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エクセル(1)の目次 起動法、ブック、シート、セル ブックの開き方 エクセル画面 マウスポインターの種類 シート数の調節 データの入力法
pn接合容量測定実験装置の製作 発表者:石田 俊介 指導者:前川 公男 教官 では、只今から前川卒研班、石田による中間発表を行います。
PC作業の一時停止 ●「スタンバイ(サスペンド)」: メモリには電源が供給される。実行中のデータがそのままメモリに保持されるため、作業を中断した状態から 数秒で再開ができる。省電力。 操作: 「スタート」→「電源オプション」→「スタンバイ」とクリックする。 ●「休止状態」: メモリの内容をハードディスクに退避してから全デバイスの電源をオフ。作業を中断した状態からの再開ができる。ノートPCでは電池が消耗しない。
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PC作業の一時停止 ●「スタンバイ(サスペンド)」: メモリには電源が供給される。実行中のデータがそのままメモリに保持されるため、作業を中断した状態から 数秒で再開ができる。省電力。 操作: 「スタート」⇒「電源オプション」⇒「スタンバイ」とクリックする。 ●「休止状態」: メモリの内容をハードディスクに退避してから全デバイスの電源をオフ。作業を中断した状態からの再開ができる。ノートPCでは電池が消耗しない。
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直流電圧や直流電流を ある範囲で変化(スイープ)させて その時の出力を解析します 1.7 DC解析 直流の電圧や電流の静特性を解析.
昔は,回路図を描いて 素子名やノード番号を付けて テキスト形式で接続状態を 指定してたけど…
1.2 インストール さっそく,インストールしよう.
素子のばらつきが特性に与える影響を調べます。 ここでは,RCフィルタ回路の 抵抗の誤差1%,コンデンサの誤差5% とします。
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PSpice 付属ライブラリ トラ技ライブラリ Orcadpcbの PSpice Modelsの Webページからダウンロード 色々なライブラリを組み込もう 1.11 モデルライブラリの拡充 PSpice 付属ライブラリ トラ技ライブラリ Orcadpcbの PSpice Modelsの Webページからダウンロード

1.PSpice 9.2LE標準ライブラリ Abm : 機能ボックス。加算器や積分器など,各種演算機能 用のシンボル,関数ライブラリ。 1.PSpice 9.2LE標準ライブラリ Abm : 機能ボックス。加算器や積分器など,各種演算機能 用のシンボル,関数ライブラリ。 Analog : 受動素子ライブラリ。R(抵抗),C(コンデンサ), L(インダクタ),各種制御電源(E,F,G,H)など。 Breakout : トランジスタやダイオードなどの半導体や電圧制御 スイッチなど。 Eval : 海外半導体ライブラリ。ロジックICやOPアンプなど (9.2LEではノード数制限があるので適さない) Source : 各種信号源や電源。VAC,VDC,VSIN,VPULSE Special : 特殊機能ライブラリ。PARAMなど

2.「トランジスタ技術」誌 オリジナルのライブラリ(1) (1)ダイオード DDEF :デフォルトのダイオード(無限大の逆耐圧特性) DZ5_6 :05 AZ 5.6 (5.6Vのツェナ・ダイオード) DGWJ42 :1GWJ42 (整流用のショットキー・バリア・ダイオード)

2.「トランジスタ技術」誌 オリジナルのライブラリ(2) (2)トランジスタ QNDEF :デフォルトの NPN トランジスタ QPDEF :デフォルトの PNP ランジスタ JNDEF :デフォルトの N チャネル接合型 FET JPDEF :デフォルトの P チャネル接合型 FET QA1015 :2SA1015 (東芝製。小信号 PNP トランジスタ) QB834 :2SB834 (東芝製。低周波 PNP パワー・トランジスタ) QC1815 :2SC1815 (東芝製。小信号 NPN トランジスタ) QD880 :2SD880 (東芝製。低周波 NPN パワー・トランジスタ) JK30 :2SK30ATM(Y) (東芝製。Nチャネル接合型FET) JJ104 :2SJ104(BL) (東芝製。Pチャネル接合型FET)

2.「トランジスタ技術」誌 オリジナルのライブラリ(3) (3)OPアンプ IDOPA :電圧ゲイン 120 dB, 周波数特性無限大の理想OPアンプ OP_10MHz :直流電圧ゲイン 100 dB, ゲインバンド幅(GBW) 10 MHzのOPアンプモデル。

3.ライブラリ組込みの基本 (1)ライブラリの種類 ①デバイス・ライブラリ(拡張子:.lib)   デバイスの特性を定義するための,.modelコマンドを集めたもの ②シンボル定義ライブラリ(拡張子:.slb / olb)   デバイスシンボル定義を集めたもの

デバイス・ライブラリ(例)その1 ********************************************************************** * Device Library for SPICE2G.6 ver.1.01 Student ed. * * * * You can edit and use this library * * with SPICE2G.6 and PSpice. * * !! FOR PERSONAL USE AND EDUCATION !! * *** DIODES *** *Zener, Switch, P=10W, 12V .MODEL DZENER D(Is=0.1p Rs=0.1 Cjo=4p Tt=15n BV=12) * * Signal detector, switch eg. 1S1588 .MODEL DSIG D(Is=1.00f Rs=5 Ikf=0 Cjo=2p M=.4 + Vj=.7 Isr=20n Nr=2 Bv=50 Tt=1n) * Schottky for signal .MODEL DSBT D(Is=20n Rs=30 Ikf=20m Eg=.69 Cjo=2p + M=.35 Vj=.7 Fc=.5 Isr=15n Nr=2 Bv=60 Tt=0)

デバイス・ライブラリ(例)その2 * * Rectifier 1A eg.10D10 .MODEL DRR1 D(Is=6.4f Rs=50m Ikf=0 Cjo=30p + M=.32 Vj=.75 Fc=.5 Isr=4.5u Nr=2 Bv=1.5K Ibv=50u Tt=5u) *** BIPOLAR JUNCTION TRANSISTOR *** *NPN *Low frequency low noise amp. hfe=100 .MODEL QNPN100 NPN(Is=1p Xti=3 Eg=1.11 Vaf=30 Bf=100 Ne=1.5 Ise=1.5p + Ikf=660m Xtb=1.5 Br=3.0 Nc=2 Isc=0 Ikr=0 Rc=0.65 Rb=26 + Cjc=8p Mjc=.35 Vjc=.75 Fc=.5 Cje=25p Mje=.35 Vje=.70 + Tr=110n Tf=3.2n) *PNP .MODEL QPNP100 PNP(Is=.1p Xti=3 Eg=1.11 Vaf=30 Bf=100 Ne=1.5 Ise=0.5p + Ikf=660m Xtb=1.5 Br=5.5 Nc=2 Isc=0 Ikr=0 Rc=1.5 Rb=18 + Cjc=10p Mjc=.35 Vjc=.75 Fc=.5 Cje=25p Mje=.35 Vje=.70 + Tr=58n Tf=3n)

デバイス・ライブラリ(例)その3    (中略) *** SUBCIRCUIT of SMALL SIGNAL EQUIVALENT CIRCUIT MODEL *** *Example: *T-Equivalent of Common-Emitter .SUBCKT EQTE c b e *1:Collector 2:Base 3:Emitter RB 4 5 400 RE e 5 26 RC c 5 50k FC c 5 VCP 99 VCP b 4 DC 0V .ENDS EQTE *Hibrid-Pi Equivalent .SUBCKT EQPI c b e RB b 4 50 RPI 4 e 2.6k CPI 4 e 50pF CC 4 c 3pF GC c e 4 e .ENDS EQPI

デバイス・ライブラリ(例)その8 *** CMOS Logic (without digital node) *** 5um rule, gate oxide 500A, Psub 5E15cm-3, Nsub 1E16cm-3 *** resistance of poly=0 *** capacitance poly/ox/Al Tox=1.2um, capacitance poly/ox/poly Tox=0.6um * * Subcircuit CMOS NAND2 * .SUBCKT cmosNAND2 2 3 4 1 M1 5 2 0 0 NMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u M2 4 3 5 0 NMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u M3 4 2 1 1 PMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u M4 4 3 1 1 PMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u C1 2 0 0.006pF C2 3 0 0.006pF C3 4 0 0.019pF *5u Rule NMOS .MODEL NMOS1 NMOS(Level=2 Vto=0.5 Kp=35.2E-6 Nsub=1E16 Cgso=210p Cgdo=210p + Cj=4.9E-4 Cjsw=245p Ld=3E-7 Pb=0.94 Tox=50n Lambda=0.02 Uo=550 + Ucrit=1E4 Utra=0.3 Uexp=0.1 Vmax=5E4 Neff=5.0) *5u Rule PMOS .MODEL PMOS1 PMOS(Level=2 Vto=-0.5 Kp=13.4E-6 Nsub=1E16 Cgso=210p Cgdo=210p + Cj=2.3E-4 Cjsw=117p Ld=3E-7 Pb=0.90 Tox=50n Lambda=0.02 Uo=210 .ENDS cmosNAND2

デバイス・ライブラリ(例)その9 * * Subcircuit CMOS NOR2 * .SUBCKT cmosNOR2 2 3 4 1 M1 5 2 1 1 PMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u M2 4 3 5 1 PMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u M3 4 2 0 0 NMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u M4 4 3 0 0 NMOS1 L=5u W=5u AD=18p AS=36p PD=12u PS=12u C1 2 0 0.006pF C2 3 0 0.006pF C3 4 0 0.019pF *5u Rule NMOS .MODEL NMOS1 NMOS(Level=2 Vto=0.5 Kp=35.2E-6 Nsub=1E16 Cgso=210p Cgdo=210p + Cj=4.9E-4 Cjsw=245p Ld=3E-7 Pb=0.94 Tox=50n Lambda=0.02 Uo=550 + Ucrit=1E4 Utra=0.3 Uexp=0.1 Vmax=5E4 Neff=5.0) *5u Rule PMOS .MODEL PMOS1 PMOS(Level=2 Vto=-0.5 Kp=13.4E-6 Nsub=1E16 Cgso=210p Cgdo=210p + Cj=2.3E-4 Cjsw=117p Ld=3E-7 Pb=0.90 Tox=50n Lambda=0.02 Uo=210 .ENDS cmosNOR2    (後略)

3.ライブラリの組込みの手順 (1)Webページからのダウンロードや書籍付属CD等で ライブラリを取得 (2)Cドライブの以下のフォルダにライブラリを複写 C:\Program Files\OrcadLite\Capture\Library\PSpice (3)PSpiceにライブラリを組み込む      

4.CDからのライブラリの組込み(1) (1)エキスプローラを立ち上げ,ファイルを選択してコピー     

4.CDからのライブラリの組込み(2) (2)C:\Program Files\OrcadLite\Capture\Library\Pspiceに貼り付け

4.CDからのライブラリの組込み(3) (3)複写されたことを確認

4.CDからのライブラリの組込み(4) (4)Captureを起動し,「PSpice」「New Simulation Profile」または「Edit Simulation Profile 」を選択し,Simulation SettingsダイアログのLibrariesタブで設定 ① 「Browser」ボタンをクリック ② 組み込んだライブラリを選択して 「開く」ボタンをクリック

4.CDからのライブラリの組込み(5) (5)「Add as Global」を行うことによって,Library file リストに追加 ④ 組み込まれたことを確認して 「OK」ボタンをクリック

5.Webページからの ライブラリの組込み(1) (1) ここではOrcadpcbのWebページからダウンロードする例を示します。

Down loads を選択

PSpice models を選択

PSPICE MODELS DOWNLOAD ページに移るので,スクロールバーで下に動かす

ダウンロードする ライブラリを選択 あとでこれも ダウンロード

5.Webページからの ライブラリの組込み(2) (2) ダウンロードを実行する。

5.Webページからの ライブラリの組込み(3) (3) 同様にolbもダウンロードする。

5.Webページからの ライブラリの組込み(4) (4)エキスプローラを立ち上げ,ファイルを選択してコピー     

5.Webページからの ライブラリの組込み(5) (5)C:\Program Files\OrcadLite\Capture\Library\Pspiceに移動

5.Webページからの ライブラリの組込み(6) (6)C:\Program Files\OrcadLite\Capture\Library\Pspiceに移動

5.Webページからの ライブラリの組込み(7) (7)フォルダが複写されていることを確認

5.Webページからの ライブラリの組込み(8) (8)Capture の Simulation Settings ダイアログで Add as Globalを行います。 この操作は,CDからの組込みと同じです