株式会社マテックス・東芝テック株式会社 合同チーム 本資料は東芝テック株式会社の秘密情報に該当します。 本資料の無断開示、無断複製を禁じます。 株式会社ワールド御中 アパレルRFID活用について 株式会社マテックス・東芝テック株式会社 合同チーム 2014年 6月2日
アパレルサプライチェーンにおけるRFID活用 概要図
アパレルサプライチェーンRFID導入により期待される効果 ◆サプライチェーン全体 ①複数企業間で商品情報の共有化を図ることによる、製造から販売までのサプライチェーン全体で 入出荷・検品業務の効率化、リードタイム短縮、リアルタイムな情報共有による物流プロセス管理の 精度向上 ②縫製工場でのソースタギングや海外物流拠点での販売店舗毎のアソートを行うことによる 物流・流通の効率化 ■縫製工場 ①電子タグによる個品管理による生産数量把握・出荷検品業務の効率化 ■海外物流センター ①入出荷等業務の効率化 ②店舗別アソート作業後の出荷データ作成事務処理の効率化 ■国内物流センター 【輸送業者倉庫】 ①クロスドックにおける入出荷業務等の効率化 【物流拠点】 ①入出荷業務の効率化 ③在庫の可視化 ②追加納品のアソート業務の効率化 ■店舗 ①入荷業務の効率化 ③棚卸時間の短縮 ②会計処理のスピードアップ ④返品、店間移動時のデータ作成、登録の簡易化
アパレルRFIDソリューションビジネス範囲
サプライチェーン (物流センターでの活用)
店舗 (1.入荷)
店舗 (2.会計)
店舗 (3.棚卸) 業務効率化 及び 棚卸精度の向上 店舗(原宿) 倉庫(青山本部) 棚卸読取画面 棚卸ユニット 商品梱包写真 店舗 (3.棚卸) 業務効率化 及び 棚卸精度の向上 閉店後2人で4日間の作業が、 1人で1日に短縮! 店舗(原宿) 18,000点/3時間 倉庫(青山本部) 7,800点/2時間 棚卸読取画面 棚卸ユニット 商品梱包写真
RFIDを利用した生産工程管理 ・・・ RFIDは、サプライチェーンでの活用の他に、生産工程においても活用が始まっています ◆事例概要 生産計画に基づき、作業指示書(RFID付き)を発行する。その作業指示書にて、製造ラインの各工程で、製造着手・終了のデータの収集、及び工程でのデータの書き込みを行い、トレースと工程進捗管理を行う ◆システム構成◆ ・RFIDプリンタで作業指示書を発行 ・各工程のRFIDリーダ/アンテナに作業指示書をかざすとRFID自動読取り ・各工程で入力された実績データを基に、大型モニターに進捗情報を表示 作業進捗管理DB 作業指示書 発行 初工程 工程2 ・・・ 工程N RFIDリライト プリンタ 作業実績入力自動実績収集 タッチターミナル RFIDリーダライタ &アンテナ
日本初!UHF帯RFIDシステムを繊維・アパレル業界へ導入 平成20年度アパレル実証実験による下記メリットを確認できたため導入を決定! 目的 RFIDによる店頭オペレーション上の課題解決 *試算は CLEAR IMPRESSION にて実施 ①物流センタと連動して、1梱1伝を実現することで大幅な入荷業務の効率化 *点数にも依存するが、2時間前後かかっていた業務が、5分以内で完了 *週3回68店舗52週で、毎回上記時間が削減された場合、約3,200万円の効率化効果(時給1500円と仮定) ②棚卸の大幅業務効率化、棚卸の精度向上 *棚卸時間が大幅に効率化され、差異詰め時間が増大したことによる精度向上、月々の簿価金額の大幅削減 *精度向上に対する店員の士気向上 【期待効果(業務効率)】 (20H-2H)×時給×店舗数 = 2,200万円 *時給1500円、68店舗と仮定 【期待効果(精度)】 ・11月度 理論在庫との差異率 0.9% ・12月度 0.6% ・ 1月度 0.05% 【参考】 ロス率 8月度:2.0%、9月度:1.2% ③入荷検品が短時間でおわることによる早期品出しの実現、機会損失の削減 *入荷検品時間が短縮されたことで、すぐに品出し可能、さらに梱包単位で明細があるため、 すぐに商品を探すことが可能になり、機会損失の削減につながった ④会計業務の効率化による顧客満足度の向上(定性的効果) *複数お買上げの場合、ひとまず指定の位置にタグを置いておくと自動でPOS登録できるので、 その間両手が空き、パッケージングや他の作業等ができるようなった *お客様と会話する時間が増えた 2012年6月現在 11店舗導入 ⑤取得データを効果的に活用することで、戦略的な計画・運営が可能(定性的効果) ⑥業務負荷軽減による店員の士気及び従業員満足度の向上(定性的効果)
RFIDシステムの活用範囲 アパレル企業 住金物産様 「I.T.’S.インターナショナル におけるRFIDの活用」資料より抜粋