マルチメディア向けグラフィカル統合開発環境「Max」と RTC を繋ぐブリッジプラグインの開発 佐々木一磨(早大)

Slides:



Advertisements
Similar presentations
RT ミドルウエア講習会 実習に参加される方へ ネットワークは外部にも接続できます。 有線・無線とも利用可能ですが、有線接続推奨です。 ホスト PC の Firewall は OFF にしておいてください。 OpenRTM のページを開いておいてください –
Advertisements

プラグイン作成講座 Control System Studio 3.0 Takashi Nakamoto
2013 年 RT ミドルウェアサマーキャンプ 参 加 者 RT ミドルウエアサマーキャンプ 2013.
1 JSP の作成 JSF による Web アプリケーション 開発 第 4 回. 2 ここでの内容 JSF での JSP の作り方と動かし方につい て学ぶ。
BBT 大学 Ruby on Rails 開発環境セットアップマニュアル Mac 版 1.1 最終更新日: 2013/1/5.
シーケンス図の生成のための実行履歴圧縮手法
新潟インターネット研究会 神保道夫 NTP入門 新潟インターネット研究会 神保道夫
IIS 4.0で開発をするコツ Webアプリケーション構築.
画像処理学習用RTコンポーネントライブラリ 田窪 朋仁,大原 賢一,吉岡 健伸(大阪大学)
マルチプラットフォーム対応 P2Pファイル共有ソフトの開発
ZKプラグインで、Grailsの Viewをリッチに楽しく
相互作用図 FM11010 田中健太.
ソフトウェア工学特論III 第10回 その他の図 情報通信工学専攻 GM11013 堀江 真史
コンテンツ配信に優れている P2P 技術と、著作権侵害問題の関係について 述べよ。
ARの拡張性の研究 H411023 太田智章.
ROBOMEC2007チュートリアル RTミドルウエア講習会
ROBOMEC2007チュートリアル RTミドルウエア講習会
他機関で開発されたコンポーネントを 再利用して構築した, 音声認識による指示対象物体把持システム
Chapter 4 相互作用図 FM12010 中山直飛.
RTミドルウエアの産業応用を目的とした エンジニアリングサンプル(群) 高橋 直希,藤間 瑞樹,程島 竜一,琴坂 信哉(埼玉大学)
IE5でアプリケーション開発 東日本計算センター 小野 修司.
マルチプラットフォーム対応 P2Pファイル共有ソフトの開発
COPPER/FINESSE System構築
ご検討資料 株式会社エフ・シー・マネジメント.
「絵葉書を通じてのハルビンの 街の印象調査」システムUIの iPadアプリ化 谷研究室  飯 祐貴.
RTミドルウェアによるシステムの構築 現在,RTミドルウェアの利用が進んでいる ⇒機能要素のRTコンポーネント化を行うことで
CHAPTER1 UMLとオブジェクト指向の基本概念(2)
OpenCV を使った画像処理コンポーネントの作成例 田窪 朋仁(大阪大学)
はじめてのASP.NET 楽しいアプリ制作の会 #1 TWorks.
セッション管理 J2EE I 第9回 /
BML (Broadcast Markup Language)
ミドルウェア 山口 拡.
実機を使用する際、センサ情報はとても重要
バイナリ形式コンポーネントの 収集・解析・検索システムの開発
複数CPU間のための共有メモリ 小島 隆史(中央大学大学院理工学研究科 國井研究室)
BPMN(Business Process Modeling Notation)
第1回Unity講座 コンパイラ班 3年 山崎 弘靖.
分散制御ロボットにおけるCANコンポーネント 三浦俊宏 水川真 (芝浦工業大学 水川研究室)
クリッカブル三次元地図の制作 情報工学科 服部 真和 (指導教員: 金子 教授) 研究背景 目的
サーボ機構製作 ~マイコンカーのステアリング機構~
Javaによる Webアプリケーション入門 第9回
イーサネット.
高度情報演習1C 実践 画像処理プログラミング
Air Chip/Air Microご紹介.
その他の図 Chapter 7.
演習課題の進め方 1.製作内容の決定 2.部品の配置を決める (回路図を描く) 3.処理の流れをフローチャートに表す
利用関係に基づく類似度を用いたJavaコンポーネント分類ツールの作成
プログラミング言語論 第十四回 理工学部 情報システム工学科 新田直也.
ユビコン環境構築のためのソフトウェアプラットフォーム ユビコン環境における化身話利用の可能性
物理的側面を表現する図 Chapter6 物理的側面を表現する図について徐研究室の大楠が発表します。 FM13005 大楠拓也 徐研究室.
物体検出による視覚補助システム T215085 若松大仁 白井研究室.
プログラミング言語論 第十四回 理工学部 情報システム工学科 新田直也.
1-3 UMLの図(ダイアグラム) コンポーネント図 システムの物理的な構成を表現 ソフトウェアコンポーネントの依存性を表現
Spatial Linker - 空間コンテンツ融合の研究 -
開発成果のタイトル 開発者(所属) 会社や研究室の ロゴはこのスペースに 概要: 写真 特徴: または 説明図
UMLの概要とオブジェクト指向の基本概念
tranService Next Generation
坂井 修一 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 電子情報学専攻 東京大学 工学部 電気工学科
「人の進行経路の分岐を予測するRTC」2018年度RTMコンテスト プロジェクト番号2E1-02
物理的側面を表現する図 石原研 古賀浩之.
プロセッサ設計支援ツールを用いた 独自プロセッサの設計
自然言語処理2008 平成20年12月22日.
第2回 開発環境とゲーム 05A1030 佐々木 和也.
イラストで学ぶ 音声認識 荒木雅弘 著 講談社 2015.
四足歩行ロボット制御用RTコンポーネント群 宮本 信彦(産業技術総合研究所)、高橋 三郎(産業技術総合研究所)
台北印象 xiaobao 滴水看台湾 音乐:诗意 editor xiaobao2k 2009 May 5.
P2P & JXTA Memo For Beginners
GluonJ を用いたビジネスロジックからのデータベースアクセスの分離
デモレイアウト 内側の線の部分をジョイントカーペットで構築 長辺側は,建物の壁で代用 2010/10/27 KImuro
UDPデータグラムヘッダ 牧之内研究室 修士1年 久保正明.
Presentation transcript:

マルチメディア向けグラフィカル統合開発環境「Max」と RTC を繋ぐブリッジプラグインの開発 佐々木一磨(早大) RTミドルウエアコンテスト2013 マルチメディア向けグラフィカル統合開発環境「Max」と RTC を繋ぐブリッジプラグインの開発 佐々木一磨(早大) 概要: メディアート向けマルチメディア統合開発環境MaxとRTミドルウェアを繋ぐブリッジプラグイン「RTCGateway」の開発を行った。これにより、メディアアートとロボット技術の相互のリソース利用が可能になった。 特徴: Maxの豊富なツール、プラグインをRTミドルウェア側から利用可能になる RTミドルウェアのシステムをメディアアートに応用することができる インタフェース: Maxのエクスターナルオブジェクト「RTC」を生成し、さらにポート用オブジェクトによってデータポートを生成することができます。RTM側ではMAX_MSP_RTCとして扱われます。 (Mac OSX 10.8, 10.9, Xcode4, 5で動作確認) ※OpenRTM C++ 1.1を利用 連絡先:  URL: http://ogata-lab.jp/tech/814.html 佐々木一磨(早大表現工学科尾形研究室) http://kzmssk.wordpress.com/ ssk.sasaki[@]suou.waseda.jp

RTCGateway Maxオブジェクト名:「RTC」 対応データ型: TimedLong TimedDouble TimedPose2D TimedVelocity2D TimedBooleanSeq TimedUShort TimedPoint2D Maxオブジェクト名:「RTC」 オブジェクト同士のデータポートとなる「インレット」「アウトレット」がRTMのデータポートに対応 RTコンポーネント名:「MAX_MSP_RTC」 《簡単な導入・利用》 Maxで「RTC」オブジェクトを配置 データポート用のオブジェクトを配置 MAX_MSP_RTCにポートが生成される System Editorなどでポートを繋ぐ コンポーネントのアクティブ化 https://github.com/ogata-lab/RTCGateway/ デモ動画: https://vimeo.com/81344936