江戸時代に築かれた木製・石積用水路の築造技術にかかる考察 上伊那地方事務所 農地整備課 沖村 和雄
発見された用水路(理兵衛堤防) 飯島町 天 竜 川 中央自動車道 中川村 JR飯田線 天の中川橋 R153
天 竜 川 前 沢 川 今回出現した用水路 理 兵 衛 堤 防 天の中川橋
木製・石積用水路
上流は石積み水路 下流は木製水路
堤防築造時(1800年頃)の絵図より現況との位置関係を探る 現在の地形図 天竜川 江戸時代の絵図 前沢川
★巨石1個当たり ・高さ1.2m ・幅1.0m ・控え1.2m ★堤防の法勾配 1:0.5 理兵衛堤防(巨石積み)
理兵衛堤防(木製水路)
理兵衛堤防(木製水路)
木製水路の構造(Ⅰ)
木製水路の構造(Ⅰ) A-A断面
木製水路の構造(Ⅱ)
木製水路の構造(Ⅱ) B-B断面
木製水路の構造(Ⅲ)
木製水路の構造(Ⅲ) C-C断面 113
板材の接合方法(Ⅰ) 合い欠き接ぎ 側 板
板材の接合方法(Ⅱ) 側 板 底 板 溝
水路の建設手順(想定)
水路の建設手順(想定)1/8 ①
水路の建設手順(想定) 2/8 ① ②
水路の建設手順(想定)3/8 ① ② ③
水路の建設手順(想定)4/8 ① ④ ② ③
水路の建設手順(想定) 5/8 ⑤ ⑤ ① ④ ② ③
水路の建設手順(想定)6/8 ⑥ ⑥ ① ⑤ ⑤ ④ ② ③
水路の建設手順(想定) 7/8 ⑦ ⑥ ⑥ ① ⑤ ⑤ ④ ② ③
水路の建設手順(想定) 8/8 ⑦ ⑥ ⑥ ① ⑤ ⑤ ⑧ ④ ⑧ ② ③
完 成 ⑨
現在の理兵衛堤防(H20.7)
先人達の技術の継承・・・ 終わり