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Published byふみな たけすえ Modified 約 8 年前
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所得に対する課税 財政学B(財政学) 第 3 回 畑農鋭矢 1
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所得とは? ヘイグ=サイモンズの所得の定義 所得=消費+資産の純増(貯蓄) 所得に含まれるべきもの 自家消費:農家の農産物消費、 専業主婦の家事 帰属家賃:持ち家のサービス(自分への家 賃) キャピタル・ゲイン:資産の値上がり分
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現実の所得課税制度 統計的事実 国際的に見て個人所得税のウエイトは低い 景気循環に対して敏感 包括的所得税との乖離 控除制度 基礎控除、配偶者控除、社会保険料控除 非課税や分離課税(資本所得) 現物給付 捕捉率の格差(クロヨン)
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余暇 l O 予算制約線(予算線) 所得 y=pcp 消費財の価格 所得 y=w(24-l)w 時給 w(24-l) =pc 予算制約式 c =24(w/p ) - (w/p ) l 切片 傾き 時給が上がると予算線は上へシフト 24(w/p ) 消費 c消費 c 24
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余暇 l O 予算制約下の最適化(効用最大 化) I1I1 I2I2 I3I3 I4I4 無差別曲線と予算 線の接点(赤い 点)が最適 ⇒なぜか? 予算線シフト ⇒最適な消費と余 暇の組み合わせが 変わる。 ⇒なぜか? 消費 c消費 c
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余暇 l O 労働所得税と予算制約線 労働所得税なし 労働所得税あり 消費 c消費 c 24 A B t は税率( 0<t<1 )、税率が 10% の場合 t=0.1 予算制約線はシフト: A ⇒ B 労働所得税により手取り賃金が変化 賃金が余暇の価格であることに注意
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余暇 l O 労働所得税の余暇への効果 I1I1 I2I2 最適点の移動 E 0 ⇒ E 1 効用が低下 I 2 ⇒ I 1 消費 c は減少 余暇 l は増加 消費 c消費 c 24 A B E0E0 E1E1
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余暇 l O 所得効果と代替効果 I1I1 I2I2 E 0 ⇒ E 1 を分解 補助線 C : I 2 と接し B と平行 E 0 ⇒ E 2 ⇒ E 1 E 0 ⇒ E 2 :代替効果 同じ効用水準で手取り賃金 (余暇の価格)が変化した効 果 E 2 ⇒ E 1 :所得効果 余暇の価格が変化せず、 所得が減った効果 消費 c消費 c 24 A B E0E0 E1E1 E2E2
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余暇 l O 所得効果と代替効果の大小関係 I1I1 I2I2 代替効果 E 0 ⇒ E 2 余暇価格が下がれば必ず余暇増加 所得効果 E 2 ⇒ E 1 所得減少⇒余暇減少(正常財・上級 財) 所得減少⇒余暇増加(劣等財・下級 財) 所得効果>代替効果 労働所得税⇒余暇減少( E 1 ’ ) 消費 c消費 c 24 A B C E0E0 E1’E1’ E2E2 E1E1 I1’I1’
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余暇 l O 余暇から労働へ I1I1 I2I2 労働時間= 24 -余暇時間 横軸を労働時間に変換 消費 c消費 c 24 A B E0E0 E1E1 O 労働 L 消費 c消費 c
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O 労働所得税の労働への効果 I1I1 I2I2 代替効果 E 0 ⇒ E 2 労働 L は減少 所得効果 E 2 ⇒ E 1 労働 L は増加 代替効果>所得効果 労働 L は減少 代替効果<所得効果 労働 L は増加 消費 c消費 c 24 A B E0E0 E1’E1’ E2E2 E1E1 I1’I1’
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余暇 l O 労働所得税の非効率性 I1I1 I2I2 余暇 l 1 (労働は 24 l 1 )の下で 労働所得税額は E 1 K 労働所得と関係なく E 1 K と同額を課税 ⇒予算制約線 C (一括固定税) 最適点 E 1 ’ は無差別曲線 I 1 ’ 上( I 1 ’>I 1 ) 効用の比較:労働所得税<一括固定税 消費 c消費 c 24 A B E0E0 l1l1 K E1’E1’ E1E1 税額 I1’I1’ C
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