Download presentation
Presentation is loading. Please wait.
Published byそう ながだき Modified 約 8 年前
1
森山さんからいただいたご質問 ・なぜ民間企業から NPO の支援に移ろうと考えたのか。 NPO が社会を変える上でどのような役割があると思ったからか 。 NPO が社会を変える上でどのような役割があると思ったからか 。 ・児童福祉や子どもの教育にまたがる支援を行っていると、共通 する課題が多い。閉じていて、人材不足で、役割はとても多岐に 渡っている。児童福祉や子どもの教育に関する印象と、ボトルネ ックは? ・地域社会が広くなり過ぎた結果、子どもに必要なケアは変わら ない、または社会の成熟によって必要なケアは増えているのに、 子育てする親のサポート体制は、金銭を媒介しないと得られなく なってしまっている。地域社会が機能しづらくなった今、どう補 う必要があるか? ・公的保障と民間サービスでは、サービスの質にとてもギャップ がある。 NPO は、公的保障の充実においてどのような役割を担っ ているか。それにあたって行政との役割分担・すみ分けは必要か 。 ・認定 NPO 制度の導入について、公的保証(保障?)における NPO の役割に変化はあるか。 ・子どもの社会保障を行うにあたって、 NPO 側の課題は何か? 質が低いとしたら、具体的になにを伸ばすべきか? 質が低いとしたら、具体的になにを伸ばすべきか?
2
「年間事業(目標)額」と「活動開始後の年数」 で見ると 300万 円 1000万 円 5000万円 年間事業 (目標) 額 事業・団体の「最低限の運営」力(義務のレベル): 業務品質管理、ボランティア・マネジメント、広報、会議、 会計、・・ 事業の「継続」力: 自主財源拡充、開示、育成、労 務、 他団体・企業・行政との協 働、・・ 事業・組織の 「見直し・建て直し」 力: 理事会、 事業 & 組織評価、 他団体との統合、 ・・ → 団体の目標と現状との差( = 課題)に応えているか ? そもそも団体が「社会における役割」を意識してい るか? 3年 10年 開始後の年数 社会の「しくみづくり」力: 社会と事業の中期戦略、 政策提言、他団体の育成、・・ 社会の「変革推進」力: (他セクターと連携して)社会を変える戦略、 メディアによる社会啓発、生態系(コミュニティ)づく り、・・
3
個人的な歴史としては。。 高校では、部活も、映画製作も、生徒会 も。。 高校では、部活も、映画製作も、生徒会 も。。 大学では、学園祭で当時最大のディスコ も、 大学では、学園祭で当時最大のディスコ も、 10カ国の若者とニュージーランドで冒 険も、マッキンゼーでインターンも。。 10カ国の若者とニュージーランドで冒 険も、マッキンゼーでインターンも。。 リクルートでは、新卒採用も、国際採用 も、 リクルートでは、新卒採用も、国際採用 も、 広報も、営業企画も、企画営業も。。。 広報も、営業企画も、企画営業も。。。 国会議員の秘書として、 議員立法も、 国会議員の秘書として、 議員立法も、 国際的な議連の事務局も。。 国際的な議連の事務局も。。
4
なぜ、NPOのマネジメント支援 か? 環境も人権も、結局は「民主主義」かどう かで、進み方が決まる。 環境も人権も、結局は「民主主義」かどう かで、進み方が決まる。 日本って、市民が市民を信頼してないじゃん! 日本って、市民が市民を信頼してないじゃん! 阪神・淡路大震災の現場の混乱。。 阪神・淡路大震災の現場の混乱。。 官も業も民も、気持ちと力があっても連携でき ない。 官も業も民も、気持ちと力があっても連携でき ない。 ロースクールも司法試験も、2回ずつ落ち た。。 ロースクールも司法試験も、2回ずつ落ち た。。↓ 市民団体の力を育てないと、日本は変わら ない。企業が変われば、市民生活は変わる。 市民団体の力を育てないと、日本は変わら ない。企業が変われば、市民生活は変わる。
5
故・加藤哲夫さん(せんだい・みやぎNPOセン ター)が つなプロメンバーに遺した言葉(11年6月25 日) 緊急時には傷口に絆創膏を貼るような仕事が必要。その中 でつなプロは、一見見えないニーズを発掘し、マイノリテ ィのニーズに応えようと発足し、活動していただいた。 緊急時には傷口に絆創膏を貼るような仕事が必要。その中 でつなプロは、一見見えないニーズを発掘し、マイノリテ ィのニーズに応えようと発足し、活動していただいた。 残念ながら今までの市民活動・市民運動は、社会がつくり だした矛盾の後始末だった。しかし我々NPOの本来の役 割はしくみをつくり、提案をし、そして、新しい社会構造 と参加のしくみを世の中に位置付けていくことだ。 残念ながら今までの市民活動・市民運動は、社会がつくり だした矛盾の後始末だった。しかし我々NPOの本来の役 割はしくみをつくり、提案をし、そして、新しい社会構造 と参加のしくみを世の中に位置付けていくことだ。 見えるニーズに即応することはわかりやすく、この 3 か月 、人はたくさん動いたと思うが、ここから先は、ニーズが 見えない状態に入ってしまう。見えないものを可視化した り、見えないものの中から何が重要かをきちんと取り出し て、対策を立てるためにも、できるようになるためにも、 つなプロの調査力とそのノウハウを地域に移行していって もらいたい。 見えるニーズに即応することはわかりやすく、この 3 か月 、人はたくさん動いたと思うが、ここから先は、ニーズが 見えない状態に入ってしまう。見えないものを可視化した り、見えないものの中から何が重要かをきちんと取り出し て、対策を立てるためにも、できるようになるためにも、 つなプロの調査力とそのノウハウを地域に移行していって もらいたい。
6
(民主主義の当事者としての)市民による社会 運営 ⑥ 社会制度化 (民も官もともに担い手) ⑤ 代替案の試行 or 救済策の実施 (やってみたら、こうなりました) ④ 代替案 or 救済策の提示 (こうしたらいいんじゃないか?) ③ 原因と背景の把握 (なぜだろう、このままだとどうなるんだろ う?) ② 課題の指摘 (「こんなことが起きてますよ!」) ① 課題の発見 (こんなことが起きてる!こんな状態!) → 告発・糾弾 (けしからん!)
7
企業・行政に「影響力のあるプログラム」をつく るには? → 欧米の大きなNPOなら、どうする?? STEP 1 自分たちの活動分野の主な課題に対する STEP 1 自分たちの活動分野の主な課題に対する 企業・行政の取り組みを調査し、比較する。 企業・行政の取り組みを調査し、比較する。 STEP 2 調査結果をマスメディアに報道してもらうと ともに、 STEP 2 調査結果をマスメディアに報道してもらうと ともに、 団体のウェブサイトでも「概要」を開示し、 団体のウェブサイトでも「概要」を開示し、 社会的な関心を高める。 社会的な関心を高める。 STEP 3 調査結果をもとに、企業・行政を対象に、 STEP 3 調査結果をもとに、企業・行政を対象に、 有償で「報告会」を開催する。 有償で「報告会」を開催する。 STEP 4 「もっと詳しく知りたい」という企業・行政 を対象に、 STEP 4 「もっと詳しく知りたい」という企業・行政 を対象に、 個別に有償で「勉強会」を開催する。 個別に有償で「勉強会」を開催する。 STEP 5 「本格的に取り組みたい」という企業・行政 に、 STEP 5 「本格的に取り組みたい」という企業・行政 に、 対策プロジェクトを実施する。 対策プロジェクトを実施する。 STEP 6 その後も定期的に、調査と事例を発表し、 STEP 6 その後も定期的に、調査と事例を発表し、 「次にすべきこと」を具体的に提案し続け る。 「次にすべきこと」を具体的に提案し続け る。詳しくは「NPOマネジメント」第53号参照
8
参加・支援から、協働・総働へ 地域における市民と行政との協働の領域 市民「参加」型の政策立案 市民に「意見」を求める: public involvement 例:委員会、審議会 アンケート調査、関係団体へのヒアリン グ アンケート調査、関係団体へのヒアリン グ パブリック・コメント パブリック・コメント 対話集会(意見交換会)、出前講座 対話集会(意見交換会)、出前講座 市民「参画」型の政策立案と実現の協 働 市民が提言し、実践で協働する : public commitment (collaboration) 例:介護保険事業 (NPOがモデルをつくり、行政が 制度化) 地域の環境保全事業(立案・調査から実施ま で) 地域の環境保全事業(立案・調査から実施ま で) 多文化共生のための条例づくりと支援事業 多文化共生のための条例づくりと支援事業 ← 単発・問題対処的( case based )「制度化された資金」の分配 市民は単なる利用者: policy consumer 例:緊急雇用対策・ふるさと雇用再生事業 決定済み事業の執行のみ委託 決定済み事業の執行のみ委託 (請負の発注) 地域活動団体への補助、運営資金交付 地域活動団体への補助、運営資金交付 継続・基盤形成的 ( infrastructure oriented ) →事業の持続性の向上 市民の「担い手化」を支える: citizenship support 例:不登校児支援団体への補助の制度化 学校ボランティアの役割の拡大 学校ボランティアの役割の拡大 総合学習を支援する団体との授業の開発 総合学習を支援する団体との授業の開発 独居高齢者を支える活動への支援の制度化 独居高齢者を支える活動への支援の制度化 政策立案( policy making ) (企画・財政部門が主導) 業務執行( operation ) (事業・現業部門が担当)
9
特定非営利活動法人制度の15年間
10
みなさまからいただいたご質問 ・団体を立ち上げる・公共性を高めるときの法人格?・社会へのインパクトの見せ方? ・現政権におけるソーシャル・ビジネスなどの位置付 け? ・公共事業における不正を防ぐ手立て?・身の丈に合ったしくみづくりをどう始める? ・ 3keys って、外から見てどう?
11
あなたのポジションは? 「試行 & 育成 & 拡 大」 と「検証 & 発信」 を 同時に加速! すぐにでも VBM & 外部連携加速! しらべながら試 す! & 過程と成果を 発信し続ける! 足りないのは (純粋に)努力? 顧客 & ニーズ確認? 手法の精度? 顧客は誰? 今後のニーズは? 他社は? 手法の精度は? ゼロに戻って やりなおし! → ニーズ確認か ら ↑ 起業! 時間 →
Similar presentations
© 2024 slidesplayer.net Inc.
All rights reserved.