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Published byあいね つくとの Modified 約 8 年前
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「貸借対照表と損益計算書」・「簿記上の 取引」 貸借対照表と損益計算書 – 資産・負債・純資産・収益・費用 貸借対照表と損益計算書の関係 5つの要素の動きの関係 簿記上の取引 仕訳
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貸借対照表と損益計算書 (5要素) 貸借対照表 – 資産 – 負債 – 純資産 損益計算書 – 収益 – 費用 資産 負債 純資産 費用収益 B/S P/L 財産計算 損益計算 残高試算表
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資産 ( ← 「プラス」の財 産) 企業が所有している現金や商品などの 財貨 – 現金・・・所有している紙幣・貨幣および現金等価物 (小切手な ど) – 銀行預金・・・普通預金・当座預金・定期預金など – 売掛金・・・商品を「掛け」(後で支払を受ける約束)で販売 して、 まだ代金を受け取っていない場合の請 求権(債権) – 貸付金・・・他人にお金を貸して、まだ返してもらっていない 場合 の請求権(債権) – 商品・・・販売する目的で他から仕入れた物品 – 器具・備品・・・ 机・いす・パソコンなど事業において使用する物品 – 車両運搬具・・・自動車・トラックなどの営業用・運搬用の車 両 – 機械装置・・・工場などで使用する電動装置など – 土地・・・所有している土地 貸借対照表( balance sheet) 関係 「減価償却」により費用 化
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負債 ( ← 「負」の財 産) 債務(借金・支払義務・債務) – 買掛金・・・商品を「掛け」で仕入れて、まだ代金を支払 っていな い場合の支払義務(債務) – 借入金・・・ 銀行などからお金を借りている場合の返済義務(債務)
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純資産 企業の資本主(店主・株主・出資者)が出資し た分(元入金・資本金・出資金)+営業活動を 行って増殖した分(期間利益) 純資産=正味財産(自己資本) [ もともとの出資(資本)+利益増加分(減少 分) ]
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資本等式 (貸借対照表の基本構造) 総資産 (資産の総額) - 総負債 (負債の総額) = 純資産 総資産 総負債 純資産 貸借対照表等式 ・・・ 総資産=総負債+純資産
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実際の貸借対照表 (例:平成 21 年4月30日現在の 財政状 態 )
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収益 企業に利益をもたらす要因 – 売上高(三分法の場合) ・ 商品売買益 (または、商品販売益) (分記法の場合) – 受取手数料・・・ 他人の為に仕事をして受け取った手数料 – 受取利息・・・ 銀行にお金を預けて受け取った利息 – 受取家賃 – 雑収入 損益計算書 ( income statement ・ profit and loss statement) 関係
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費用 利益獲得の為に要した経費 – 売上原価 (期首棚卸高+当期仕入高ー期末棚卸高) – 給料 – 旅費交通費 – 広告費 – 支払家賃 – 支払利息
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損益計算書等式 (損益計算書の基本構造) 収益総額-費用総額=当期純利益(または、当期純損失) 費用収益 純利益 費用収益 純損失 費用総額+当期純利益=総収益
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実際の損益計算書 (期間損益) (例:平成 20 年5月1日から平成 21 年4 月30日の 経営成績 )
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貸借対照表と損益計算書の関係 設例 – 期首純資産: 2,000,000 円 – 期間中の総収益額: 5,000,000 円 – 期間中の総費用額: 4,500,000 円 ・当期純利益の金額は? ・期末純資産の金額は?
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期首純資産 2,000,000 期末資産 期末負債 当期純利益 500,000 当期純利益 500,000 費用 4,500,000 収益 5,000,000 期末純資産= 2,500,000 円 貸借対照表損益計算書 必ず一致する
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貸借対照表と損益計算書の当期利益の一致 (複式簿記の自己検証機能) 貸借対照表の利益計算 – 期末純資産-期首純資産=当期純利益 *期首から期末までに行われる企業活動の結果、純利益が生じてい れ ば、その分だけ、純資産が増加する – 当期純利益=資本の増加分 損益計算書の利益計算 – 収益-費用=当期純利益 収益の増加は、資産を増加させるか、負債を減少させる → 純資産の 増加 費用の増加は、資産を減少させるか、負債を増加させる → 純資産の 減少 – *純資産の増減を相殺した純額が当期利益 – 当期純利益=純資産の増加分
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5要素の動きの関係 資産の増減:(増加は左・減少は右) 負債の増減:(増加は右・減少は左) 純資産の増減:(増加は右・減少は左) 収益の増加(発生):(増加(発生)は 右) 費用の増加(発生):(増加(発生)は 左) 増加左グループ・・・資産・費用 増加右グループ・・・負債・純資産・収 益
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資産の増減 (増加は左・減少は右) 資産が増加ということは・・・ – (他の)資産が減少 – 負債が増加 – 純資産が増加 – 収益が増加(発生) 資産が減少ということは・・・ – (他の)資産が増加 – 負債が減少 – 純資産が減少 – 費用が増加(発生) BOX で例示
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負債の増減 (増加は右・減少は左) 負債の増加ということは・・・ – 資産が増加 – (他の)負債が減少 負債が減少ということは・・・ – 資産が減少 – (他の)負債が増加
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純資産の増減 (増加は右・減少は左 ) 純資産が増加するということは・・・ – 資産が増加 純資産が減少するということは・・・ – 資産が減少
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ありえない増減の例 資産の増加(左)⇔負債の減少(左) 資産の減少(右)⇔負債の増加(右) 複式簿記は左右の金額は一致する ×
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収益の増加(発生) (増加(発生) は右) 収益が増加するということは・・・ – 資産の増加
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費用の増加(発生) (増加(発生) は左) 費用が増加するということは・・・ – 資産が減少
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簿記上の「取引」 建物の焼失 紛失・盗難な ど 商品売買 現預金の出入 契約のみの締結 簿記上の取引 日常の用語としての取 引 資産・負債・資本を増減させることがら transaction ( 取引) ・ event (出来事) ・ change in circumstance ( 状況の変化) ・購入取引 ・販売取引 ・資金取引 ・その他の取引
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仕 訳 簿記上の取引を簿記言語で表現 5要素の中を左右ワンセットで数字が動 く 購入取引の例 – 商品 20,000 円を仕入れ、代金は掛とした 商品 20,000 買掛金 20,000 資産負債 (借方) 商品 20,000 (貸方) 買掛金 20,000
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