アウトカムによる ケアマネジメントの評価 在宅ケア看護学 奥富 幸至
問題の焦点 ケアマネジメントの質が低い(といわれている) ケアマネジメントの質を客観的に評価できない
文献検索(日本) 医中誌WEB ver.2 対象年:1998~2003 キーワード:「評価」、「アウトカム」、 「ケースマネジメント/ケアマネジメント」 →8件が検索されたが、2件は入手不可能、1件は他分野の内容のため除外し、5件を対象とした。
文献検索(海外) MEDLINE 対象年:1996~2003 シソーラス:「Home Care Services」、「Outcome Assessment (Health Care)」、 「Home Care Agencies」 → 8件が検索されたが、対象者・地域が最も多く、介入群・比較群を持つ1件を対象とした。
問題点に対する研究のまとめ(1) 利用者による評価をアウトカムとする研究がほとんどであり、アウトカムを客観的・定量的に評価する尺度は1つのみであった。 この尺度についても、信頼性・妥当性の検討は不十分であった。 そこで・・・
問題点に対する研究のまとめ(2) アウトカムを客観的・定量的に評価する尺度の検証および開発 評価のための標準値および交絡因子の算出 評価をもとにしたケアマネジメントの質改善方法の検討 費用対効果の調査 などが必要であると考えられる。
看護職としてのアクションプラン 臨床 モニタリング ケアの質保証
看護職としてのアクションプラン 研究 アウトカム評価指標の開発 標準値の算出 ケアマネジメントの質改善方法の検討 費用対効果の調査
看護職としてのアクションプラン マネージメント アセスメント指標の導入や運用、調整 調査の時間がとれるような労務管理
看護職としてのアクションプラン 教育 評価、質向上方法についての教育 適切な相談・助言
看護職としてのアクションプラン 患者の擁護者 利用者の意向を尊重 不満・苦情などへの対処