三重労働局第13次労働災害防止計画 三重労働局 第91回 全国安全週間 新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で

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三重労働局第13次労働災害防止計画 三重労働局 第91回 全国安全週間 新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で 三重労働局第13次労働災害防止計画                  三重労働局 第91回 全国安全週間 新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で 安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災

Ⅰ 三重労働局第13次労働災害防止計画の概要 平成30年4月1日~平成35年3月31日 ~死亡災害ゼロ・死傷災害アンダー2,000を目指して~ 1 計画のねらい ○ 労働災害の発生は労働生産性を阻害し、安全・安心して働くことができ る職場づくりは、労働者のモラール(士気)が向上し、労働生産性も高ま り、働き方改革に資する。 経営首脳者は強いリーダーシップの下、自律的な安全衛生活動を推進 することが必要。【本文P2前段】 2 全体の目標 ○ 死亡災害 15%以上の減少(12次防期間と13次防の総量比較) → 交通死亡労働災害に関し2本立ての目標を設定 ○ 死傷災害 2,000人未満 <アンダー2,000> (平成29年と34年の比較7.5%の減少) 【P3】  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-2 災 害 統 計  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-3 災 害 統 計 (交通労働死亡災害)  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-4 安全関係の目標 3 その他の目標(安全関係) ○ 死亡重点業種 製造業・建設業(15%以上) 、林業(30%以上) 【P3】 ○ 死亡特定災害 墜落・転落災害(15%以上) ○ 死傷重点業種 製造業・食料品製造業・建設業(10%以上) 道路貨物運送業・小売業(5%以上) 社会福祉施設(千人率5%以上) 【P4】 ○ 死傷特定災害 墜落・転落災害(15%以上)、転倒災害(10%以上) 機械災害(20%以上)  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-5 災 害 統 計 (業種別・事故の型別) 死亡 死傷災害 12次防結果 死亡災害 建設業(全体の3分の1) Ⅰ-5 災 害 統 計 (業種別・事故の型別) 死亡 12次防結果 死亡災害 建設業(全体の3分の1)         墜落災害(2番目 全体の4分の1) 死傷災害 建設業(3番目 15%)        墜落災害(2番目 17%)  建設業に従事している人が多ければ、件数も多くなる。    業種の危険度を表すものに「年千人率」がある。    → Ⅰ-8のスライドへ 死傷災害

Ⅰ-6 災 害 統 計 (重篤度割合)  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-7 第3次産業適用事業場数等・労働災害・千人率の比較 Ⅰ-7 第3次産業適用事業場数等・労働災害・千人率の比較 第3次産業 小売 社会福祉施設 飲食店 旅館業 平成26年 事業場数 43,087 11,991 2,532 5,076 568 労働者数 466,837 99,038 51,426 40,757 9,602 平均就労数 10.8 8.3 20.3 8.0 16.9 平成26年労働災害 780 217 121 57 35 平成26年千人率 1.67 2.19 2.35 1.40 3.65 平成21年 43,621 12,625 1,783 5,256 665 449,401 105,378 35,779 40,088 9,494 10.3 20.1 7.6 14.3 836 197 103 69 37 平成21年千人率 1.86 1.87 2.88 1.72 3.90 増減 -534 -634 749 -180 -97 17,436 -6,340 15,647 669 108 労働災害 -56 20 18 -12 -2 千人率 -0.19 0.32 -0.53 -0.32 -0.25

Ⅰ-8 災 害 統 計 (千人率) 総務省 経済センサス基礎調査 労働者千人あたりの年間の労働災害発生件数(休業4日以上) Ⅰ-8 災 害 統 計 (千人率) 総務省 経済センサス基礎調査 労働者千人あたりの年間の労働災害発生件数(休業4日以上)  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-9 労働衛生関係の目標 3 その他の目標(労働衛生関係) ○ 過労死等防止対策 長時間労働者に対する申し出の有無にかかわらず、医師による面接指導の 実施率80%以上 (平成29年65.5%) 【P4】 ○ メンタルヘルス対策 対策に取り組む労働者50人未満の事業場割合70%以上(平成29年58.2%) 【P4】 ○ 腰痛予防対策 腰痛災害の5%以上減少 ○ 熱中症予防対策 熱中症の5%以上減少 【P5】  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-10 災 害 統 計 (職業性疾病) 104  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-11 脳心疾患認定状況・医師による面接指導状況 Ⅰ-11 脳心疾患認定状況・医師による面接指導状況 長時間労働者の医師による面接指導状況 <平成28年 年間安全衛生管理計画実施結果報告による>  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-12 メンタルヘルス対策の取組状況 メンタルヘルス対策に取り組む事業場割合 平成29年ストレスチェック実施事業場割合89.6%      <平成29年年間安全衛生管理計画実施結果報告による>  平成26年 三重県の自殺者数356人 検査実施事業場数 検査を受けた労働者数 検査実施率 面接指導を受けた労働者数 面接受診率 集団分析あり事業場割合 1,617 195,711 82.84% 867 0.44% 81.9%

Ⅰ-13 化学物質  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-14 腰痛予防  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅰ-15 熱中症予防 69  平成26年 三重県の自殺者数356人

Ⅱ 第13次労働災害防止計画の実施事項 ○製造業 ・機械災害防止対策(リスクアセスメントの定着) ・化学物質対策(ラベルでアクション・リスクアセスメント) ・各地区製造業安全衛生協議会の推進 ○建設業 ・「墜落災害」防止の徹底 →墜落災害防止強調月間の展開(7月・12月) →局長安全パトロールの実施 ・改正法令の周知(フルハーネス型安全帯の義務化) ・熱中症予防 ・各地区建設業労働災害防止団体等との連携  平成26年 三重県の自殺者数356人

○林業 ・伐木等作業の安全対策の推進 (チェンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドライン) ・各地区林業・木材製造業労働災害防止協会等との連携 ・チェンソー取扱指導員の活用 ○道路貨物運送業 ・「荷役5大災害」の防止(墜落・荷崩れ・フォークリフト事故・ 無人暴走・トラック後退時の事故) ・過労死等健康障害防止 ・交通労働災害の防止  平成26年 三重県の自殺者数356人

○第3次産業対策 ・共通 「働く人に安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」展開 「STOP!転倒災害防止プロジェクト」(4S・危険の見える化 防滑靴の使用)の普及 交通労働災害防止対策の推進 各地区労働基準協会、商工会議所、商工会、ビルメン、旅 館組合等業界団体との連携 ○小売業 ・大規模店舗を対象にテナントを含めて安全衛生水準の向上 ・多店舗展開企業、大規模店舗の本社企業を対象に、局署 幹部による経営トップへの働きかけ  平成26年 三重県の自殺者数356人

○社会福祉施設 ・多店舗展開企業、大規模店舗の本社企業を対象に、局署 幹部による経営トップへの働きかけ ・腰痛予防対策の推進(助成金の活用による介護機器の設 置) ○石綿による健康障害防止 ・2028年にピークを迎える解体工事における石綿の事前調 査の徹底 ・県市との連携による混入砕石に係る合同パトロール ○治療と仕事の両立支援 ・三重県両立支援推進チームによる活動の推進と連携強化 ・両立支援ガイドラインの周知・啓発  平成26年 三重県の自殺者数356人

○過労死等防止対策 ・長時間労働者に対する医師による面接指導の促進 ・改正労働安全衛生法の周知 ○メンタルヘルス対策の推進 ・精神障害認定事業場に対する企業指導 ・小規模事業場に対するメンタルヘルス対策説明会の開催 ・ストレスチェックの実施の徹底(集団分析結果の活用) ○受動喫煙の防止 ・助成金の周知と活用  平成26年 三重県の自殺者数356人