BASUMO大作戦 D班:斎藤、下村、御簾納、山崎
1.記事の要約 シンポジウム「外来魚と日本の文化」 東京・池袋 立教大学にて ・ブラックバスなどの外来種の駆除に取り組む研究者やジャーナリストらによるシンポジウム ・被害の実態、我が国の釣り文化を守るためにはどのような対策を進めていくべきかを考察
2.ブラックバス問題 1)ブラックバスによる被害 近年では全国の河川や湖沼に生息し、在来種を大量に捕食 →これまでの安定した生態系の乱れ →主要水産魚種や希少な小型魚類の激減 →漁業に打撃
被害の具体例 ブラックバスによって激減した種 メダカ ウシモツゴ 絶滅危惧種と認定 ワカサギ ブナ 漁業に大打撃
2.ブラックバス問題 2)現地の対策 <現状> キャッチ・アンド・リリース =釣った魚を殺さずに戻す 密放流の温床に!! ⇒ブラックバスの増加を助長!! ノーリリース 釣ったブラックバスの回収
2.ブラックバス問題 3)政府の対策 外来生物法に基づき、特定外来生物の指定や飼育規制、防除モデル事業や外来生物に関する情報の普及を進めている。 *外来生物法 国民生活の安定向上のために外来生物の輸入や飼育を規制し防除の措置をとることを明記した法律
3.問題提起 ブラックバス駆除の必要性 しかし、駆除は難しい上にすぐ繁殖してしまうので、あまり進んでいない もっと効率的に駆除できるシステムはないか?
4.私たちの提案 漁協 釣り人 地方自治体 処理業者 琵琶湖をモデルとして考える <既存のシステム> 150円 / kgで 引取、処理 ⇒肥料化 回収ボックス
4.私たちの提案 <新システム> ブラックバスの捕獲を競争化する。 →捕獲量に応じてポイントを与え、そのポイントに応じて賞金を授与! 賞金の財源は? →エントリーした人にはリストバンド(製造費:250円/個)を500円で買ってもらい、差額を財源とする。
4.私たちの提案 リストバンド +エントリー権 釣り人 地方自治体 500円
4.私たちの提案 1ポイント / 匹 釣り人 地方自治体 回収所 ブラックバス
4.私たちの提案 <メリット・デメリット> メリット デメリット 釣り人 地域 (自治体・住民) 社会全体 ・エンターテイメント性 ・倫理的満足 地域 (自治体・住民) ・ブラックバス回収率向上 →費用の軽減 →生態系保全の向上 ・オペレーションの増加 社会全体 ・ブラックバス拡散防止 ・釣り関連市場の収縮
5.まとめ 地方自治体の財政を圧迫せずにブラックバス駆除に成功 持続可能であるためには、誰にも負荷がかからない方法が必要 地道な解決策の効率を上げるのがベスト
6.参考文献 環境白書 http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/ 国立環境研究所データベース http://www.nies.go.jp/index-j.html 生物多様性研究会 http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/bio-home.html 琵琶湖を守る会 http://homepage2.nifty.com/mugituku/index.html 全国ブラックバス防除市民ネットワークhttp://homepage2.nifty.com/mugituku/index.html ブラックバス問題について http://www.ne.jp/asahi/iwana-club/smoc/bass-sub02.html