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Published byせせら かいて Modified 約 7 年前
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Capacity Overprovisioning for Networks with Resilience Requirements
Michael Menth, R¨udiger Martin (Department of Distributed Systems Siemens AG Institute of Computer Science Munich, Germany) Joachim Charzinski (University of W¨urzburg,Germany)
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概要 QoS実現の AC (Admission Control) の代替手法として,CO (Capacity Overprovisioning: 設備過剰供給) に注目する 帯域の過負荷はこんな原因で起こる たまーに確率的に起きる ポピュラーコンテンツが増えてきた ネットワーク障害によるリダイレクト(この原因が一番多い!) 目的 Resilience Requirements かつ Changing traffic matrices なネットワークキャパシティの計測手法の紹介 過負荷を考慮したCOに必要なキャパシティの調査 COとACのキャパシティの比較
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1 はじめに QoS ISPからすると つまりパケットロス・遅延を最低限にすること 実現方法として,COとACがある
1 はじめに QoS つまりパケットロス・遅延を最低限にすること 実現方法として,COとACがある AC (Admission Control) CO (Capacity Overprovisioning) ISPからすると ACは運用のことを考えると複雑 Resilient ACだと障害によるリダイレクトトラフィックには対応できない→バックアップリンクを作るしかない わざわざバックアップリンクを作るくらいなら,COで運用した方が良いんじゃないか?
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5 まとめ ACよりCOの方がいいよね これより先,この証明がずーっと続きます キャパシティ計測手法でのpb, pvはCOとACに僅かなのみ
ポアソンモデルによるフローの変動ではQoSを妨害するほどの過負荷は与えられない hot spot・ネットワークの障害などがなければ,COはACより(何もしていない分)微妙にスケールする single hot spotではCOに多大なキャパシティが必要となる double hot spotsではキャパシティが少しだけ余計に必要になる リダイレクトトラフィックに対応するため,CO・AC共に少し大目のキャパシティが必要 COのキャパシティと,ACがバックアップで必要なキャパシティは同容量くらい 上記はシミュレーションで観察された これより先,この証明がずーっと続きます
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2 関連研究 省略...
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3 単一リンクにおけるCOとACのキャパシティの比較
二つの目的 計測手法の考察 計測用の入力パラメータは目に見える,しかし穏やかな影響があることを示す
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3.1 パフォーマンス分析 COとACの要求キャパシティの比較のための基本想定を説明 トラフィックモデル・計測手法を紹介
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3.1.1 比較方法 効率的な帯域はキューイングの動作に依存
3.1.1 比較方法 効率的な帯域はキューイングの動作に依存 COよりACは,フローのための効率的な帯域は決定しやすい(フローは多くの情報を持つため) だけど比較には関係しない COとACのリソース要求の比較を促進するため,不確かなパケットレベルモデルは用いない
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3.1.2 トラフィック集約モデル 複数フローの集約をモデル化 効率的な帯域の予測を紹介
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3.1.2.1 ポアソンモデルによるフロー生成 リアルタイムフローを持つネットワークを想定(携帯通信網のような) フローレベルモデルを用いる
ポアソンモデルによるフロー生成 リアルタイムフローを持つネットワークを想定(携帯通信網のような) フローレベルモデルを用いる フロー量の単位として Erlang を用いる a=λ/μ λ:到着レート 1/μ:フローを保持する時間
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3.1.2.2 トラフィック合成 マルチレートモデルを使う RtR 要求レート
トラフィック合成 マルチレートモデルを使う 64, 256, 2048 K bit/s RtR 要求レート Rate-specific offered load: ai = a・p(ri)
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3.1.3 マルチレート M/G/n-0 キューを用いたACのキャパシティ計測方法
pbri (C) :フローが届かない確率は,フローレートriとキャパシティCに依存する フローfが到着したときに,空いているキャパシティc(r(f)) が十分じゃないと届かない
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3.1.4 マルチレート M/G/∞ キューを用いたCOのキャパシティ計測方法
定義 pvf:フローfが到着したことによるQoS violationの確率 pvt :時間がたつことによるQoS violation の確率 キャパシティCの求め方
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3.2 数値による結果 これまでのモデル化をもとに,パラメータがどのように変化を与えるかを示す
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3.2.1 要求キャパシティの計測手法の影響 Absolute required capacity
3.2.1 要求キャパシティの計測手法の影響 Absolute required capacity ほぼ一直線 左側のぎざぎざは,実験の粒度が原因 Relative required capacity pvfの場合,ACはCOよりキャパシティ要求が少ない pvtの場合 小さい負荷の場合のみ影響があるが,負荷が小さいので全体への影響は取るに足らない これ以降,pv は pvt とする
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3.2.2 キャパシティの要求レート分散と対象確率の影響
3.2.2 キャパシティの要求レート分散と対象確率の影響 結果 pvとpbが同一であればキャパシティ要求はほとんど変わらない これからはtR=1とする レートの幅が大きくなるので
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3.2.3 QoS ViolationにおけるCOの対象予測の影響
結果 ぎざぎざは実験粒度のせい QoS Violation 発生時, 4% - 8% のキャパシティが足りない これ以降の本稿 pb=10-3 for AC pv=10-6 for CO
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3.2.4 一時的な過負荷の影響 結果:Overload factor fl 増加に伴い
3.2.4 一時的な過負荷の影響 結果:Overload factor fl 増加に伴い Blocking probability for AC は上昇 105 Erl の時のほうが,キャパシティが少ないためpb は上昇
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4 ネットワークにおけるCOとACのキャパシティの比較
ポアソンモデルだとトラフィック変化がわりとスムーズになってしまう ネットワークを構築してトラフィックシフトする ある部分のリンクだけトラフィックを増やし,全体のトラフィック量は一定にする
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4.1 トラフィックモデルの拡張 単一リンク→ネットワークに
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4.1.1.1 トラフィック行列の生成 Labnet03 で図のようなトポロジを形成 トラフィック量を求める計算式は下記の通り
トラフィック行列の生成 Labnet03 で図のようなトポロジを形成 トラフィック量を求める計算式は下記の通り Population size も考慮に入れている
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4.1.1.2 短期トラフィックシフトによるホットスポットモデル
短期トラフィックシフトによるホットスポットモデル Population function 同じ都市同士の通信時のみ host spot factor が存在する
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4.2 数値による結果 Resilient, Non resilient Network におけるCOの計測 ACとの比較
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4.2.1 Non-Resilient Network でのキャパシティ要求
COとACで測定
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4.2.1.1 Labnet03における実験 Z0,0, Z1,0, Z2,0実験 (a) fh=2, 4として, ab2bを横軸
縦軸が小さいほど良い結果 hot spots さえなければ,COの方がいい結果 (b) ab2bとして, fhを横軸 ab2bが少なければ全体的にCOの方がいい結果
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4.2.1.2 ランダムネットワークでの実験 fh=2, 4として, ノード数を横軸 基本的に似たような結果 ノード数による変化は少ない
ランダムネットワークでの実験 fh=2, 4として, ノード数を横軸 基本的に似たような結果 ノード数による変化は少ない hot spot の影響 single hot spot +50% double hot spots +75%
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4.2.2 Resilient Networks におけるキャパシティ要求
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Labnet03による実験
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4.2.2.2 ランダムネットワークによる実験 横軸はノード数
ランダムネットワークによる実験 横軸はノード数 hot spot と リンク障害が同時に起こるCOは, Resilient AC と同じくらいのキャパシティ host spot があると,キャパシティはやっぱり多く必要 ノード数とは独立
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5 まとめ ACよりCOの方がいいよね これより先,この証明がずーっと続きます キャパシティ計測手法でのpb, pvはCOとACに僅かなのみ
ポアソンモデルによるフローの変動ではQoSを妨害するほどの過負荷は与えられない hot spot・ネットワークの障害などがなければ,COはACより(何もしていない分)微妙にスケールする single hot spotではCOに多大なキャパシティが必要となる double hot spotsではキャパシティが少しだけ余計に必要になる リダイレクトトラフィックに対応するため,CO・AC共に少し大目のキャパシティが必要 COのキャパシティと,ACがバックアップで必要なキャパシティは同容量くらい 上記はシミュレーションで観察された これより先,この証明がずーっと続きます
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