文字フォントについて
文字フォントとは 文字をコンピュータを使って表示したり印刷したりする際の、文字の形。書体とも呼ばれる。また、文字の形をデータとして表したものをフォントと呼ぶ場合もある。 また、文字の形を小さな正方形の点(ドット)の集まりとして表現するフォントをビットマップフォント、基準となる点の座標と輪郭線の集まりとして表現するフォントをアウトラインフォントと言う。 ビットマップフォントは高速処理が可能な反面、拡大・縮小すると文字の形が崩れてしまうという欠点がある。アウトラインフォントは表示や印刷に時間がかかるが、いくら拡大・縮小しても美しい出力が可能である。
種類 フォントにはゴシック体、明朝体など多くの種類があり、文章の種類に応じて使い分けることで、文書の表現力を向上させることができる。
過去問題 問20 アウトラインフォントとビットマップフォント(ドットフォント)の比較に関す る記述のうち、正しいものはどれか。 ア アウトラインフォントとビットマップフォントは、ともにプリンタ印字及び ディスプレイ表示の両方に使用することができる。 イ 出力デバイスの解像度が低い場合、印字や表示の品質(文字形状)はアウトラ インフォントのほうが特に優れている。 ウ 同等のハードウェア構成では、アウトラインフォントを使用すると、ビット マップフォントを使用するよりも高速に印字を行うことができる。 エ ワープロソフトなどで文字の拡大表示を行うときには、必ずアウトラインフ ォントを使用する必要がある。
答え、ア
過去問題 問28 文字フォントと文字のポイント数に関する説明として,正しいものはどれか。 問28 文字フォントと文字のポイント数に関する説明として,正しいものはどれか。 ア 明朝体やゴチック体は,文字フォントの種類を表すものである。 イ 文字のポイント数が小さいほど,文字は大きくなる。 ウ 文字フォントとポイント数が同じであれば,プリンタの解像度に関係なく,全く同じ形状と品質の文字が印字される。 エ 文字フォントとポイント数を同じにすれば,プリンタと画面には全く同じ形状と品質で文字が出力されることが保証される。 オ 文字フォントは,文字の太さを規定するものである。 答え、ア