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問題解決の 要点 問題解決力育成のための 自由にダウンロードして 研修や授業にお使いください
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問題解決の基本ステップ 問題解決の基本は次の3つのステップです Ⅰ. 現象を正しくとらえる Ⅱ. その現象の因果・メカニズムを究明する
問題解決の基本は次の3つのステップです Ⅰ. 現象を正しくとらえる Ⅱ. その現象の因果・メカニズムを究明する Ⅲ. その原因へ対策を講ずる これを企業の品質・コスト・納期問題等の解決のために、日本の品質管理界では次のスライドに示す7つのステップからなる QCストーリー という問題解決手順を 1962年に確立し、 日本の製品の品質向上に多大な 貢献をしてきました。PPDAC, DMAICなどはこれを元に作られました。この手順を 初等中等教育用に改訂したのが問題解決ストーリーです。 PPDAC:Problem⇒Plan⇒Data⇒Analysis⇒Conclusion DMAIC:Define⇒Measure⇒Analyze⇒Improve⇒Control 2 2
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問題解決の基本ステップ 現象を正しくとらえる その現象の因果・メカニズムを究明し原因を特定する 特定した原因へ対策を講ずる stepⅠ:現象
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問題解決ストーリーとは 問題解決ストーリー データで現象を捉え, 解決したい問題を明確にする
問題解決型 QCストーリー 基本3STEP 問題解決ストーリー 問題のありかを見つけ,着目 すべき事象(現象)に絞り込む 3. 要因をもれなく挙げる 4. 調べた現象を基に要因を ある程度絞り仮説を立てる 5. 仮説をデータで論理的に確かめる 真の原因への解決案を検討し, その効果を確認する データで現象を捉え, 解決したい問題を明確にする 解決策をルール化し,これを周知徹底し定着させ,振り返りを行う テーマの選定 現象 現状把握 解析 因果 メカニズム 問題解決ストーリーと基本の3ステップはこのように示されます。問題解決型のQCストーリーから、問題解決ストーリーをこのように展開いたしました。 大きな特徴といたしましては、3の解析の部分を3つのステップに分け、仮説検証を行った経験の少ない方でもわかるように丁寧に誘導いたしました。 その分、後半の対策の部分は簡易にまとめました。 アブストラクトには標準化を抜いたものが記載されておりますが、研究室内外でディスカッションした結果、やはり標準化は大切な概念ですので、7ステップに設けました。 またこちらの問題解決ストーリーは啓林館の指導書に載せてもらえることになりました。 対策 効果の確認 対策 標準化 残された問題点と 振り返り 4
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問題解決ストーリー データで現状を捉え、解決すべき問題を 明確にする 問題のありかを見つけ、着目すべき事象(現象)に 絞り込む
データで現状を捉え、解決すべき問題を 明確にする 問題のありかを見つけ、着目すべき事象(現象)に 絞り込む 要因をもれなく挙げる 調べた現象を基に要因をある程度絞り, 仮説を立てる 仮説をデータで論理的に確かめる 真の原因への解決案を検討し、実行する 解決策をルール化し,これを周知徹底し定着させ, 振り返りを行う 5 5
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問題解決ストーリー 6 データで現状を捉え、解決したい問題を明確にする 問題のありかを見つけ、着目すべき事象(現象)に絞り込む
データを収集しこれをグラフ化し、解決したい問題がなぜ重要かを示す 問題のありかを見つけ、着目すべき事象(現象)に絞り込む 活動計画をたて、とりあげた問題を解決するにはさらにどのような事象に 着目すべきかをデータにより絞り込む 要因をもれなく挙げる 絞り込まれた事象に対する要因(原因の候補)をできるだけ多く挙げる 調べた現象を基に要因をある程度絞り仮説を立てる 重要と思われる要因をある程度絞りこみ、これを仮説とする。 仮説をデータで論理的に確かめる 仮説に対するデータを収集しグラフ化し、真の原因をつかむ 真の原因への解決案を検討し、その効果を確認する 効果・実行可能性・費用・時間・副作用などを考慮し、解決案を検討し、 どの程度の効果をもたらすか、あるいはもたらしたかをグラフ化する 解決策をルール化し、これを周知徹底し定着させ 振り返りを行う 継続的に行うためにルールを作成し、広く活用する。また、振り返りを行う 6 6
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要因とは 仮説を立てるとは 真の原因の候補のこと 真の原因であるとはっきりとは言えないが、原因である可能性が高いもの
真の原因でないものも含む 仮説を立てるとは 要因が「~の原因である」と仮に設定すること ある推理の出発点として命題を仮におくこと 仮説を立てた後は、実験・観察による データや理論に基づき正しいかどうかを 確かめる必要がある 7 7
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要因をもれなく挙げるための道具 特性要因図
一次要因 二次要因 特性 三次要因 低学年用 従来型特性要因図 ステップ3.の 要因をもれなく 挙げる ために使われます 高学年以上 8
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要因をもれなく挙げるための道具 特性要因図 例:冷蔵庫の無駄遣い
要因をもれなく挙げるための道具 特性要因図 例:冷蔵庫の無駄遣い せっていが わるい つかいかたがわるい 低学年用では自由に意見を 出していきます。 高学年用は、低学年用で出た意見を似たもの同士でグループ別(層別)にします。 要因(葉っぱ部分)、つまり原因の候補の中から仮説を立て検証していきます。 いらないものがいっぱい ある れいぞうこの むだは どこにある? あけっぱ なし むだな あけしめが おおい グループC グループB 扉 冷蔵庫 冷蔵庫の 電気の 無駄使い 左図のようにクラスでグループに 分かれて検証すると効率よく 問題解決を行うことができます。 授業の進め方 あけっぱなし いらないものが多い 設定が 悪い 開け閉めが多い 設定が 悪い 冷気の穴が 塞がっている 冷凍庫 グループA 9
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Step3~5 要因・仮説・原因の関係 例:冷蔵庫の電気の無駄遣い
仮説を立てる Step5: データで仮説を検証し原因をつかむ 要因A 冷凍庫にものが 入りすぎている 仮説A 冷凍庫のものを 片付けると 電気の節約になる 要因Aは 電気の 無駄遣いの 原因ではない データで 検証 仮説は 間違いだった 注)冷凍庫は物が詰まっていたほうが 電気の節約になるといわれています 出典 花王エコライフ 要因B 冷蔵庫の冷気の 設定強度が 間違っている 仮説B 冷気の強度設定を 正しくすると 電気の節約になる 要因Bは 電気の 無駄遣いの 原因である データで 検証 仮説の 通りだった
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チャレンジエコライフの事例~小学生版~ 基本3stepを 意識しよう stepⅠ:現象 現象を正しくとらえる stepⅡ:因果・メカニズム
その現象の因果・メカニズムを 究明し原因を特定する stepⅢ:対策 特定した原因へ対策を講ずる
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チャレンジエコライフの事例~小学生版~
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チャレンジエコライフの事例~小学生版~
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チャレンジエコライフの事例~中高生版~ 1 1 2 2 3 4 5 6 3 5 7 4 6 14
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チャレンジエコライフの事例~中高生版~ 1 2 3
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子供用特性要因図・テンプレート
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