基础日语第三册 第二课.

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1 基础日语第三册 第二课

2 2.～ものだ 　　　S　　　　＋　　　　　　ものだ 　　　　　　　　　　　　　　もんだ＜口＞ 　　　　　　　　　　　　　　ものだった 　　　　　　　　　　　　　　もんだった＜口＞ 　Sの文末は常体形過去

3 2.～ものだ 以前は、お正月はどの店も休みだったものだ。 学生時代は毎日のように映画館へ映画(えいが)を見に行ったものだ。
結婚して数年は、夫も家事をしたし、子どもの世話にも熱心(ねっしん)だったものですが、今は何もしませんね。

4 5.～ものだ 　Ｓ 　動詞・形容詞　 　　＋ ものだ 　（常体形）　　　　　　　 もんだ＜口＞ 形容動詞な　　

5 5.～ものだ （すし屋で、お金を払うときに） 父親: 家族5人で、3万4000円？ずいぶん食べたものだなあ。 母親：男の子3人ですからね、これで普通でしょう。 （子どもがそろばんで難しい計算をしているのを見て） コンピュータのようだね。よく間違えないものだ。

6 5.～ものだ 「～ことだ」と「～ものだ」 例 赤ちゃんって可愛い（もの？こと）だねえ。
初めて見ましたが、雪景色の富士山って、美しい（？もの？こと）ですねえ。 　　（発見、客観事実の再確認） この赤ちゃんの可愛い（？こと？もの）、まるでお人形さんみたい。 どんなにあなたのことを心配した（？こと？もの）だろう。 ＜個別の事態に対して、その場そのときの個人の気持ち＞

7 ４．～ものだ/ものではない 　　　Ｓ 　動詞・形容詞　 　　＋ ものだ 　（原形・ない形）　　　　 もんだ＜口＞ 形容動詞な　　 　　　 ものではない 　　　　　　　　　　　　　 もんじゃない＜口＞ 　　　　　　　　　　　　　　

8 ４．～ものだ/ものではない A. （父親から子どもへの注意） 親でも、先生でも、よその人でも同じだ。大人の言うことは聞くものだよ。

9 ４．～ものだ/ものではない 人間というものは、外見だけではわからないものだ。
最初は誰でも難しく感じるものさ。ものは試(ため)し、先（せん）ずやってみたらどうだい？ 「芸は身を助ける」と言うが、何かの時にその特技が役立つことがあるものだ。

10 ４．～ものだ/ものではない B. 学びは楽しいが、毎日の勉強や練習は、決して楽なものではない。
哲学の本を読んだくらいで人生の意味がわかるものではない。 子どもの心を理解するというが、それは言葉で言うほど易しいものではない。

11 6.～ものか/ものですか 動詞・形容詞： 　　　　＋　　ものか （原形／ない形）　　　　　　　　もんか＜口＞ 形容動詞な　　　　　　　　　 ものですか 　　　　　　　　　　　　　　　　　もんですか＜口＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　

12 6.～ものか/ものですか 持って生まれた性格が、そう簡単に変わるものか。 あてになるものですか、あんな男の言うことが。
この悔しさを忘れるものか。今度の試合では必ず勝ってみせる。 あなたなんかに、私の気持ちがわかってたまるもんですか。 やさしくて親切？あの男が？どこがやさしいもんか、外面がいいだけだよ。

13 6.～ものか/ものですか 　彼なんかにわかるものか。　≒　絶対わからない。 彼なんかにわかるだろうか。≒　たぶんわからないだろう。

14 語気助詞～もので／～ものだから／～んだもの
名詞　　：である／な　＋　 もので 動詞・形容詞：常体形　　　 もんで＜口＞ 形容動詞な　　　　　　　　　 ものだから 　　　　　　　　　　　　　　　　　もんだから＜口＞ 　　　　　　　　　　　　　　　　　んだもの＜口＞ 　「～もので／～ものだから／～んだもの」 △「ので」系 原因・理由を表す表現 △「そうするつもりはなかったんですが～ので／そうしたくはなかったんですが～ので」、謝るときの言い訳によく使われる表現

15 語気助詞～もので／～ものだから／～んだもの
△謝るときの理由には「～から」は使わないこと。 　 謝罪の時は「～ので」か「～もので」を使いましょう。 　　電車が遅れたもので、遅刻しました。 　＜不本意な理由＞ 　　電車が遅れたので、遅刻しました。 　＜客観的な理由説明＞ 　　電車が遅れたから、遅刻しました。　 　＜私は悪くない。JRが悪い＞

16 語気助詞～もので／～ものだから／～んだもの
近くまで来たものですから、ちょっとお寄りしました。 まだ小さかったもので、当時のことはよく覚えていない。 「どうして学校に行かないの？」「だってつまらないんだもの」

17 練習 1) 自分の後始末は自分でつける（ ）。人にしてもらおうなんて考える（ ）。 ①もんだ ②わけだ ③もんじゃない ④わけじゃない
1)　自分の後始末は自分でつける（　）。人にしてもらおうなんて考える（　）。 ①もんだ　②わけだ　③もんじゃない　④わけじゃない 2)　他人という（　）（　）は、いつも自分の思った通り（　）動いてくれる（ものだ→　　　　　　）んだよ。 3)　噂（には／によると）（聞いた／聞いていた）が、万里の長城って実に壮大な（こと／もの）だねえ。 4)　てっきり遭難した（　）と思っていたが、よくあの吹雪の雪山（　）（　）（生還できる→　　　　　）ものだ。

18 練習 5) この川も数年前（ ）はまだ釣り人の姿が（ ）ものだが、今では死の川に（ ）。 ①までに②まで③見えた④見られた⑤した⑥なった
5)　この川も数年前（　）はまだ釣り人の姿が（　）ものだが、今では死の川に（　）。 　①までに②まで③見えた④見られた⑤した⑥なった 6)　学生時代、君（　）よくこの店に（来る→　　　）ものだね。そして夢を（語り合う→　　　　　）ものだった。 7)　人身事故（　）電車に遅れが（　）（　）、遅刻してしまいました。 　①で　②なので　③出た　④出した　⑤から　⑥もので 8)　「どうして結婚（する→　　　　）の？」　「（　）（　）（　）、適当な相手がいないんだ（　）（　）」

19 練習 9) （知る／知らない）ものか。知っている（わりに／くせに）、（わざと／わざわざ）とぼけているんだよ。
9)　（知る／知らない）ものか。知っている（わりに／くせに）、（わざと／わざわざ）とぼけているんだよ。 10)　恩を仇（あだ）で返す（ようだ→　　　　）真似を（する→　　　　）て、黙って（いる→　　　　　　）ものか。

20 ～らしい 名詞　：　　　　　　　 ＋　　らしい 　　　　　　　　　　　　　　　　らしくない 接尾詞 「～らしい」は「男・女・子ども・学生…」などの名詞について「そのもの本来の要素を十分に備えている」という意味を表します。 例　男らしい男　　　　　　　女らしい女 　　　　正月らしい雰囲気 　　春らしい気候 　　　　学生らしくしなさい　　日本人らしい日本人 　　　　子供らしくない考え方

21 ～らしい 彼は男らしくて、実に竹を割ったような性格です。 馬鹿らしい！そんな話を誰が信じるというのか！
その少年は子供らしくて、素直な十二歳の子でした。 あの人は男らしい。（助動詞と接尾詞両方とも捉える）

22 ～らしい A：○○先生っていつもGパンにTシャツで、遅刻してもうるさく言わないし、日本人（a）日本人だね。
　B：聞いた話では、他の先生とはうまくいって　　　 　　いない（b）よ。 　A：でも、僕から言えば、一番先生（c）先生は　　　　　　　　 　　○○先生だね。 　 a ：①みたいでない　②ようでない　③らしくない 　　　④そうにない 　bc：①みたいだ　②ようだ　③らしい　④かもしれない

23 ～らしい A:ノックをしても、返事がないよ。 B:どこかに出かけている（ a ）ね。
　①そうだ　　②ようだ　　③らしい　　④だろう

24 ～んだ/～んです S　　んです/んだ S：常体形（連体形）。形容詞・名詞のとき　＋なんだ

25 ～んだ/～んです A. （つらそうな顔をしたBを見て） A: どうしたんですか。 B: 歯が痛いんです。

26 ～んだ/～んです B. A: 日曜日にいっしょに釣りに行きませんか。 B: どこへ行くんですか。 A: 富士山の近くの湖(みずうみ)です。
A: もうすぐ帰国ですね。おみやげは、もう買いましたか。 B: ええ、買いました。 A: 何を買ったんですか。 B: 浴衣です。

27 ～んだ/～んです C. すみません、使い方がわからないんです。教えてくださいませんか。
明日、友だちと買い物に行くんですが、いっしょに行きませんか。

28 れる/られる Nは/が V（ら）れます N：Vの動作主（話し手が敬意を表す対象） V（ら）れます：受身形と可能形と同じ
休む　行く　呼ぶ　帰る　書く　会う　話す 　借りる　出る　起きる　降りる　来る　する

29 れる/られる 娘は帰りました。 →社長は 私は新聞を読みました。 →部長は 友達は帰りました。

30 れる/られる 社長はさっき 出かけました。 10時に 来ます。 明日 大阪へ出張します。 ↓ 社長はさっき 出かけられました。
社長はさっき　　　　　　出かけました。 　 　　　　10時に　　　　　来ます。 明日　　　　　　大阪へ出張します。 ↓ 社長はさっき　　　　　　出かけられました。 　 　　　　10時に　　　　　来られます。 明日　　　　　　大阪へ出張されます。

31 れる/られる 例：ちょっと出かけました。（部長） ……部長はちょっと出かけられました。 １）新しい工場について話します。（社長）
　　　　……部長はちょっと出かけられました。 １）新しい工場について話します。（社長） ２）パーティーに出席します。（田中） ３）たった今帰りました。（お客様） ４）この本を書きました（鈴木先生）

32 れる/られる 例：どんなお土産を買われましたか。（日本人形） ……日本人形を買いました。 １）どちらで日本語を習われましたか（○○大学）
　　　　……日本人形を買いました。 １）どちらで日本語を習われましたか（○○大学） ２）いつ荷物を送られましたか。（おととい） ３）いつお国へ帰られますか（あさって） ４）何時の飛行機に乗られますか。（夕方　6時の飛行機） ５）どなたと一緒に出張されましたか。（山本さん）

33 れる/られる ６）どうやってこれを組み立てられたのですか。（説明書を読んで）
７）夕べは何時ごろまで残業（ざんぎょう）されたのですか。（10時すぎ）

34 れる/られる A：いつお国へ帰られますか。 B：あさって 帰ります。 A：①荷物は もう ②まとめられましたか。
１）①お土産　②買う ２）①荷物　②送る

35 れる/られる 例： 先生：毎日新聞を読みますか。 学生：はい、読みます。先生は毎日読まれますか。 先生：はい、読みます。
　先生：毎日新聞を読みますか。 　学生：はい、読みます。先生は毎日読まれますか。 　先生：はい、読みます。 スペイン語を話しますか。　　 よく手紙を書きますか。 いつ北海道へ行きますか。 毎日牛乳を飲みますか。 あの映画を見ましたか。 いつその本を買いましたか。 今朝何時にうちを出ましたか。