情報スキル入門 第7週 データの取り扱いと表現
これまでの講義内容 第01週 : ガイダンス 第02週 : パソコンの仕組みと基本操作(タッチタイピング) 第01週 : ガイダンス 第02週 : パソコンの仕組みと基本操作(タッチタイピング) 第03週 : キャンパスネットワークの利用 第04週 : 情報システムとインターネット 1 (電子メール) 第05週 : 情報システムとインターネット 2 (応用ソフトウェアの導入) 第06週 : 情報システムとインターネット 3 (書誌情報検索)
データの取り扱いと表現 テキスト頁 タイトル データの取り扱い P.125 拡張子 P.130 拡張子と応用ソフトとの関連付け P.125~P.129 拡張子のいろいろ データの表現 P.135~P.148 数値系 P.135 記憶装置と記憶単位(ビット、バイト) P.140~P.145 情報(文字、画像、音声、動画)の表現
データの取り扱い テキスト頁 タイトル データの取り扱い P.125 拡張子 P.130 拡張子と応用ソフトとの関連付け P.125~P.129 拡張子のいろいろ
ファイル名 ファイル名(filename)は、 コンピュータのファイルシステムの中に保存されたファイルを特定するためにつける名前のことです。 Windowsのファイル名(パスの長さ)の最大文字数は、 通常の場合、260 文字までに制限されています。 ファイル名は、本体と種類を識別する拡張子から構成されています。 この本体と拡張子は、“.”(ピリオド、ドット)で区切られます。
拡張子 .tar.gzのように複数のピリオドで区切っているケースもありますが、最後のピリオド以降を拡張子と判断するのが一般的です。 拡張子(かくちょうし、英語: filename extension)とは、ファイルの種類を識別するためにファイルの名前(ファイル名)の末尾につけられた文字列のことです。 通常、ファイル名の本体と拡張子は . (ピリオド、ドット)で区切られます。拡張子はアルファベットと数字の組み合わせで、3文字以内が一般的でしたが、windows10では4文字になりました。 拡張子はデフォルトの状態(パソコンを購入した初期状態)では表示されない設定になっています。 Windowsなどの一部のシステムでは、システムの動作のトリガーに拡張子を用いています。 .tar.gzのように複数のピリオドで区切っているケースもありますが、最後のピリオド以降を拡張子と判断するのが一般的です。
拡張子の表示 ● Windows Vista および Windows 7の場合 スタート ⇒ コントロールパネル ⇒ デスクトップのカスタマイズ ⇒ Windows 8の場合 チャーム ⇒ 設定 ⇒ コントロールパネル ⇒ デスクトップのカスタマイズ ⇒ あとは同じ表現で ⇒ フォルダオプション ⇒ 開いたフォルダオプション画面で[表示]タブを選択
フォルダオプションの設定 [□ 登録されている拡張子は表示しない] のチェック「レ」をはずす。 レ
Windows10の場合
Windows10の場合
Windows10の場合
Windows10の場合
Windows10の場合 コンピュータ ⇒ [表示] ⇒ □ ファイル名拡張子 の□に✔を入れる。 ☑
トリガー(ソフトの起動) ファイルはいずれかのソフトウェアで作られます。 このとき作られたファイルは、そのソフトウェアが指定する拡張子を付けて保存されます。 たとえばこの講義で使用するファイルではつぎのように付けられます。 Word 2003 は .doc Word 2007 および 2010,2013は .docx Excel 2003 は .xls Excel 2007 および 2010,2013は .xlsx Windowsでは、表示されたファイル名を使ってソフトウェアを起動することができます。 多くのPCでは、表示されたファイル名をダブルクリックすれば、ソフトウェアが起動され、ファイルが読込まれます。この振る舞いを「ファイルとソフトウェアの関連付け」といいます。
ファイルとソフトウェアの関連付け パソコン所有者は自分でファイルとソフトウェアの関連付けを行うことができます。 操作 : 操作 : ① 関連付けを行いたいファイル名をポイント ⇒ 右ボタンをクリック ⇒ ② 開いたメニューの「プログラムから開く」をポイント ⇒ 開いたメニューから対象とするソフトウェアを選択する
Windows Vista,Windows7の場合
Windows 8, 10 の場合
ファイル削除時に警告メッセージを表示 ファイルを削除する時に、Windows7までは警告画面が表示されていましたが、Windows8のデフォルト設定では、警告画面が表示されません。そのままごみ箱に移動されます。 ファイルを削除する操作を行った時には、一応安全のために「警告」がほしいものです。購入当初のWindows8では無警告が基本設定されています。 ここでは、安全を期して「警告」を発する設定を行います。
「ごみ箱」のプロパティを開く をポイントして 右ボタンを押せば 下のメニューが開く プロパティを選択
「プロパティ」の設定
削除操作と警告 削除したいファイル名をポイントして マウス右ボタンを押せば、 操作メニューが開く。
ドライブ ドライブとはパソコンに接続された、ハイドディスクやUSBメモリ、DVDドライブのことで、それぞれドライブレターという記号が割り当てられています。この記号を使って操作します。
フォルダ フォルダの役割はドライブと同様にフォルダとファイルの保存場所です。 ドライブとフォルダの大きな違いは、フォルダの中にフォルダを作ることはできるが、ドライブの中にドライブは作れないということです。 フォルダには、元々パソコンに作られているものと、自分で作るもの、さらにソフトウェアが作るものがあります。
ファイル ファイルはパソコンに元から用意されているパソコンが動くためのファイルやソフトウェアが自動的につくられるものや自分で作るものがあります。 たとえば、ワードを使って作った文書もファイルです。 動画やデジカメ写真、音楽もファイルです。 パソコンでは、すべてのでーたをファイルとして扱うものと思ってください。 ファイルは次のスライドのような姿で表示されます。
ファイル名
ファイルの拡張子の表示と関連付け
データの表現 テキスト頁 タイトル データの表現 P.135~P.148 数値系 P.135 記憶装置と記憶単位(ビット、バイト) P.140~P.145 情報(文字、画像、音声、動画)の表現
数 値 系 10進数表現 2進数 コンピュータ内部における表現形式 0と1 8進数 2進数を3けた集めた表現 0,1,・・・,7 数 値 系 10進数表現 2進数 コンピュータ内部における表現形式 0と1 8進数 2進数を3けた集めた表現 0,1,・・・,7 10進数 人間の数値表現 0,1,・・・・,8,9 16進数 2進数を4けた集めた表現 0,1,・・・,15
記 憶 装 置 主記憶装置 RAM(Random Access Memory) 外部記憶装置(補助記憶装置) HDD(Hard Disk Device)
記憶単位(ビット、バイト) コンピュータが取り扱うことができる情報(データ)の最小単位は 2進数1桁で、ビット(Binary Digit)といいます。 コンピュータでは、ビットをいくつかまとめて一つの単位として使います。 とくに8ビットまとめて取り扱う単位をバイト(Byte)といいます。 コンピュータ内部で情報(データ)を表現する基本の単位としてバイトが使われます。 英字1文字は、1バイトで表現されます。 1バイトで表現できる10進数は0から255の256通りです。 これを超える大きな数を表現するには、いくつかのバイトを集めて表現します。
補 助 単 位 下に示すように、1000倍単位で名称を付けて表します。 この名称のことを「補助単位」といいます。 1ビット 8ビット : 1バイト 1000バイト : 1キロバイト 1024バイト 1000キロバイト : 1メガバイト 1048576バイト 1000メガバイト : 1ギガバイト 1073741824バイト
文字コード コンピュータ誕生当初は、英字(26文字)や数字10文字、その他特殊記号数種が取り扱われるだけであったので、1バイト(8ビット)で256通りが表現できるのでそれで十分であった。 しかし、コンピュータの発展とともに多様な言語を表現する必要が生じてきたので、2バイト使用するようになった。これで16576通り表現できる。 全角文字(ぜんかくもじ)とは ・バイト数が2バイトの文字 ・ASCIIおよびJIS X 0201以外の文字 ・表示上の字形の縦横が1対1の文字 をそれぞれ指す場合がある。 半角文字(はんかくもじ)とは ・バイト数が1バイトの文字 ・ASCIIおよびJIS X 0201の文字 ・表示上の字形の幅が全角文字の半分である文字
情報(画像、音声、動画)の表現 テキスト P.140 ~ 参照 画像(写真)の表現 ・ 色の数値化 ・ gif形式、jpeg形式、他 テキスト P.140 ~ 参照 画像(写真)の表現 ・ 色の数値化 ・ gif形式、jpeg形式、他 音声の表現 ・ 量子化 動画の表現 ・ フレーム