One Day Science Program コンピュータで数学を yukita@hosei.ac.jp https://yktlab.cis.k.hosei.ac.jp/wiki/
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目的と目標 目的1:数式処理を体験する 目的2:数学のレポート作成ツールを体験する 数式処理では文字式(symbolic expression)をそのまま扱う(symbolic computation) 数値計算(numerical computation)とは大きく違う 分数式の通分約分、多項式の展開、因数分解、微分、積分 目的2:数学のレポート作成ツールを体験する LaTeXによってきれいな数式を本文中に挿入することができる 目標:教科書の問題をいくつか取り上げ、数式処理で解き、解 答をレポートに仕上げる
手段 数式処理は python のライブラリーである sympy を使う 数式を含む文書作成は jupyter notebook で行う その他、グラフィックスと数値計算のためのライブラリーを補助的に 使う 数式を含む文書作成は jupyter notebook で行う python と javascript で作成された webブラウザー上で動くシステム 文書中の数式入力は LaTeX を使う 日本人やヨーロッパ人はラテックあるいはラテックスと読む アメリカ人はレイテックあるいはレイテックスと発音する
jupyter notebook の基本 以下、単に notebook と呼ぶ。 notebook はセルの集まり セルは2種類ある。 code … プログラム(数式)を入力するためのセル markdown … テキストを入力するためのセル notebook の動作は2つのモードがある。 コマンドモード 入力モード
code セルでの数式入力の基本 加減乗除 + - * / 累乗 ** 分数(有理数) Rational(3,2) 2分の3
markdown セルでのLaTeX入力 この講座の時間内に解説できないので、「こんな風に式の入っ た説明のテキストを入力したい」と紙に書いて、何度でも遠慮 なく質問してください。
準備作業 jupyter notebook や sympy を使えるように以下の作業を行います。 Anaconda というパッケージを以下のURLからダウンロード https://www.anaconda.com/distribution/ にアクセス Windows, Mac, Linux が選べるので Windows をクリック Python 3.7 と Python 2.7 が選べるので 3.7 の方をダウンロード ダウンロード完了したらインストール お任せの設定でよい。
jupyter notebook の起動