平成28年度がんの教育総合支援事業 「がんについて学ぶ授業」

Slides:



Advertisements
Similar presentations
北海道立精神保健福祉センター 北海道地域自殺予防情報センター 2016 年 1 月 20 日(水) 北海道における 自殺の現状について 1.
Advertisements

Fukuyama City Hospital Sorafenib とは Sorafenib とは 2012 年 7 月 28 日 福山市民病院 内科 ○ 辰川 匡史 藪下 和久 下江 俊成 坂口 孝作.
佐賀大学医学部 泌尿器科 手術支援ロボット da Vinci のご紹介 ~前立腺癌の最新治療~. ダヴィンチとは? ダヴィンチとはアメリカで開発された手術を支援するロボットです。 日本では 2009 年より医療機器として認可を受け、 2012 年 4 月より、前立腺癌に対する手 術のみ、保険医療として認められています。
34-2 今 日 の ポ イ ン ト今 日 の ポ イ ン ト 現代社会とストレスと糖尿 病 1.1. ストレスによる 血糖コントロールへの影響 2.2. QOL障害によるストレ ス 3.3. 糖尿病とうつ 4.4. ひとことアドバイス 5.5.
統合失調症ABC 監修 : 昭和大学名誉教授 上島 国利 すまいるナビゲーター ブックレットシリーズ No.1
がん検診の基礎知識 がん予防推進員として活動するために がん対策 大分県福祉保健部健康対策課   池 邉 淑 子.
1. ご高齢の糖尿病患者さんと 若い人との違いはなに? 2. ご高齢の糖尿病患者さんの 治療上の注意点 3.
1. 動脈硬化とは? 2. 動脈硬化のさまざまな 危険因子 3. さまざまな危険因子の 源流は「内臓脂肪」 4. 動脈硬化を防ぐには
これからの緩和ケア — 諏訪中央病院の新しい緩和ケア —
今 日 の ポ イ ン ト 骨粗鬆症とは 1. 糖尿病と 骨粗鬆症・骨折の関係 2. 治療の目的は骨折を 防ぐこと 3
知っておきたいがんの話 大分県福祉保健部 健康対策課 藤内 修二.
あなたは健康ですか?? サプリメントの歴史 04w118高見勇志 サプリメントの種類・紹介・効果 04w085 栗田直也
生活習慣病の予防.
全身倦怠感 全身倦怠感はさまざまな病気にみられます 疲れやすい… だるい…
I gA腎症と診断された患者さんおよびご家族の皆様へ
ホスピス外来における STAS-Jを活用した看護の実際
がんの家族教室 第2回 がんとは何か? 症状,治療,経過を中心に
は じ め に 『連携パス』とは、地域のかかりつけ医と手術を行った施設の医師が、あなたの治療経過を共有できる「治療計画表」のことです。『連携パス』を活用し、かかりつけ医と大阪府立成人病センターの医師が協力して、あなたの治療を行います。  病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はかかりつけ医が行い、専門的な治療や定期的な検査は成人病センターが行いますので、ちょっとしたケガや日常の相談は、まずかかりつけ医にご相談ください。必要に応じて成人病センターを受診していただきます。また、緊急を要する場合で休日や夜間
第19課 人の寿命と病気 背景知識.
治療法は主に手術、薬物療法、放射線治療があります。
がんの家族教室  第3回 緩和ケアには何が出来るのか? 愛知県がんセンター中央病院 緩和ケアセンター 下山 理史(医師) 松崎 雅英(薬剤師)
Q5 がんはどうやって 見つければいいの?.
(木) 東京西徳洲会病院 緩和ケア認定看護師 黒田 裕子
A 「喫煙率が下がっても肺ガン死亡率が減っていないじゃないか」 B 「喫煙を減らしてもガン減るかどうか疑問だ」
1.職場における産業保健活動 (1) 産業保健は予防医学
がんの話 浜田保健所 中本 稔.
1. 糖尿病による腎臓の病気 =糖尿病腎症 2. 腎症が進むと、生命維持のために 透析療法が必要になります 3. 糖尿病腎症の予防法・治療法
糖尿病 診断・治療の流れ 診断と治療の流れ 問診・身体診察 検査 診断 治療
動画で見る 全国がん登録 2016年1月から始まる「全国がん登録」について、ご紹介します。.
エイズとその予防.
1. 痛風・高尿酸血症とは 2. 糖尿病・糖尿病予備群と 痛風・高尿酸血症の関係 3. 高尿酸血症の治療は 3ステップで 4.
汎用性の高い行動変容プログラム 特定健診の場を利用した糖尿病対策(非肥満を含む)
経和会サロン 第3回 セミナーのご案内 ~がんの早期発見とがん治療最前線~
2007年10月14日 精神腫瘍学都道府県指導者研修会 家族ケア・遺族ケア 埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 大西秀樹.
1. 糖尿病の患者さんは、脳梗塞や 心筋梗塞に注意が必要です 2. 脳梗塞と心筋梗塞の原因は どちらも動脈硬化です 3.
みんなで考えようがんのこと ~学校におけるがん教育をとおして~ がんに関する教育普及啓発推進地域研修会 H29年8月29日(火)
肥満の人の割合が増えています 肥満者(BMI≧25)の割合 20~60歳代男性 40~60歳代女性 (%)
がんについて学ぼう ○○病院 ○○○○.
化学療法学 悪性腫瘍の病態と治療.
今 日 の ポ イ ン ト 1. 子どもの糖尿病と大人の糖尿病の 違いを知りましょう 2. 1型糖尿病では、毎日のインスリン
がん検診受診率向上のための 情報提供の工夫
第19課 人の寿命と病気 背景知識.
2015年症例報告 地域がん診療連携拠点病院 水戸医療センター
4.生活習慣病と日常の生活行動 PET/CT検査の画像 素材集-生活習慣病 「がん治療の総合情報センターAMIY」 PET/CT検査の画像
「“人生の最終段階における医療” の決定プロセスに関するガイドライン」
胃がん術後地域連携パスについて 通院の基本 * 基幹病院で手術治療をされた患者さんに対して、お近くの
健康のとらえ方.
トータス往診クリニック 国立がん研究センター東病院 血液腫瘍科 大橋 晃太
2016/10/29 がんという病気を知っていますか? 岡山医療センター 消化器外科(大腸) 國末浩範(くにすえ ひろのり)
【「患者のための薬局ビジョン」における薬剤師・薬局の機能概要】
疫学概論 疾病の自然史と予後の測定 Lesson 6. 疾病の自然史と 予後の測定 S.Harano,MD,PhD,MPH.
1.
三大生活習慣病の死亡率の推移 宮崎県では昭和57(1982)年以降、がんが死亡原因の第1位となっています。
2015年症例報告 地域がん診療連携拠点病院 水戸医療センター
衛生委員会用 がんの健康講話用スライド.
衛生委員会用 がん対策討議用スライド.
がんの予防.
背景:在宅医療の現状と意義 入院・外来に次ぐ『第三の診療体系』として 入院 外来 在宅 意義 ・多様化する病態や『生き方』への対応
我が国の自殺死亡の推移 率を実数で見ると: 出典:警察庁「自殺の概要」
下肢静脈瘤という病気 血管外科 外来 下肢静脈瘤 専門外来 済生会山口総合病院 下肢静脈瘤の重症度 治療法の比較 月曜・水曜 午前中
先進予防医学共同専攻臨床疫学 臨床疫学とは 現在の取り組みと成果 研究材料・手法 未来のあるべき医療を見つめて改革の手法を研究します。 特徴
1. 糖尿病による腎臓の病気 =糖尿病腎症 2. 腎症が進むと、生命維持のために 透析療法が必要になります 3. 糖尿病腎症の予防法・治療法
緩和ケアチームの立ち上げ (精神科医として)
1. 糖尿病による網膜の病気 =糖尿病網膜症 2. 自覚症状が現れないまま 進行します 3. 糖尿病網膜症の 予防法・治療法 4.
1. ご高齢の糖尿病患者さんと 若い人との違いはなに? 2. ご高齢の糖尿病患者さんの 治療上の注意点 3. ご高齢の糖尿病患者さんの
風しんの予防接種を御検討ください! 妊娠中、妊娠を希望・予定されている女性の方のためにも… 風しん(三日はしか)ってどんな病気?
疫学概論 §C. スクリーニングのバイアスと 要件
衛生委員会用 がんの健康講話用スライド.
健康再生療養型リゾート計画.
私のカルテ 発熱性好中球減少に対する予防的G-CSF製剤使用のための地域連携パス(通称:G連携)
Presentation transcript:

平成28年度がんの教育総合支援事業 「がんについて学ぶ授業」 平成28年度がんの教育総合支援事業 「がんについて学ぶ授業」 大阪府立山本高等学校 平成28年11月11日

がんってどんな病気? 体の中で異常な細胞が 増えてしまう病気 がん は、 なんや! そうか 健康な人の体でも毎日、多数の がん細胞が発生している! がん は、 体の中で異常な細胞が なんや! そうか 増えてしまう病気 がん細胞のほとんどは、 自然に死滅。 免疫細胞に攻撃される。 でも、がんにならいのは・・・ ・人の体は60兆個もの細胞からできている。 ・毎日数千個の細胞が死に、代わりに新しい細胞がコピーされて生まれていく。 ・遺伝子の傷などでできるがん細胞は 1日5000個も。 ・免疫が加齢などにより低下すると、がん細胞を死滅させることが難しくなる。 免疫力が弱っていると・・・  国立がん研究センターがん情報サービス より引用

日本人 死因 の がん 心疾患 厚生労働省 平成27年人口動態統計より ・がんは1981年から、日本人の死因1位である。 ・日本人の死因の三割はがんである。                       厚生労働省 平成27年人口動態統計より

生涯で100人のうち何人が がんにかかるでしょうか? 1.  約30人 2.  約50人 3.  約70人 がん そうか は、 2人に1人がかかる 身近な病気 なんや! ・がんは国民の二人に一人がかかる身近な病気であることがわかる。 正解) 2. 約50人  国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」より 2012年データに基づく累積り患のリスク

がんの主な要因 生活習慣に関係する ものが多い がんの要因 は、 んや! そうか ・がんの原因の多くが生活習慣に関係することがわかる。 ・小児がんは生活習慣が原因となるものではない。 国立がん研究センター 科学的根拠に基づくがん予防(平成28年7月時点の 最新のエビデンスに基づいて作成の冊子)から引用

我が国における主ながんの り患数 死亡数 いっぱいあるんや 予防は? 治療は? 専門のお医者さんに きいてみよ! がんの種類 は、 で… そうか 予防は? 治療は? そや! 専門のお医者さんに きいてみよ! 1位 2位 3位 4位 5位 男性 胃 大腸 肺 前立腺 肝臓 女性 乳房 子宮 死亡数 1位 2位 3位 4位 5位 男性 肺 胃 大腸 肝臓 すい臓 女性 乳房 2012年 地域がん登録全国推計によるがんり患データ  2014年 人口動態統計によるがん死亡データ

がんの予防 健全な生活習慣 ・禁煙・節酒 ・バランスの良い食事 ・適度な運動 検診 フォローアップ 健全な生活習慣の維持

●各種がん検診の成績 2014年度 2014年度の受診者総計は1159万2385人 0.12 部位 受診者数 発見 がん数 がん 発見率(%) 胃 2,368,310 3,073 0.13 子宮頸 1,316,047 172 0.01 子宮体 26,896 36 乳房 1,241,998 2,989 0.24 肺 3,365,155 1,599 0.05 大腸 2,490,927 3,884 0.16 甲状腺 28,474 5 0.02 前立腺 423,851 1,763 0.42 肝胆膵腎 330,727 167 総計 11,592,385 13,688 0.12 2014年度の受診者総計は1159万2385人

愛知県がんセンター 研究所 進行 進行 早期 早期 がん検診でがんが見つかった人は、早期で見つかっている方の 割合が、がん検診以外でがんが見つかった人よりも高い。 早期で見つけるには、がん検診を受けるのが効率的。

愛知県がんセンター 研究所 ある部位に対するがん検診を受けることで、受けないよりも何%、その部位のがんで死ぬ確率が下がるかを示しています。

がんの治療法 三つの柱 四つ目の柱 * 手術療法 * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療) * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) がんの治療法  三つの柱 *  手術療法         * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) (* がん免疫療法  今話題のオプジーボ等) 四つ目の柱  * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療)

がんの治療法 三つの柱 →四つの柱 * 手術療法 * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療) * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) がんの治療法  三つの柱 *  手術療法         * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) (* がん免疫療法  今話題のオプジーボ等) →四つの柱  * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療)

手術療法 (周囲の組織、リンパ節を含めて広範囲に切除する) 内視鏡手術 ロボット手術 ●拡大手術 ・・・癌の手術の主流である(であった)  ●拡大手術    (周囲の組織、リンパ節を含めて広範囲に切除する)      ・・・癌の手術の主流である(であった)        → 早期の癌は、そこまで大きく取らなくても           治ることが分かってきた  ◎縮小手術 [低侵襲手術、 臓器(機能)温存手術)]     ・・・ 傷を小さくして、術後の回復を早めたり、痛みを少なくする。       できるだけ臓器を残して、その機能を温存する         腹(胸)腔鏡手術           内視鏡手術        ロボット手術

腹腔鏡手術 腹腔鏡手術   (直後) 腹腔鏡手術 (半年後) 開腹手術

内視鏡手術 (内視鏡的粘膜切除術) (内視鏡的粘膜下層剥離術)

ロボット手術  (ダビンチ)

がんの治療法 三つの柱 →四つの柱 * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療) * 手術療法 * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) がんの治療法  三つの柱 *  手術療法         * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) (* がん免疫療法  今話題のオプジーボ等) →四つの柱  * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療)

放射線療法 以前は「がん治療=手術療法」 ➡近年では、放射線療法の進歩により、がんによっては、   以前は「がん治療=手術療法」    ➡近年では、放射線療法の進歩により、がんによっては、      早期であれば、手術とほぼ同等な効果が得られている。   リニアック - X線, 電子線:最も多く用いられる放射線治療機器 *高精度放射線治療:物理的に放射線を腫瘍に集中させる 強度変調放射線治療 intensity-modulated radiotherapy ; IMRT  コンピューターにより、腫瘍に近接する正常構造の線量のみを下げて  放射線を投与する方法

がんの治療法 三つの柱 →四つの柱 * 手術療法 * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療) * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) がんの治療法  三つの柱 *  手術療法         * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) (* がん免疫療法  今話題のオプジーボ等) →四つの柱  * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療)

化学療法(抗癌剤治療) ●抗がん剤には、癌細胞の増殖を抑えたり、再発や転移を 防ぐ効果がある。  ●抗がん剤には、癌細胞の増殖を抑えたり、再発や転移を 防ぐ効果がある。   ●手術治療や放射線治療が、癌に対する直接的・局所的 な治療であるのに対し、化学療法では、より広い範囲に 治療の効果が及ぶことが期待できる。   ●抗がん剤単独で治療を行うこともあれば、手術治療や 放射線治療などの他の治療とを組み合わせて行うこと もある。   ●最近では、新しい抗がん剤や副作用を抑える薬と長期 間の投与に適した医療機器を組み合わせることにより、 仕事を続けながら外来で治療を行う人が増えている。        ➡外来(通院)化学療法

大きな問題➡副作用 ●がん細胞は細胞分裂が活発なため、正常細胞に比し、抗がん剤 の作用を受けやすい。 ●正常細胞でも、骨髄の造血細胞や口腔粘膜、消化管粘膜、 根細胞などは頻繁に細胞分裂をしているため、抗がん剤の作用を 受けやすい。 ●造血細胞が傷ついて充分に分裂・増殖できなくなると、赤血球や 白血球、血小板などが作られなくなり、貧血や深刻な感染症、出血 などを引き起こす。 ●毛根細胞➡脱毛 口腔粘膜➡口内炎、消化管粘膜➡吐き気や下痢  ●特に起こりやすい副作用は吐き気、脱毛、白血球の減少など。 ●副作用の起こりやすさは抗がん剤の種類によって違い、個人差がある。

がんの治療法 三つの柱 →四つの柱 * 手術療法 * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療) * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) がんの治療法  三つの柱 *  手術療法         * 放射線療法 * 化学療法(抗がん剤) (* がん免疫療法  今話題のオプジーボ等) →四つの柱  * 緩和ケア (苦痛を和らげる治療)

緩和ケア 「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。 がん患者さんは、 緩和ケア  がん患者さんは、    ●がん自体の症状のほかに、治療の副作用として の症状    ●痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、    ●落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛                          を経験します。 「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。

高度で良質な緩和ケアを提供するためには チーム医療の遂行が不可欠 他職種によるチーム医療および委員会で、当院の医療の質の向上に尽力している

がん患者のケアと生活の質(QOL)  最近、医療とくにがん治療に関して、クオリティ・オブ・ライフ(Quality Of Life、略してQOL)という考え方が提唱されています  QOLは「生活の質」「生命の質」などと訳され、患者さんの身体的な苦痛を取り除くだけでなく、精神的、社会的活動を含めた総合的な活力、生きがい、満足度を高めようという意味があります。 がん患者のQOLが低下する原因 肉体面・・・痛み、拘束、身体的消耗 精神面・・・不安、絶望感、恐怖、自尊心の低下 社会面・・・休職や失業など経済的な問題、人間関係の変化、 これらの原因に対して、医療従事者はもちろん、社会や家族や友人が一緒になってサポートする必要がある

最後に 今や、二人に一人ががんになり、.三人に一人ががんで 亡くなる時代 ⇒がんに向き合いがんと共に生きる社会  今や、二人に一人ががんになり、.三人に一人ががんで 亡くなる時代  ⇒がんに向き合いがんと共に生きる社会  ●がんに対する正しい知識を身に付け、がん患者やその 家族の気持ちや立場を理解し、思いやりの心で接しよう。   ●がん患者が、生き生きと日常生活を続けられ、治療を受け ながらも、仕事をしていける社会をみんなで作っていこう。  喫煙、酒の飲み過ぎ、運動不足、肥満、野菜や果物 不足、塩分の取りすぎなどの生活習慣が将来がんになる 可能性を高めます。日ごろから、健康的な生活習慣を心 がけ、がんの予防に努めよう。