応急手当普及員講習 応急手当の重要性 堺市消防局 救急課
応急手当とは 突然のけがや病気に対し、家庭や職場等で できる手当のこと(一般市民が行う) けがや病気の中で最も重篤で緊急を要するもの 呼吸・心臓が止まったとき(心肺停止状態) 心肺停止状態の手当を救命処置という
救命処置とは 呼吸や心臓が止まったときの処置 ○ 心肺蘇生法 (胸骨圧迫と人工呼吸) ○ AEDの使用 (適応者への電気ショック) 喉にものが詰まったときの処置 ○ 気道異物の除去 (腹部突き上げ法・背部叩打法)
その他の応急手当 ○ 楽な姿勢をとらせる方法(保温・体位) ○ 傷病者の運び方(搬送法) ○ 出血に対する応急手当(止血法) ○ けがに対する応急手当(固定・被覆) ○ 熱傷(やけど)に対する応急手当 ○ 溺水(水の事故)に対する応急手当 ○ その他の応急手当(熱中症・けいれん)
応急手当普及員とは 救命処置 + その他の応急手当 (救命 緊急を要す) (悪化の防止・苦痛軽減) ★心肺蘇生法 体位管理 ★AED 止血法 異物除去 固定・被覆 搬送法 心肺停止(心臓突然死)
心臓突然死の特徴 突然死はあらゆるところで、誰にでも起こる! 例えば 家庭 空港 商業施設 マラソンコース スポーツ場 学校 公共施設
心臓突然死の特徴 ○ 迅速に処置を行う必要がある (救急車を待っている余裕はない) ○ 迅速に処置を行えば後遺症なく回復できる 可能性かある
誰が倒れた人の処置を行うのか? 答え 3 そばにいる人(バイスタンダー) 1 救急車でかけつけた救急救命士 2 病院にいる医師 3 倒れた人のそばにいる人 答え 3 そばにいる人(バイスタンダー)
なぜ、そばにいる人(バイスタンダー)が 処置をおこなわなければいけないのか? キーワード 脳 救急車
脳 答え 3~4分 心肺停止になって血流が止まると 分で 脳の機能は不可逆的状態に陥ります。 心肺停止になって血流が止まると 分で 脳の機能は不可逆的状態に陥ります。 答え 3~4分 つまり、4分以内に誰かが心肺蘇生法を行い、脳血流を維持する必要があります。
救急車 答え 9分 救急車が現場に到着するまでの時間 答え 9分 つまり、なにもせず、救急隊を待っていたのでは、倒れた人は助かりません。 そばにいる人が迅速に心肺蘇生法を行い、脳血流を保つ必要があるのです。
心肺蘇生法の重要性 まとめ 心肺蘇生法 = 心肺脳蘇生 脳が酸素なしで生きられる時間は 約 3~4分 (壊死 不可逆的 脳死状態) 救急車が現場に到着するのに要する時間 全国平均で約 9分