AI3 CバンドUDLキャリア諸元検討 14.4MHz(40単位) 2000/11/15 北之園 オフセット周波数 (MHz) 14.4MHz(40単位) -18 -16 -14 -12 -10 -8 -6 -4 -2 +2 -13.75 -12.25 -10.75 -9.25 -7.75 -6.25 -4.75 +1.20 -13.00 -11.50 -10.00 -8.50 -7.00 -5.50 -4.00 UDL from SFC p2p (Reserved) p2p (Reserved) JP-LK p2p JP-VN p2p JP-PH p2p JP-ML p2p JP-SG p2p 全帯域 Fc UAT CW 1ペア残し 2ペア残し 3ペア残し 394KG7W (512kbps) 4ペア残し 5ペア残し 6ペア残し 7ペア残し 0.65 MHz 1.5MHz 1M19G7W (1536kbps) 上段:オフセット周波数 下段:トラポン下端からの帯域幅 -14.4 (3.6) -12.9 (5.1) -11.4 (6.6) -9. 9 (8.1) -8.4 (9.6) -6.9 (11.1) -5.4 (12.6) -3.6 (14.4) 0.65MHz=1.2MHz(キャリア帯幅)÷2+0.05MHz(スペーシング) : UAT CW slot トラポンのエッジ及びUDLキャリアのスペーシングにそれぞれ100kHz空き帯域を確保する。 したがって( )内の帯域より、200kHz減じた帯域をキャリアの割当帯域幅とする。 : Planed carriers : Existing carriers
電波型式(案) 2000/11/15 北之園 <考え方のステップ> ①UDLキャリアの割当帯域幅を決定する。 ・ガードバンドは免許の観点から空き帯域を 100kHzを確保 ・p2pキャリアとの空き帯域はUDLキャリアの方が 電力が高いため150kHzを確保 ②キャリアの電波型式を決定する。 ・上記割当帯域幅と同じ帯域 ③数式により、m値を算出(現有型式算出と同じ) ・ 周波数ステップは125kHz ・トラポンエッジは100kHzの空き帯域を確保 ④フィルタ係数を-35dBcの1.34とする。 ・JSATの標準は1.4だが、そもそもC/Nの取れない Cバンドでは1.4を敢えて見込む必要はない ⑤割当帯域幅とフィルタ係数よりシンボルレートを決定する。 ・受信機のシンボルレートの設定ステップを1kspsと仮定 ・丸めは少数第4位切り捨て処理 ⑥上記丸めたシンボルレートになる情報速度を決定する。 ・変調器の情報速度の設定ステップを1bpsと仮定 ・変調諸元はDVBのもの全てを網羅 ・丸めは少数第7位切り捨て処理 ⑦申請電力を決定する。 ・現有型式の最大電力密度以下となるような申請 電力とし、解りやすい値とする。 ・丸めは少数第2位切り上げ処理
回線設計例 <前提条件> ・衛星 :JCSAT-3 Cバンド C-7トラポン・・・現状 2000/11/15 北之園 回線設計例 <前提条件> ・衛星 :JCSAT-3 Cバンド C-7トラポン・・・現状 ・UDLキャリア受信地点 :EIRPコンタで36dBW以内…アジア全域 ・受信アンテナ径 :3.1mφ(ビーム半値幅約1.7゜) ・・・これ以下のアンテナ径は今後の隣接衛星による干渉を想定し×とする ・受信アンテナ利得 :40dBi(η=57.3%)・・・メッシュアンテナを想定 ・システム雑音温度 :100K ・受信アンテナG/T :20dB/K ・UDLキャリア変調諸元 :シンボルレート=3.656Msps(6ペア残し)、Viterbi=3/4、RS(204,188)、所要C/N=8dB(システムマージン含む) ・UDLキャリア衛星バックオフ :12dB {=3.5+10・log(36MHz/5MHz)} ・・・ほぼ帯域比例相当 項目 値 備考 送信局EIRP 62dBW アップリンクロス 200dB 衛星G/T 0dB/K @SFC 等価雑音帯域幅 3.7MHz シンボルレートとほぼ同じ アップリンクC/N 25dB 受信地点の飽和衛星EIRP 36dBW アジア全域 衛星出力バックオフ 12dB UDLキャリアEIRP 24dBW ダウンリンクロス 196dB 受信局G/T 20dB/K ダウンリンクC/N 10.9dB 総合C/N 10.7dB 総合C/I 17dB C/Ia=C/Ix=20dBと仮定 C/N+I 9.7dB 所要C/N 8.0dB マージン 1.7dB