QCDの有効理論とハドロン物理 原田正康 (名古屋大学) at 東京大学 (2006年11月6日~8日)

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QCDの有効理論とハドロン物理 原田正康 (名古屋大学) at 東京大学 (2006年11月6日~8日)

1. Introduction

Q C D ? Low Energy hadron Phenomena

QCD ・・・ Strong Coupling Gauge Theory ☆ Difficulty ? QCD ・・・ Strong Coupling Gauge Theory α s Asymptotic freedom E

☆ QCD のパラメータの極限・対称性の情報 (ミクロな領域 ; 高エネルギー領域) 摂動的 QCD (漸近的自由性) ヘビークォーク対称性 カイラル対称性 ハドロンによる量子補正が小さくなる

☆ QCD → Effective Field Theories Chiral Symmetry α s Effective Field Theory based on chiral symmetry E

1979年 ・・・ 有効場の理論 1984年 ・・・ カイラル摂動論の確立 π・K中間子で記述された有効場の理論 Weinberg ハドロンの自由度で記述 相互作用を系統的に取り入れる方法 1984年 ・・・ カイラル摂動論の確立 Gasser, Leutwyler π・K中間子で記述された有効場の理論 ・・・ カイラル対称性に基づく (左巻きと右巻きクォークを独立に変換する対称性)

1984年 ・・・ カイラル摂動論 高次の量子補正 より高エネルギー領域へ π・K中間子で記述された有効場の理論 Gasser, Leutwyler π・K中間子で記述された有効場の理論 実験 +1次の量子補正 量子補正なし ππ散乱振幅 エネルギー 高次の量子補正 より高エネルギー領域へ

Outline 1. Introduction 2. Spontaneous Symmetry Breaking and Effective Field Theory 3. Chiral Perturbation Theory 4. Hidden Local Symmetry (HLS) 5. Heavy Meson Chiral Lagrangian ----------------------------------------------------- 6. Electroweak Chiral Lagrangian