世界でよいことをしよう.

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世界でよいことをしよう

財団の使命 ロータリー財団の使命は、「ロータリアンが、健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすること」です。 この使命を達成するため、財団は、世界各地で実施される持続可能な奉仕プロジェクトを支援しています。特に、6つの重点分野に該当するプロジェクトに焦点を当てています。財団を通じたプロジェクトによって、地元と海外の両方で、地域社会の生活の質を向上させることが可能になります。 世界理解、親善、平和

重点分野 平和と紛争予防/紛争解決 疾病予防と治療 水と衛生 母子の健康 基本的教育と識字率向上 経済と地域社会の発展 ロータリーの6つの重点分野は、次のとおり(スライド)です。 ここで皆さまにお尋ねします。ロータリーが特別な団体であると言える理由は、何でしょうか。 [発言を促す] 回答例: さまざまな教育上の緊要なニーズや人道的問題に取り組むことができる 活動している地理的な範囲は、国連より広い 政府支援が行き届かないところに手を伸ばし、宗教の枠組みを超えて活動できる いろいろなご回答をいただき、ありがとうございました。ロータリー財団に関するそれぞれのご経験や活動を、クラブや地区のロータリアンに伝えてください。また、世界中の人びとにも紹介できるよう、皆さまの体験談を財団にもぜひお知らせください。

平和の推進 世界は、平和と紛争解決に取り組むロータリーとロータリー財団を必要としています。 写真の説明:内戦によって22,000人のスーダン人が、オーストラリアへの移住を余儀なくされました。そこで、移り住んだ若者が新天地で新たな生活を築いていけるよう、ロータリー平和センターの学友がサッカーを利用した支援プログラムを開始しました。地域社会で平和を築き、平和活動家を育成するこのようなプログラムは、財団へのご支援があってこそ可能となります。 (補足情報) 争いは、国家、地域社会、個人間で普遍的に起こるものであり、完全になくすことはできません。しかし、それに対して、なんらかの行動を取ることが可能です。それは、暴力的な方法ではなく、平和的な方法で争いを解決することです。政府機関も、紛争問題に取り組むときは、次の3段階に焦点を置いています。第1段階は「紛争予防」、第2段階は「仲介と紛争解決」、第3段階は「紛争後の安定化」です。経済の悪化が続くと、国家の衰退と紛争が生じる可能性が高くなり、また、紛争が生じると、貧困と飢餓が起こるという悪循環が生じます。 重点分野 「平和と紛争予防/紛争解決」 ロータリー財団は、次の取り組みを通じて、この重点分野における活動にあたっています。 地域社会における平和活動の強化 争いを防ぎ、また仲介できる、地域社会のリーダーの育成 紛争の影響下にある地域での、長期的な平和構築の支援 紛争の危機下にある人々(特に子どもと若者)への支援 平和と紛争解決に関する研究の支援 重点分野のプロジェクトは、地元でも、海外の地域社会でも実施できます。

疾病との闘い 感染病は、貧困に苦しむ人々の命を脅かす、最も大きな要因です。サハラ砂漠以南のアフリカでは、全世界の疾病の24%が発生しているのに対し、保健リソースは世界のわずか3%にすぎません。また、毎年、感染症が原因となって命を落とす1,400万~1,700万人の大部分が、発展途上国に暮らしています。 写真の説明:ウガンダでは、エイズにより、120万人が孤児となっています。これらの孤児や、ほかの多くの子どもたちに必要なケアを提供できるよう、ロータリー財団や協力団体をご支援ください。エイズで親を失った子どもたちも、普通の子どものように生活したいと望んでいます。 重点分野 「疾病予防と治療」 ロータリー財団は、次の取り組みを通じて、この重点分野における活動にあたっています。 地域社会の保健従事者に対する能力向上支援 HIV/エイズやマラリアなどの主要な感染症の拡大防止 地域社会における保健インフラの強化 主要感染症の拡大防止を目的とした地域での研修と地域動員 疾病予防と治療に関する研究の支援 (プロジェクトのアイデア) 地元や発展途上国の診療所へのエイズ検査器具の提供、診療所スタッフへの研修、エイズ予防に関する啓蒙キャンペーンなどを通じて、疾病が予防できるだけでなく、財団が求める「持続可能性」の要件を満たすことができます。

安全な水の提供 世界全体で、26億人(その72%が南アジア地域)が、安全な衛生設備がない状況で暮らしています。また、8億8,400万人(その37%がサハラ砂漠以南のアフリカ地域)が、安全な飲料水を利用できない環境で生活しています(情報源:世界保健機関/ユニセフ)。また、今年、220万人の子どもが、下痢をともなう疾病によって命を落とすと推定されています(情報源:Rehydration Project)。 安全な水を利用できれば健康が改善され、衛生設備が利用できれば疾病の拡大を防ぎ、衛生に関する教育を受ければ、疾病予防につながります。 写真の説明:ロータリー財団と協力団体は、ペルーの首都リマの5,000世帯に、浄水フィルターを提供しました。この地域では、飲料水の70%を汚染された川から得ています。「ロータリーが提供してくれたものは、単に浄水用の箱だけではありません。健康で質の高い生活をもたらしてくれたのです」(ある受益者の言葉) 重点分野 「水と衛生」 ロータリー財団は、次の取り組みを通じて、この重点分野における活動にあたっています。 公共設備(安全な飲料水、基本的衛生設備)の増加 水と衛生の設備を管理する地域社会の能力の強化 地域住民を対象とした安全な水、衛生設備、公衆衛生に関する研修の提供 水と衛生に関する研究の支援

母と子どもの支援 毎年、536,000人の女性と子どもが、妊娠中、出産時、産後6週間以内における合併症により命を落とし(1分に一人の割合で死亡)、1分間に20~30人の女性に、短期または長期の障害が生じています。発展途上国では、妊娠と出産が、死亡と障害の主な原因となっています(情報源:世界保健機関)。 写真の説明:ハイチは、母子の死亡率が西半球で最も高い国です。辺地で妊婦のためのケアを提供できるよう、ロータリー財団は、医療設備を備えたジープを提供しました。このジープには、 11人のボランティアが乗れます。 母子の健康に関する世界的ニーズ ロータリーは、出産のためのより良い設備の提供を通じて、一人でも多くの命を救うことに力を注いでいます。合併症を予防し、安全な出産を増やすことができれば、それだけ多くの女性が、自らの手で子ども育てることが可能になります。看護士と助産師を対象とした研修により、妊婦や子供は定期的な予防接種や医療ケアを受け、より健康な暮らし を送ることが可能となります。 重点分野 「母子の健康」 ロータリー財団は、次の取り組みを通じて、この重点分野における活動にあたっています。 5歳未満の児童死亡率の低減 妊産婦の死亡率の低減 母と子が利用できる基本的医療サービスの改善と、訓練を受けた保健従事者の増加 母子の健康に関する研究の支援

教育の推進 世界では、基本的教育を受けられない子どもが7,500万人います(そのうち4,100万人が女児)(情報源:世界銀行)。基本的教育と識字力の欠如のために不利な条件に置かれるのは子どもだけではありません。読み書きできない成人は、4人に1人おり、そのうち66%は女性です(情報源:End Poverty 2015 Millennium Campaign)。 教育は、基本的人権の一つです。しかし、多くの子どもや成人が、自分の力ではどうにもならない要因のために、教育の機会を奪われているのが現状です。地理的条件、性差別、民族性、社会の不安定、言語など、さまざまな要因が教育の機会を奪っています。 写真の説明:2005年8月に発生したハリケーンにより、ニューオーリンズ市(米国ルイジアナ州)の80%が浸水しました。110の公共教育機関が損壊し、約40万人の生徒が住む場所を失いました。そこで、ロータリー財団とボランティアによる協力の下、多くの人が学校と街の再建に取り組み、この結果、ニューオーリンズを離れた大勢の人が街に戻ることができました。 重点分野 「基本的教育と識字」 ロータリー財団は、次の取り組みを通じて、この重点分野における活動にあたっています。 質の高い教育を子どもたちに提供するための支援 教育における性差別の解消 成人の識字率向上 基本的教育と識字率向上に取り組む地域社会の能力を向上させる支援 基本的教育と識字率に関する研究の支援

地域社会の経済発展 一日1ドル25セント以下の貧困下で暮らす人々は、世界に14億人います。また、昨今の不況により、さらに5,500万~9,000万人が極度の貧困に陥ると予測されています。 写真の説明:インドで設立された非営利団体「Jhoole」は、女性が自立し、家族と地域を支えていけるよう活動しています。 (補足情報) ロータリーは、マイクロファイナンス(小口融資)や職業研修プログラムを通じて、貧困の緩和に努めています。これらの活動では、生活基盤を向上させることにより、参加者となる個人の生活の質を改善できます。例えば、マイクロファイナンスで少額の融資を受けた人は、織物で自ら生計を立てることが可能になり、看護に関する職業研修プログラムの参加者は、賃金を稼ぎながら、地域の医療を向上させることができます。 重点分野 「経済と地域社会の発展」 ロータリー財団は、次の取り組みを通じて、この重点分野における活動にあたっています。 貧困地域で、特に女性を中心に、地元の企業家およびリーダー育成の強化 仕事の機会を、特に若者のために創出する 経済的発展を支援するために、地域団体と地域のネットワークの機能を高める 経済と地域社会の発展に関連する研究を支援する

EVERY ROTARIAN、 EVERY YEAR 年次基金は、ロータリー財団プログラムの主な資金源で、活動の土台となるものです。財団のプログラムを通じた活動では、人々に語り継ぐことのできる数々の素晴らしいストーリーが生み出されます。 子どもに読み書きを教え、井戸を設置し、飢えに苦しむ人々に食べ物を提供し、病気に苦しむ人に医療を提供し、貧困にあえぐ人々を支援するなど、財団を通じてこれからも世界で多くのよいことをしていくには、すべてのロータリアンがプログラムに参加し、財団の年次基金に毎年寄付することが必要となります。 皆さまのクラブが、年次基金のための今年度のクラブ募金目標を設定しているかどうかご確認ください。目標が達成できるよう、会員全員による寄付へのご協力をよろしくお願いいたします。 (補足情報) 2014-15年度における世界全体の年次基金への寄付目標額は、1億2,300万米ドルです。 重点分野指定の寄付は、通常の年次基金への寄付と同様に、クラブの年次寄付目標と一人あたりの寄付額の算出に組み込まれ、認証の対象となります。これらの選択肢は、ロータリアン以外の支援者や団体を含め、新たな寄付者の関心を引くために設けられたものです。 ただし、重点分野に指定されたご寄付は、地区のシェアの算出には含まれないため、これらの寄付がDDFとなることはありません。 全員が参加

世界でよいことをしよう 財団の十分な 運営費を確保 3年分の運営費に等しい 運営準備金を維持 余剰分の資金を 恒久基金に譲渡 財団の支出配分 長期的な戦略 財団の十分な 運営費を確保 3年分の運営費に等しい 運営準備金を維持 余剰分の資金を 恒久基金に譲渡 ロータリーには、ロータリーの確かな未来を築くために、託された資金を活用し、最善の資金管理を行うための独自の資金モデルがあります。過去10年間、ロータリーはファンドレイジング(資金集め)のための費用と運営費を削減し、予算の88~89%をプログラムに充当することができました。 懸命な財務管理に加え、アカウンタビリティ(説明責任)と透明性に対するロータリー財団の取り組みも、毎年、非営利団体を格付けする外部団体による高い評価を受けています。財務に関する詳細は、ロータリーのウェブサイトでご覧いただけます。 2013-14年度では、財団による支出のわずか2%のみが運営費に使用され、同様に6%のみがファンドレイジングに使用され、残りの92%をすべて、プログラムに使用することができました。これらの数値は、格付け団体が定めている基準を大きく上回るものです。 昨今の不況において慈善団体に必要とされるもの、それは、不安的な市場を乗り切るために十分な運営準備金を蓄えておくということです。 そのためロータリーでは、2015年7月1日より、3年分の運営費に等しい運営準備金を蓄えることができるよう、必要に応じて年次基金への寄付の5%を運営費に充てます。 この変更が、DDF(地区財団運営資金)に影響を与えることはありません。この変更は、プログラムに十分な資金と、ロータリーの活動を充実させるための運営費を確実に提供するためのものです。 確かな財務基盤と十分な資金の蓄えがあれば、不況と不安定な市場においても、世界各地でロータリアンが実施する取り組みを支えていくことが可能になります。

プログラムの資金調達 年次基金‐シェアシステム 50% 地区財団活動資金(DDF) 50% 国際財団活動資金(WF) 今後も引き続き、年次基金(シェア)への寄付は、3年間の投資期間を経た後で、50%がDDFとなって地区に戻り、残り50%がWFとなります。DDFは、教育支援や人道的取り組みに使用できるほか、地元や海外での奉仕プロジェクトに活用することができます。 投資収入で十分な運営費を賄えない場合、あるいは運営準備金が十分なレベルに達していない場合には、年次基金への寄付の5%に相当する資金が、WFから運営費に充てられる場合があります。運営費に充てる必要がない場合には、この5%はWFとして残り、通常のWFと同じように補助金に使われます。 最後に、直前3年間の寄付の50%+500万ドルに相当するWF残高があるかどうかを確認します。WFが十分にあり、しかも余剰金がある場合は、この余剰金は恒久基金に入れられます。 この資金モデルの目的 プログラムに影響を与えずに、今後の運営費を賄うのに十分なリソースを確保する 予測できない金融情勢に対応するための運営準備金を確保する 恒久基金からの収益増加を通じて、将来のプログラム拡大をめざす 年次基金‐シェアシステム

自動定期寄付 安心、安全、便利 毎月、四半期ごと、毎年 登録はwww.rotary.org/ja/giveから 定期寄付は、クレジットカードで寄付の頻度(毎月、四半期、毎年)と寄付額を自由に設定できる寄付方法です。 定期寄付への登録はオンラインで行うことができます。 税制上の優遇措置や領収書の発行については、公益財団法人ロータリー日本財団のホームページ(http://piif-rfj.org/)をご覧ください。 安心、安全、便利 毎月、四半期ごと、毎年 登録はwww.rotary.org/ja/giveから

寄付のお願いにあたって ロータリアンが地域社会のニーズを特定し、奉仕活動を実施 思いやりあふれるボランティアの 世界的なネットワーク ロータリー財団は、ロータリアンの財団です。支援者の関心を引く団体となるために、4つの重要なポイントが挙げられます。 ロータリアンが主導するプロジェクト:プロジェクトは、地域社会のニーズを熟知している草の根のロータリアンが作り出すものです。多くの奉仕団体にとって、地域レベルのニーズを把握することは非常に難しいことですが、ロータリーでは、120万人のロータリアンが地域が最も必要とすることを見極め、奉仕プロジェクトを実践しています。 適切な資金管理:ロータリーの資金は、ロータリアン、ロータリークラブ、地区、ロータリーの職員など、さまざまなレベルで適切に管理されています。大規模なプロジェクトでも、それぞれの重点分野に精通するロータリアン専門家が監査を行い、専門的なアドバイスを提供し、評価を行います。時には、資金が適切に使用されていることを確かめるために、ロータリアンの監査人が現地に出向くこともあります。こうすることにより、財団に寄せられた寄付は、世界でよいことをするために、適切に活用されることになります。 地元と海外のプロジェクト:ロータリーは、世界全域を対象として、人々のニーズに応えています。財団のシェアシステムと補助金モデルによって、ロータリアンは、地元と海外の両方でプロジェクトを実施できます。国際的なニーズと身近な人々のニーズの両方に応えることができるロータリアンのプロジェクトは、他団体と大きく異なります。これにより、ロータリアンは、先進国と発展途上国のそれぞれにある、特有なニーズに取り組むことができます。 ロータリアン = 超我の奉仕:ロータリーに入会する理由はさまざまですが、すべてのロータリアンに共通する理念があります。それは、恵まれない境遇に置かれた人々のニーズを第一に考える「超我の奉仕」の標語です。ロータリアンは、寄付に加え、時間と熱意、専門的知識を持ち寄って人道的および教育的プロジェクトに取り組みます。ロータリー財団はロータリアンの財団です。ロータリー財団に対する毎年の寄付は、支援を必要とする人々に応えるロータリアンの「超我の奉仕」の精神そのものを表しています。 思いやりあふれるボランティアの 世界的なネットワーク 地元と海外での活動 適切な資金管理 ロータリアンが責任をもって実施

学用品の提供 マラリアの診断 水と衛生の研修 100米ドルの寄付でできること 100ドルのご寄付によって何が実現されるか、その例をご紹介します。 学用品が詰められた3つのカバンを、小学生に提供できます(ホンジュラス)。 マラリア検診を50件を行うことができます(マリ)。 一家族のために、バイオ砂を用いた浄水フィルターを提供し、水と衛生に関する研修を行うことができます(ペルー)。

HIV 感染者に抗レトロウイルス薬を提供 体の不自由な人のための特別な自転車 家庭内暴力に関する教育 1,000米ドルの寄付でできること 1,000ドルの寄付では… HIVウイルスの母子感染を防止する抗レトロウイルス薬14人分を、母親に提供できます(リベリア)。 身体障害のある若者がスポーツに参加するための特別な自転車を1台提供できます(フランス)。 女性を対象とした性的暴力と家庭内暴力に関する研修を提供できます(米国)。

ご支援をありがとうございます www.rotary.org/give 私たちはロータリアンであることを誇りとし、また、ロータリアンとして支援できることは幸いなことでもあります。今日ご紹介したことを通じて、なぜ年次基金への寄付が「世界でよいこと」を行っていく上で重要なのかをご理解いただけたことを願っています。 私たちのロータリー財団を支えていくために、毎年、皆さま全員にご協力いただけることを願っております。 これからも、どうかご支援をよろしくお願いいたします。 www.rotary.org/give