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Published byたつや いなおか Modified 約 8 年前
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しあわせプロジェクト2 ~よつ葉を増やすために、さらなる謎に迫る研究~ 八戸市立松館小学校 5,6年 5年 沢田柊花 髙屋敷直人 東野有華 6年 大西渉 栁沢真璃菜 東野佑紀
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はじめに ○ 八戸市立松館小学校 八戸市の南東、階上岳を臨む。 歴史ある名所旧跡が多い。 (大慈寺、石灰鉱山、月山神社) 豊かな自然に囲まれ、129年目。 児童数12名の複式校。 一輪車、アンクロン 演奏が特色。
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1.研究を選んだ理由 ① きっかけ 昨年度の研究の継続 春に校庭でよつ葉を 調べたら、昨年度と は違う場所によつ葉 が移動していること に興味を持った。 昨年の研究を詳しく 調べ、人のしあわせ に役立てたい。 よつ葉の出現理由に 迫りたい。
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②考えたこと 1.花の咲く時期によつ葉が増えるのではないか。 2.クローバーを用いた温暖化対策はできないか。 3.年次移動するための「よつ葉マップ」を作成し、 人々に知らせたい。
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2.共同研究 弘前大学 農学生命科学部 准教授 赤田 辰治先生 学生のみなさんと ①実施手順 1.毎日同じ芽を観察し、変化を見て記 録する。 2.花とよつ葉の関係を調べる。 3.クローバーでカーテンを作れるか調 べる。 4.年次移動するために、地域のよつ葉 を調べ、記録する。
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②実施状況 二つのチームにわかれて、 50 ㎝ ×50 ㎝ の枠内によつ葉とみつ葉が何枚あるか 調べた。 また、百葉箱で気温を測り、その変化 を見た。 松館小学校付近の水田 近くでも調べた。
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○ よつ葉は花の咲くころに多く出る。
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○ 夏と冬の違い ○ 夏と冬の違い よつ葉は花が咲くころに 多くでることがわかった。 夏に花がでるのでよつ葉も夏のあたり に多くなる。 寒い時期になると、花もよつ葉も少な くなった。 校庭以外に、水田近くの道路脇に見ら れた。 冬でもよつ葉を多くつける株発見。
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○ クローバーのカーテン 横に生長するクローバーを縦にして、 カーテンを作れないかと考えた。 最初は網にからまっていかなかったが、 すこしずつからまっていった。 地面から 50 ㎝ほど のびた。
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○ カーテンのくき 生長していくうち、 くきが4㎜程度に 太くなり、軸の色 が濃い紫色に変化 した。 葉も大きくなった ものもあったが、 小さいまま生長す るものもあった。 くきはかたかった。
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○ よつ葉マップより 松館で、よつ葉が多いのは大きく 2 カ所。 1.松館小の校庭 春早く、校庭の桜に守られる場所に、よつ葉、 5つ葉、6つ葉が多く見られる。毎年変わらな い。百葉箱で気温を測ると、常に20℃前後。 昨年度は、秋、校庭の向こう側、土のかたい場 所に多く見られた。 2.学校田の近く 田んぼの畦道沿いによつ葉が多く見られる。校 庭とは違う種類で、葉が大きめ。 道をはさんで、水路側にも少し移動していた。
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3.弘前大学での体験から よつ葉にかかわって ○ 葉の研究 ○ 遺伝子実験体験 単葉、複葉について 調べ、採取した葉の 遺伝子を調べた。 ○ よつ葉マップ作成の実 際 よつ葉のある場所を GPS やパソコンを使っ て地図に表した。
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4.研究結果① よつ葉の数は、昨年度と同じく、少ない 場所は変わらず少ないままで、多かった 場所は、よつ葉が増減していた。 春から夏に雨が多く、天候の変動の影響 で、同じ芽の観察がうまくできなかった。 よつ葉はその影響を受けやすいのではな いか。秋になり、よつ葉や5つ葉を多く 出す遺伝子をもつと考えられる株も発見 した。 春、花とよつ葉のでる時期は大体同じで あり、関係がある。よつ葉のある近くに 花があるという傾向がある。
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4.研究結果② 横に伸びるクローバーを縦 に伸ばした結果、茎が固く 3~4㎜ほどに太くなり、 葉も大きくなったことから クローバーが自分を守るような育ち方を したのではないかと面白かった。 よつ葉をさがすと、昨年度とは多少違う ところに移動していることがわかった。 よつ葉の年次移動を多くの人に知らせる ため、「よつ葉マップ」を作成できてよ かった。
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5.最後に 1 年目に引き続き研究できてよかった。「よつ葉マップ」を 作成し、地域のことがわかってよかった。クローバーのカー テンを作り、温暖化対策に将来プラスになればいいと思う。 よつ葉と花の関係やよつ葉がでることのなぞはまだまだわか らないことがある。研究を継続して、是非解明したい。 今年度・・ 3 年目 テーマ「しあわせプロジェクト3」 ~よつ葉を増やすために新たなチャレンジ~ ①クローバーのエコカーテン継続。葉の種類にも着目。 ②花とよつ葉の関係を明らかにする。 ③花の時期の株を育て、種を採取して育てる。 ④年次移動するよつ葉をもとに 「よつ葉マップ2012」を作成する。 ~研究の継続に感謝~ 3 年間を集大成させ、 「しあわせプロジェクト」の輪を広げたい。
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