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Published byさや みやくぼ Modified 約 8 年前
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山形徳洲会病院 整形外科 大 沼 寧
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医学の父 ヒポクラテス 「 オリンピック競技のような激しいス ポーツは、健康のために有害である 」 スポーツは体に良 い!?
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● 過剰なトレーニングは様々な 障害を引き起こす 免疫能の低下 関節の障害、成長への障害 ホルモンバランス異常、鉄欠乏性貧血 バーンアウトシンドローム スポーツ中の突然死 スポーツは両刃の剣! ● スポーツにケガはつきも の
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スポーツ傷害 外 傷 障 害 慢性。スポーツによって繰り返される過 度の負担が積み重なって,痛みを主とし た 慢性症状が生じた状態。 腱鞘炎、腰痛、疲労骨折 など 急性。 1 回の外力が加わって急に生じるも の。 打撲、捻挫、骨折、靭帯損傷、肉離れ など
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スポーツ外傷
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キズの処置
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キズの処置で大切なこ と 1.キズに芝や土などの異物が付着している 場合には、水道水でしっかりと洗い流す こと。 場合には、水道水でしっかりと洗い流す こと。 2.出血があれば、ガーゼなどで軽く圧迫す る。 3.キズがきれいになれば、消毒の必要性は 低い。 消毒液はバイ菌だけでなく、 正常な組織を傷めてしまう
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キズが治るには “ うるおい ” (湿潤環境)が必 要! 擦り傷や切り傷に対しては、 シールなどで覆う閉鎖療法が治癒を促進させ る
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4日 後 4日 後
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止 血 法 ・直接圧迫法 (指や手でガーゼの上から傷口を 直接圧迫する) ・間接的圧迫止血 (傷より心臓に近い動脈を 押さえる) 感染症に注意 ! B 型肝炎、 C 型肝炎 AIDS の感染
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捻挫や打撲の処置は?
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R I C E 処置と は? R : rest ( 安静 ) I: icing ( 冷却 ) C : compression ( 圧迫 ) E : elevation ( 挙上 ) ケガを早くなおすために重 要 !
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Rest ( 安静 ) 運動を続けると内出血が進み、ケガの範 囲が広がってしまいます。 ケガを悪化させないように運動を中止 し、患部を安静に保つ. 全身の安静と局所の安静(固定)が必 要
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血腫形成の抑制,浮腫の防止 2次的組織障害の防止 炎症反応の抑制 疼痛の緩和 Icing ( 冷却) 1回 15-20 分,症状に合わせて繰り返し行 う。 24 ~ 48 時間断続的に行うのが理想的。 凍傷に注意! 患部を冷凍保存状態に! シップやコールドスプレーはアイシングの代わりにはなりま せん!
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血行障害に注意 患部に流れこむ血液やリンパ液を抑 え、内出血や腫れの広がりを防ぐ Compression ( 圧 迫 ) 腫れはケガが起きてから5~ 6 時間たった 頃が 最も激しくなります。
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Elevation ( 挙 上 ) 患部の血液, リンパ液の流入を減少さ せ、逆に出て行く量を増やし、腫れを 早く引かせる効果がある。 患部を心臓より高く保つ。
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15 歳 女性 受傷後 5 日目 両松葉杖歩行。 荷重できず。 16 歳 女性 受傷後4日目 荷重歩行可能 直後 RICE なし 直後 RICE 施行
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腫脹の拡大
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多くのスポーツ選手が捻挫の 後遺症(捻挫ぐせ、慢性の痛み) に 悩まされている。 足関節捻挫 = 靭帯損傷 捻挫を甘くみてはいけない!
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慢性足関節不安定性 捻挫を繰り返す、、、、、
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痛みが持続する、、、、、 骨棘(ト ゲ) 骨片 骨棘障害
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足関節捻挫のリハビ リ 可動域! バラン ス! 足底の感覚! 筋力!
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突き 指? (術 後) ケガから 2 週間。 痛みが引かず来院
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軟骨 前十字靭帯 半月板 後十字靭帯 膝のケガ
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半月板損傷
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膝靭帯損傷 前十字靭帯損傷 女子に多い、非接触損傷、手術 治療 内側側副靭帯損傷 頻度が多い、 痛い、 後十字靭帯損傷 外側側副靭帯損傷
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様々なステップ動作を習 得 ■ バランストレーニング ジグザグ走 ■ ジャンプ ー ターン : コンビネー ション 応用動作 ■ ターン 膝のケガ 予防エクササイズ 基本動作 ■ ステップドリル 競技力向上へ
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体の軸を意識しコントロー ル
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スポーツ障害
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スポーツ障害率 練習量 × = 練習強度
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肩: 野球肩 腰: 筋膜性腰痛、 腰椎分離症 膝: 膝蓋靭帯炎 下腿: シンスプリント、 疲労骨 折 足部: 中足骨疲労骨折 筋・腱炎 疲労骨折 スポーツ障害
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・ オーバートレーニ ング スポーツ障害の原因 ・ 筋力のアンバラン ス ・ 筋・腱の柔軟 性 ・ 構造上の問題、アライメント 異常 ・ 不適切な道具(靴な ど) ・ 不適切な環境(グランド、路面な ど)
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2 ヶ月間、下腿の痛みが持続、、、 脛骨疲労骨折 MRI
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膝蓋骨疲労骨折 15 歳 バスケ女子選手
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腰椎分離症(疲労骨 折) 腰痛が治らな い、、、、、 正常 骨折 骨折
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コア(体幹)トレーニング
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腰痛予防・治療のストレッチ
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成長期と成人の骨構造の違い 成人 成長期 骨端線
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成長期のスポーツ障 害 変形をおこしやすい部位は、膝と肘。 代表的な疾患に オスグッド 病、野球 肘 成長期のスポーツ障害は骨の成長に影響を 及ぼし、時に骨の変形が生じることがあり ます。 女子では10歳前後、男子では12歳前 後 成長のピーク: この2~3歳前後が要注意の時 期
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オスグッド病 分離骨片
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体の発達時期 小学生中学生 高校生 「強くなるためのサッカーフィジカルトレーニング ―Q&A100 」 菅野 淳、星川 佳広 (著)
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小学生 パワー、スタミナよりも技術を磨く時期 中学生 高校生 身のこなしがどんどん良くなる時 期 ステップワーク、さまざまなフォームの 習得 スタミナがつく時 期 筋力・パワーがつく時期
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スポーツ障害の予防法 ・ スポーツ後のケア ストレッチ・アイシング ・ ウイークポイントの修正 筋力・柔軟性・バランス・フォーム の改善 ・ トレーニング強度に応じた ケア ・ スポーツ前のケア ウオーミングアップ・スト レッチ
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ウオーミングアップ 受動的(体温上昇をはかる)、一般的(ストレッチ、全 身体操)、専門的(リハーサル)ウオームアップ 個人ウオーミングアップ、大会を想定したもの、天候に 配慮 15 分から 20 分が目 安 体温が上がり、筋肉の出すパワーが増大する 肺や心臓の、運動への適応性を高める 神経系の反応が速くなる 体の各部の柔軟性が高まる 筋肉の傷害を予防する 心臓の事故を防ぐ
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クールダウ ン 運動後の疲労回復を促す。 運動後の疲労回復を促す。 疲労物資を取り除く 疲労物資を取り除く 筋肉痛を予防する 筋肉痛を予防する ジョギン グ ウォーキン グ ストレッチ
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練習前後のストレッチング ケガや障害の発生と筋肉の柔軟性には深い 関係がある。 伸ばされる感覚が大切。痛すぎるストレッ チは 逆効果 20 ~ 30 秒が目安。 呼吸は止めないこと。 個人差に応じたやり方を。
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健康作りのためのスポーツ 健康作りのためのスポーツは頑張ってはいけませ ん。 「無理せず楽しく体を動かすこと」が秘訣です。 健康作りためのスポーツは、良い食生活と同様に、 良い運動習慣を持ち続けること。 この継続性こそが重要です。
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