大阪市における支援対策について 平成23年7月28日 公明党大阪市会議員団
これまでの経過について 3月11日 大阪市災害対策本部設置 ・本市罹災状況の把握 ・被災地支援実行の確認 ・国の要請並びに20大都市相互応援 3月11日 大阪市災害対策本部設置 ・本市罹災状況の把握 ・被災地支援実行の確認 ・国の要請並びに20大都市相互応援 協定等に基づく支援実行 3月17日 関西4都市緊急市長会議 →「対口支援」体制の提案 3月19日 福島第一原発に緊急消防援助隊派遣 3月20日 釜石市長から応援要請 3月24日 釜石市に現地対策本部設置 →「対口支援」の実践 4月 1日 大阪市総合対策本部設置
中国四川大地震における対口支援 平成20年5月、中国四川省で起きた地震は大きな被害をもたらした。 【四川大地震におけるペアリング】 平成20年5月、中国四川省で起きた地震は大きな被害をもたらした。 中国政府は広範な被災地に対して各地の対応支援に取り組んだ。 「一省対一重災害県」の支援原則に基づき、支援側の経済能力と受援側の実情にあわせ、合理的に配置して対応支援の仕組みをつくった。 なるべく災害初期の段階に形成された対応支援関係を継続した。 対応支援は長期で復旧と復興事業を基本的に完成させる目標に達した。 山東省 北川県 広東省 汶川県 浙江省 青川県 江蘇省 綿竹市 北京市 什邡市 上海市 都江堰市 河北省 平武県 遼寧省 安県 河南省 江油市
大都市である大阪市ならではの支援 【物資搬送等】 ・市バスにより、食料・毛布等を搬送 (消防隊員等も搬送) (消防隊員等も搬送) ・「ほんまや」(水道局の水)の工場からの大量搬送 ・市民からの救援物資を大量に受付 【人的支援】 ・多種多様な支援を実施 ・高度な技術力による支援を実施 (水道、DMAT、こころのケア等) ・多数の職員を派遣して支援実施 (消防、廃棄物処理等)
対口支援のメリット 支援都市の総合力を発揮可能 一都市で支援を行うため、命令系統がシンプルで、より迅速な対応が可能 派遣職員間で情報共有が容易
目指すべき支援方法 人・地域・自治体の「絆」の力 大都市の支援能力と総合力 対口支援の制度化
制度化に向けて国等への要望内容 ペアリングの登録 支援自治体側のグループ化 指定都市の位置づけの明確化、総合力の活用 ・震災発生直後の消防隊等の派遣を活用した現地把握 ・現地市町村長と協議し、支援決定 ・ペアリングを国等に登録 支援自治体側のグループ化 ・支援の長期化による負担増に対応するため、 支援自治体のグループ化 指定都市の位置づけの明確化、総合力の活用 ・高規格消防や保健所を有した自治体の有効性 ・水道、下水、道路、まちづくりなどの高度技術 ・避難所運営、心のケア、り災証明発行などの事務ノウハウ
釜石東中学校3年生を修学旅行として 大阪市に招待 日 程 10月4日~7日(3泊4日) 行 程 大阪城などの観光地等(調整中) 招待者数 81名(生徒73名、教職員8名) そ の 他 大阪市立中学校の交流会を実施予定