情報機器と情報社会のしくみ Web素材利用 補助記憶装置 情報機器と情報社会のしくみ Web素材利用
補助記憶装置とは何だろう コンピュータはいろいろな装置から成り立っています。 入力を行う各装置について学習を進めていきます。
コンピュータの 補助記憶装置 データやプログラムを保存するための装置のこと。 補助記憶装置は,用途や容量によりたくさんの種類があります。 マルチメディア化により容量はどんどん大きくなっています。
ハードディスクの構造 ハードディスクは,大変重要な補助記憶装置であり, 容量も大きく,スピードも高速なのでパーソナルコンピュータの中心的な補助記憶装置となっている。
フロッピーディスクの構造 ちょっと前まで一般的な補助記憶媒体であったが,容量が最大で 1.44MBしかないので最近ではあまり使われなくなってきています。
CD・DVDの構造 大容量の補助記憶装置である。レーザ光線を利用したもの,磁気等の影響を受けない。とくにCD-ROMは,多くのコンピュータに搭載されているので利用範囲は広い。
CDとDVDドライブの ピックアップの構造 レーザ発振器から発射したレーザ光を、レンズで集光してディスクの記録面に当て、その反射光を光センサで捕らえます。記録面の、ピットのない部分は反射率が高いので強いレーザ光が検出されます。ピットの部分では乱反射がおこるために弱いレーザ光が検出されます。
FDとCDのトラックの違い フロッピーディスクは、複数のトラックが同心円上に配置され、ディスクの外側がトラックの開始位置でトラックは複数のセクタに分割されています。 CD-ROMのトラックは、らせん状に配置され、ディスクの内側がトラックの開始位置で、外側に向かって再生されています。
MO(光磁気ディスク)の構造 MOの特殊な磁性体は、常温では磁化方向が変化しない、高温状態では、外から与える磁気によって磁化方向を変化させることができ,光磁気ディスクドライブは、ディスクの上に配置した電磁石によって一定方向の磁気を与え、レーザビームを当てて磁性体の温度を上昇させることで、その部分の磁化方向を変化させます。
補助記憶装置のまとめ 基本的な補助記憶装置を説明しました。中心は,ハードディスクですが用途や容量によって多くの種類があることが解ります。 磁気による記憶が主流ですたが,現在は光(レーザ)を利用した補助記憶装置も多くなってきました。