授業事例 2.リサイクル (4)水を使って分別 狙 い:リサイクル技術を疑似体験させることにより、分別排出への参加動機付けをする。 授業事例 2.リサイクル (4)水を使って分別 狙 い:リサイクル技術を疑似体験させることにより、分別排出への参加動機付けをする。 内 容:さまざまなものがリサイクルされていることを学び、身近なプラスチック製品である ペットボトルや食品トレイのリサイクル方法を学ぶ。二時間目では、実際にリサイクルの仕組み を実験で体験することにより、リサイクルの重要性理解と参加意識の醸成を目指す 必 要 時 限:2時限 科 目:総合学習、理科 学 年:小学校 高学年 一時限目 45分 時間 テーマ・使用ワークシート等 展開 2分 講師紹介 ●担任より講師紹介と授業趣旨を簡単に説明 18分 リサイクルのための分別 使用ワークシート プラスチックリサイクル 導入編 (3)自分のまちのルールを調べてみよう ●ワークシートを全員に渡し、書き込ませる ●プロジェクタでワークシートを投影し、1つずつどのように 分別しているかを確認していく 20分 分別されなかったごみの行方 使用資料 ①プラスチック図書館 容器包装リサイクル法 ②日本容器包装リサイクル協会HP プラスチックの容器包装が生まれ変わる まで ③画像 比重によるプラスチックの分別 ●プラスチック図書館の画像を見せながら、容器包装材の リサイクルの仕組みを学ぶ ●続いて日本容器包装リサイクル協会HPの「プラスチックの容器包装が生まれ変わるまで」ほかの図や写真を見せながら、リサイクル工程を解説 ●説明にそって、再生ペレットや再生製品を見せる ●比重の原理を用いたプラスチックの選別工程写真を 見せ、その原理を説明するとともに、本当に選別できるか どうかを次の時間に実験することを告げる 5分 実験のやり方 実験マニュアル 実験用具や実験のやり方、注意点などの説明
(4)水を使って分別 プラスチック製 容器包装材の分別実験 まとめ 二時限目 45分 時間 テーマ・使用ワークシート等 展開 25分 さまざまな容器包装材を水で分別 ●児童をグループ分けし、それぞれのグループに中型 ビーカー(200CC)を一つ渡す ●水道水をペットボトルに入れ、各グループに渡し、 ビーカーに3分の2程度水を入れさせる ●下記の容器包装材を5㎜角程度に切り混ぜ合わせた ものを各グループに渡す ☆PET樹脂 たまご容器 ☆PS ヨーグルト容器など ☆PP プリン容器など ☆PE シャンプー容器など ☆PE+M 飲料パックなど ●上記をビーカーに入れよく攪拌する ●静置分離後、浮いたものと沈んだものを別々に取り 出し、クッキングタオル等の上に乗せ水を切る ●さらに、それぞれを形状別に分類し、分類した小片 ごとに元の容器包装材がどれかを特定する 20分 まとめ ●上記で分類したものを下記の用紙(模造紙 レイアウト済み 現物プラス写真を用意)に貼り付け、プラスチック製容器包装 材のリサイクルフロー図を完成させる ●リサイクルフロー図を代表者に発表させる ●リサイクルフロー図を元に、講師が簡単な解説を行う <実験のまとめ イメージ> PPポリプロピレン プラスチック製 容器包装材の分別実験 まとめ マテリアルリサイクル 浮いたもの さまざまな容器包装材 PEポリエチレン 細かく切って 水の中へ PEポリエチレンとM(金属) サーマルリサイクル PSポリスチレン PETペット樹脂