長崎くんちのご案内 「長崎くんち」は長崎市民の氏神、鎮西大社諏訪神社の祭礼行事で、毎年10月7日から3日間、町を挙げて催されます。この「長崎くんち」は、国指定重要無形民俗文化財にも指定されています。 寛永11年(1634年)に、丸山町、寄合両町のふたりの遊女が神前に謡曲「小舞」を奉納したのがその始まりであるといわれています。 諏訪神社の例祭は「長崎くんち」と呼ばれ、昭和54年2月3日に国の重要無形民俗文化財に指定されています。 荘厳な御神幸と国際色豊かな奉納踊により日本三大祭と称されています。 6月1日から各踊町で練習が始まります。本番さながらの出し物を見学できます。(練習スケジュールマップを参照) 踊 町 その年に奉納踊りを披露する当番の町を踊町(おどりちょう)という。長崎市内に全部で59カ町存在し、7つのパートに分けられている。したがって、当番は7年に一度回ってくる。 小屋入り(こやいり) くんちは毎年6月1日の「小屋入り」からはじまる。踊町の世話役や出演者が、諏訪・八坂の両神社神前で清祓を受けて大役の無事達成を祈願し、この日から演し物の練習に入る。昔は小屋を建て、身を清めて練習に専念したので「小屋入り」といった。 庭見せ(にわみせ) 10月3日の夕刻から各踊町の家々では、表格子をはずし木戸口を開放するなどして、家の中や庭園を道行く人に見せる。傘鉾をはじめ演し物の曳物、衣装、小道具、楽器などを飾り、踊町出演者に贈られたお祝品を並べてご披露する。 人数揃い(にぞろい) 10月4日に行なう。演し物の練習が仕上がり、準備が整ったことを踊町関係者に本番と同様の衣装で披露するもので、本番前のリハーサルである。 (社)長崎県観光連盟
長崎ランタンフェステバルのご案内 このお祭りは、長崎在住の華僑の人々が、中国の旧正月(春節)を祝うための行事として始めたもので、もともと「春節祭」として長崎新地中華街を中心に行なわれていましたが、平成6年から規模を拡大し、長崎の冬を彩る一大風物詩となりました。 期間中は、長崎新地中華街はもとより、浜市・観光通りアーケードなどの市内中心部に、約1万5千個にも及ぶランタン(中国提灯)が飾られ、湊公園をはじめ各会場には、大型オブジェが所狭しと飾られます。 また各会場では、龍踊り、中国雑技、中国獅子舞など中国色豊かなイベントが15日間繰りひろげられます。期間中の土曜日にはきらびやかな衣装を身に纏い、清朝時代に皇帝・皇后が民衆と一緒に新年を祝う様子をイメージした皇帝パレードが、日曜日には江戸時代に長崎に入港した唐船の乗組員たちが航海安全の神様「媽祖」を唐寺へ安置する様子を再現した媽祖行列が祭りの雰囲気を盛り上げます。 2010年2月14日~28日 2011年2月3日~17日 2012年1月23日~2月6日 2013年2月10日~24日予定 斉天大聖 (孫悟空のこと。「西遊記」に登場する神猿。) 湊公園会場 浜の街アーケード 龍踊り 馬姐行列 皇帝パレード 中国獅子舞 月下老人 (社)長崎県観光連盟