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Published byかずゆき やなぎしま Modified 約 8 年前
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中抜きと人材育成について グループ1:啓田恭史 秋吉祐太 大塚悠司
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中抜きについて
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中抜きとは? 近年電子ネットワークを利用した企業間取引 (BtoB)が本格化し、メーカーと小売業 者の間で直接の受発注が活発になる この結果卸・商社などの中間流通業者が取引 から外される 400 万人超にも達する卸・商社の従業員達は雇 用の危機にさらされている
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中抜きの図示 メーカー 小売 卸・商社 従来の方式 売る
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中抜きの図示 メーカー 小売 卸・商社 中抜き 売る
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中抜きの具体例 欧州の紙パルプ業界の卸売業者は 10 年間で 1000 社 →350 社まで減少 問屋や卸だけでなく、旅行代理店も中抜きの 危機にさらされている 出版取次ぎもこの危機にさらされている(ア マゾンなどの台頭) 製造業の社員も無縁でなく、BtoB市場の 拡大により営業や購買の人員が過剰になる公 算が大きい
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中抜きに対する処方箋 得意な昨日を単品で販売 フルライン化で効率高める IT革命に先手を打つ その他
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得意な機能を単品で販売 これまでメーカーから仕入れた商品を小売店 に卸す際の仕入れ値と卸値の差額で利益を生 み出してきた これに対し中央物産は商品の集荷・配送・販 促支援などの個別の機能を受け取る方式を考 え出した(メニュープライシング方式) 売買差益でなく手数料をビジネスへの転換
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フルライン化で効率を高める 菱食や国分が現在力を入れているのが取り扱 い商品のフルライン化 小売りの多くが加工食品と菓子を別々の卸か ら仕入れている今両者をまとめて発注し、一 括配送できるフルライン化は効率的
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IT革命に先手を打つ エコートレーディングは全国をカバーする物流・情 報システムとそれらを活用した小売店への提案型の 営業を実施している オンラインで受注を受付コンピュータが出荷指示を だす 多量の商品の種類ごとに、どこにどれだけ在庫があ り、どの小売店にどれだけ納入したかをリアルタイ ムで把握可能 加えて膨大な商品データをもとに、受発注サイクル を予測して在庫を適正に保っている さらに売れる陳列の品揃えや棚割りをコンピュータ で再現し小売店に提案
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人材育成について
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人材育成に関する問題 「優秀な人材こそが財産」と言明する企業の トップは多いが、従来通りの経営体制で「勝 手に育つ」というのは間違い 新卒学生は自分を育ててくれそうな外資系企 業への就職に殺到 社内の人材も秘めた能力を埋もれさせたまま ではいつか流出してしまう
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人材流出について 人材はマネジメントの混乱している企業から 加速的に流出する(人材流出リスク) かねて終身雇用と年功序列を “ 美徳 ” と考えた 日本の企業の経営トップが多かった しかしこの個々人が経営効率を高めることに 熱心にならずとも解雇されない緊張感の緩み は次第に一種の馴れ合いを生んだ
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具体例 三菱自動車のリコール隠し 雪印乳業では製造現場の管理不行き届きから の集団食中毒事件 最近では赤福など伝統的で食品を扱う企業の 賞味期限の偽造や産地偽造 会社を存亡の危機に追い詰めた。 「人を尊ぶ」という企業の姿勢がお 題目のみに過ぎなかったのではない か・・・
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若い世代が望むこと 外資系企業に新卒学生の募集が集中している これは高報酬を提示しているからではない 新卒学生が望むことは「入社してすぐ、専門 的な知識を体系的に教えてくれる研修システ ムに魅力を感じる学生が増えている」 事実日本の企業の若手の研修への平均投資額 は米国や欧州の半分程度でしかない
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OJTではもう遅い かつては終身雇用、年功序列のもと若手を実 際の仕事を通じて「オン・ザ・ジョブ・ト レーニング(OJT)」で育ててきた日本企 業 しかし経営にスピードと効率が求められてい る中で若手の人材獲得もままならぬとしたら、 大きな打撃を被るのは必至となる 「人」という企業にとって最大の財産が経営 のリスク要因へと逆転しないように防ぐ為に、 会社全体の人材活用と育成強化のあり方を見 直さなければならない
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人材強化について 才能を生かすも殺すもまさに経営トップが人 材強化にリーダーシップを発揮しているかで 決まってくる 「人材を採用できない」「活用できない」 「流出させてしまう」ようなリスクを顕在化 させないマネジメント力がますます必要とさ れる
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思想の転換 かつて「会社は終身雇用を約束するから社員 は変わらぬ忠誠を示す」が会社と社員の契約 概念であった また現行ビジネスが不変であることを前提に しているため変化への対応力は極めて弱い 日本企業再生の鍵を握っているのは基本思想 の転換である 人材のもつ可能性に対する信頼をベースに企 業の存在価値を改めて問い直す必要がある
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企業の存在意義 人材は決してコストではなくキャピタルである この思想にたてば企業と個人は対等であり、パート ナーの関係にある。互いに選び選ばれる健全な緊張 関係が生ずる 企業の存在意義は無限の潜在力を持つ個人にそれを 顕在化させる「環境」を提供できるか そしてその環境に競争力に持たせられるかどうかに かかっている 企業は個人の市場価値を向上させる場の提供を保証 すべきである
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