリピンの高校生を長崎に招待し、お互いの歴史・文化を学んできました。 県内約20校の生徒が活動をしています。 放課後活動している高校生と交流もできます。 【取り扱い事務局】〒850-0052 長崎市筑後町2-1 平和活動支援センター気付 FAX095-822-5253 事前学習用に被爆者の講話をDVDにして無料貸し出しをしています。(ダビング可) (社)長崎県観光連盟