TCP/IP 通信テストツール TcpTestTool by PipeKatoo! 2014.5.1
1.ツール機能概要(○数字は次項からののGUIの説明と対応する) ①サーバー役にもクライアント役にもなれる サーバーはリッスンするローカルポートを指定し、 クライアントは接続するサーバーIPとポートを指定する ②サーバー役はいくつものクライアントを同時に接続を受け入れられる ③クライアント役は通常ローカルポートは動的に自動だが、 特定のローカルポートをあえてバインドできる ④制御文字も<CR>等のように記述し手入力もできる ⑤16進数をスペースまたはカンマ区切りで記述し、 バイナリーに変換することができる ⑥耐久テスト用にインターバルと回数を指定して繰り返し送信できる ⑦テキストボックスで入力する代わりに、同様の記述を行ったテキストファイルの 中身を送信することができる。その際、各行の間のインターバルが指定できる ⑧バイナリファイルを入力に選ぶと、そのままバイナリーで送ることができる ⑨受信データをテキストとバイナリ(16進数)好きな方で表示できる このときテキストの場合は好きなエンコードを指定できる。 (当然送信側と合わせておかないと文字化ける) ⑩ポートの状態はDOSのNETSTATコマンドと同じく状態がわかる ⑪ログをクリアしたり、ファイルへ保存したりできる
2.サーバー機能 ① ① ⑦⑧ ② ⑩ ⑪ ④ ⑨ ⑥ ⑤
3.クライアント機能 ③ ⑩ その他の説明はサーバーと同じ
4.補足説明1(TCPの状態遷移) クライアント サーバー 受け手が 終了を処理せず 固まってると この状態に・・ クローズに答える ほうはすぐに 終了する クローズを 仕掛けた方は 最後 TIME_WAITが 1分ほど続く・・・ あとから遅れてきたパケットが 同じポートを使う次のアプリに間違って受信されないように・・とさ(TCPの仕様)
5.補足説明2(制御文字) 通常制御文字は表示上見えないが、GUIの④をチェックしておくと・・・ 表示と送信時データ作成時に 下記の略語の対応で変換される。 例1)テキストボックスに<CR>が含まれていると・・実際送られるのは・・ 変換して送信 <CR> CHR(&H0D) 例2)受信したデータに CHR(&H0D)が含まれていると・・ 変換して表示 CHR(&H0D) <CR> ⑨Binary表示にチェックが入っていると・・そのまま ・・・ 0D ・・って表示になるが