デジタルアーカイブ専攻 コア・カリキュラム構成の設定と学習内容・行動目標 デジタル・アーキビスト の養成 育成する人物像 入学前課題

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1 課題の洗い出し. 2 1.本日の日程 ①開会の挨拶 日程説明 ( 5 分) ②自己点検 ( 10分) ③情報モラル指導の必要性(プレゼン) (20分 ) ④課題の洗い出し ( 10分) ⑤全体計画についての協議Ⅰ (15 分) ⑥全体計画についての協議Ⅱ (20 分) ⑦全体計画についての協議Ⅲ.
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デジタルアーカイブ専攻 コア・カリキュラム構成の設定と学習内容・行動目標 デジタル・アーキビスト の養成 育成する人物像 入学前課題 育成る人物像  高等学校等での社会(歴史・地理)や国語等の学習がアーカイブの基礎となるため、事前に「入学前課題」の学習をすることにより、入学後にデジタルアーカイブ専攻の授業を受けるのに役立ちます。 「入学前課題」と大学での学習との関連 建学の精神に基づき、広く豊かな教養と文化事業、デジタルアーカイブに関する高い専門知識や技能を持ち、地域社会で主体的に活動し、その文化を広く伝達できる実践的能力を有した人材の育成  「歴史」や「文化」に関する知識を身につけ、それらをデジタル化して記録・保存(保管)し、著作権やプライバシーなどに留意して発信する力をもった「デジタル・アーキビスト」を育成します。  「デジタル・アーキビスト」は高度な情報通信社会が求める文化情報管理のプロフェッショナルです。  新しい文化活動を支える、企業や図書館(司書) 、博物館(学芸員) 等、特定の分野に縛られることなく活躍できる人材を育てます。 入学前課題の内容 大学での学習との関連 第1章 各時代の文化の概要の学習 「アーカイブ」における時代を記録するための基礎 コア・カリキュラムとそれを構成する科目 デジタルアーカイブメディア論 デジタルアーカイブ文化論 計画と資料の収集 コア・カリキュラムと指導目標・評価 (学習内容・行動目標) 育成る人物像 ・情報源としてのメディアの特性 ・メディアの利用  (収集・保存(保管)・発信) ・利用者からみたメディア  (メディア利用の開放、ハイブリッ  トメディアの活用) ・デジタルアーカイブによる文化の伝承  とは(文化の伝統と過去・現在・未来) ・長期保存と短期保存の対象となる文化 ・デジタルアーカイブの理解を深めるた  めの関連分野の事例 ・デジタルアーカイブの計画  (収集・調査の方法) ・資料の収集とデジタル化(現物、印刷メ ディア、デジタルメディア、通信メディア) ・保存構成(単体保存・集合保存・構成保存) 例 知識・理解 応用 デジタルアーカイブ文化論 デジタルアーカイブの対象となる多様な文化について具体的に理解する。 多様な文化のデジタルアーカイブの構成が分析評価できる。 学習到達目標 備考 特定の分野の文化について具体的に説明できる。 さらに、特定の分野の文化の構成が提案できる。 特定の文化についてフィールドワークを行う 21世紀にふさわしい 文化を創造する人材 デジタル・アーキビスト の養成 履修前後の学習内容評価の達成 状況調査(学生による自己評価) 育成る人物像 デジタル資料の選定評価 保存とメタデータ 例 保存とメタデータ (バーチャルミュージアムⅡ) 評価項目 達成度 1. メタデータの理解 1-1. メタデータについて    説明できる。 1-2. メタデータ記述項目    について説明できる。 2. メタデータ記述 2-1. 地域文化資料収  集データベースの項目に  従って資料登録ができる。 2-2. ダブリン・コアとの対  応表の作成ができる。 4-3-2-1 デジタルアーカイブの対象の選定評価の方法  ・文化的価値からの選定評価  ・知的財産権、プライバシー、倫理  ・慣習、利益、社会的背景等の評価  ・短期保存および長期保存のための選定評価 ・デジタルアーカイブとして情報を管理  するメタデータとシソーラス ・一時・短期・長期保存(Item Bank)  のメタデータシステムの制作と管理 めざすキャリア : デジタル・アーキビスト+博物館学芸員+図書館司書+α=21世紀にふさわしい文化を創造する人材