AVFサイクロトロン高度化 デフレクター:新規交換作業(2003年春期停止時に実施)、 Dee:放電防止作業(2003年夏期停止時に実施) 2003年12月8日CNSPAC AVFサイクロトロン高度化 デフレクター:新規交換作業(2003年春期停止時に実施)、 目標:取り出し効率の改善 特徴:入口・出口が独立に制御可能な電極位置 仕様:ギャップ 5mm (電圧=50 kV) Dee:放電防止作業(2003年夏期停止時に実施) 目標:加速電圧の改善 (注:Dee電圧仕様:16.3MHz 50kVmax、定常時 30 kV) 内容:内外筒碍子絶縁強化 54kVまで印加 フラットトップ:11月中は2回使用(α-26MeV 川畑組他) 主電磁石、トリムコイル:エネルギー増強案( K70→K78 )に基づき電源改造案を作成 目標→ 15N5+ 9. 0MeV/u RF系目標: h=2, Frf=18.447MHz Vdee=56kV 電磁石系目標: Main Coil PS 改造 1000A → 1200A, 但し 取り出し半径 =0.714m Br=1298.78 kG・cm (実績値:B=17.4 kG /1100A) Trim Coil-C7 PS改造 250A → 370A
加速電圧改善作業 課題 加速空洞給電部 対策前 放電対策 2003年12月8日CNSPAC 加速電圧改善作業 課題 加速空洞給電部 対策前 放電対策 加速空洞給電部の碍子(白色)が内導体(銅色)の付け根に喰い込んでいる。ここへ絶縁物を充填すると電界の集中点が元の付け根より外になる。この結果放電が起こりにくくなる。 対策後
HiECR‐ISを用いた高温超伝導SQUIDビーム電流計の動作試験と高感度化のための開発研究を行っている 2003年12月8日CNSPAC ビームモニター開発 HiECR‐ISを用いた高温超伝導SQUIDビーム電流計の動作試験と高感度化のための開発研究を行っている 高感度化 電流検出部(高温超電導体)のコイル化を目標にしたAr2+照射実験(イオンエッチング)を行なった。上図は電流検出部Bi2223の表面加工溝(幅100μm深さ5μm)。 (照射条件10KV,20emA/cm2,10h) ビーム電流計の動作試験
2003年12月8日CNSPAC
高エネルギー化を目指した 加速ハーモニクスh=1へのアップグレード 2003年12月8日CNSPAC 40 MeV Proton fRF = 18.9 (MHz), B = 1.29 (T) h=1 課題 磁場 (T) ・h=1の軌道に適合した中心領域電極の設計 インフレクター(h=1専用が必要) ディー先端電極とRFシールド (できればh=2と共通の電極構造) ・インフレクター電極交換作業の迅速化 引き抜き装置を自動化? ・h=3にも同時に対応させる? 15 60 核子当たりのエネルギー (MeV/u) インフレクター電極 ディー先端電極 7Li3+の加速 h=2でOK Emax=13 (MeV/u) RFシールド