卒業研究中間発表 文教大学 情報学部 経営情報学科 4年 99p21104 服部 洋一郎.

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卒業研究中間発表 文教大学 情報学部 経営情報学科 4年 99p21104 服部 洋一郎

研究課題 研究概要 研究目的 効率のよいとんぼのかけ方 グラウンド整備の時間がとんぼのかけ方 によってどのように短縮するかを知る グラウンド整備の時間の短縮

研究の意義 ・指定時間の有効利用 ・他分野への応用  (例:ビルの窓拭き、畑の収穫路)

とんぼとは? グラウンド整備等に使う 長さ1.5m、幅70cm程の 木製の整備用具 レーキとも呼ばれる        こんな感じ→ 70cm

グラウンドのサイズ C D ゴールライン 70m A B 105m サイドライン

・人の歩く速度≒時速4km             ↓            分速66.7m≒67m ・とんぼをかけて180度方向転換し、再び  歩き始めるまでにかかる時間を1秒、  同じく90度方向転換するのに0.5秒とする

縦方向への整備 ・サイドラインで方向転換する回数とその時間 ⇒150-1=149回 149×1秒=149秒=2分29秒 D C ・105÷0.7=150  ⇒70mを150本で全体を  網羅 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 70m ・全体を網羅するのに  かかる総距離  ⇒70m×150本=10500m B ゴール A スタート 105m ・サイドラインで方向転換する回数とその時間  ⇒150-1=149回  149×1秒=149秒=2分29秒 ・総距離を歩いて整備するのにかかる時間  ⇒10500m÷67m/分=156.7 ⇒ 156分42秒

縦方向への整備 156分42秒+2分29秒=159分11秒

横方向への整備 ・ゴールラインで方向転換する回数とその時間 ⇒100-1=99回 99×1秒=99秒=1分39秒 D ゴール C ・70÷0.7=100  ⇒105mを100本で全体を  網羅 ・ 70m ・全体を網羅するのに  かかる総距離  ⇒105m×100本=10500m A スタート B 105m ・ゴールラインで方向転換する回数とその時間  ⇒100-1=99回  99×1秒=99秒=1分39秒 ・総距離を歩いて整備するのにかかる時間  ⇒10500m÷67m/分=156.7 ⇒ 156分42秒

横方向への整備 156分42秒+1分39秒=158分21秒 縦方向、横方向への整備では 横方向への整備の方が速い事が わかった

回っての整備 D C ・Aからスタートし、辺BCへ 着いたらとんぼの幅分の 0.7mを引いた距離をC方 向へ向かい、辺CDへ着い  着いたらとんぼの幅分の  0.7mを引いた距離をC方  向へ向かい、辺CDへ着い  たらまた0.7m引いた距離  をD方向へ向かう ゴール 70m B A スタート 105m ・全体を網羅するのにかかる総距離  ⇒105+69.3+104.3+68.6+103.6+・・・+35.7=10500m ・各ライン及び既に整備で通った跡で方向転換する回数とその時間  ⇒199-1=198回  198×0.5秒=99秒=1.39分 ・総距離を歩いて整備するのにかかる時間  ⇒10500m÷67m/分=156.7 ⇒ 156分42秒

回っての整備 156分42秒+1分39秒=158分21秒 横方向への整備と変わらない 速さである事がわかった

これまでに得た結果 ・なるべく長い距離を歩く ・方向転換のポイントは少なく、 角度は小さめにとる

斜め方向への整備 D C ・AからCに向かって中心線 があるとしてその右側に 沿ってとんぼを引く 70m ・ ・ ・Cに着いたらとんぼの右端  があるとしてその右側に  沿ってとんぼを引く 70m ・ ・ ・Cに着いたらとんぼの右端  が辺BCに着いた位置で  180度回転して進む ・ ・ B ゴール(半分) A スタート 105m ・ゴールライン、サイドラインで方向転換する回数とその時間  ⇒83~85-1=82~84回 82~84×1秒=82~84秒 ・総距離の半分を~かかる時間  =1分22~24秒  ⇒5374m÷67m/分=80.2 ⇒ 80分12秒

斜め方向への整備 80分12秒+1分22~24秒=81分34~36秒 残りの半面分 ⇒ 81分34~36秒×2=163分8~12秒  ⇒ 81分34~36秒×2=163分8~12秒 縮図の対比で数値を得たので誤差あり また、まだ削れる個所はありそうなので 改善の余地もあり

     今後の課題 ・複数人で行う場合 ・最終的にとんぼを元の位置に戻す ところまでで一番少ない時間を探す