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知覚するシステム 『アフォーダンスー新しい認知の理論』 佐々木正人 著 4 水野 亮 伊藤精英研究室 g2105028@fun.ac.jp
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 2 知覚システムとは 知覚のための身体の行為、知覚のために 組織される身体 能動的 アナログコンピュータ
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 3 「触ること」による知覚 暗闇の中で棒の長さを知るには・・・ – 手を棒の端から端まですべらせる – 棒を振る アクティブ・タッチ – 対象を知覚するために能動的に触れること
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 4 「振る」だけで長さは知覚で きる 「ダイナミックタッチ」 環境に情報を探索するために、触れる、 振る、つつくなど、手は様々に動く
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 5 不変項としての慣性モーメン ト どのような情報が使われているか – 棒の回転の力(トルク)? – 動力学的なエネルギー? – 接触する皮膚面の変形? 棒を特定できる、振り方を変えても変わ らない値(不変項)とは … > 振り方によっ て変わってし まう 慣性モーメン ト
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 6 「かたち」も知覚できる ついたての向かって左側で 把手を振り、その先につい た立体が 5 種類のうちのど れであるかを答える この場合、不変項は 「慣性モーメント 比」
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 7 アナログ・コンピュータ プラニメータ 「計算」も 「推論」もせ ずに、面積を 知覚する
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 8 再び「知覚システム」とは 手のどこを探しても慣性モーメントを専 門的に感覚する受容器は存在しない アフォーダンスはミクロな受容器ではな く、マクロに組織化された身体によって 知覚されている 知覚のための身体の行為、知覚のために 組織される身体 → 「知覚システム」
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4 4 |知覚するシステム 『アフォーダンス-新しい認知の理論』 9 知覚の学習(発達)とは 知覚システムの獲得する情報は「等価」 – 見るシステムが得ていた情報のかなりの部分は他の システムによってもピックアップ可能 知覚システムにとっての「学習」 – 環境に多様に存在する情報を特定できるように、シ ステムの動作を不断に豊かにしていく過程
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