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経済情報処理ガイダンス 神奈川大学 経済学部
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経済情報処理? 学修の基礎 「出来て当然」のレベル 読み・書き・プレゼン 経済情報処理の位置づけは、大学での学修のベース作りです。
大学での学修では仮説に基づいてデータを調べ、図表化などの手法でデータ間の関係を把握し、それをレポートとしてまとめたり、プレゼンテーションしたりすることが求められます。 経済情報処理はこのような作業に必要なスキルを身につけることを目標としています。 注)図表化の先に「もっともらしさ」を補強するための計量分析が当然続きますが、経済情報処理でそこまで扱う時間は取れないため、ゼミなどでそこまで求められる場合はデータ解析論(二年)、経済統計(二年)、計量経済学(三年)などを履修してください。
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実習科目 手を動かす 分からなければ質問 ※ここでアシスタントの紹介をしておいてください
経済情報処理はスキルを身につけるための実習科目です。 自分でできるようになって、初めて学修内容を身につけたと言えます。そのためには、ぼーっと先生がやっているのを見ているのではなく、自分で考えて手を動かして試行錯誤してみることが重要です。 データいじりに「こうすれば必ず上手くいく」ような方法はありません。最終的な答えがいつも出てくる高校までの授業とは違います。 もちろん試行錯誤するためにもスキルが必要ですし、コンピュータ相手なのでちょっとした入力ミスでエラーが出てしまって訳がわからなくなってしまうこともよくあります。そのために,経済情報処理では先生の他に2名の経験豊富なアシスタントを配置しています。実習中はいつでも質問できるように巡回していますので気軽に質問してください。
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読み データを集める 分析する(読み取る) 経済情報処理の目標である「読み・書き・プレゼン」に関する各論説明。
大学での学修では、仮説に基づいて分析、文章化、報告するというスキルが要求されます。 経済情報処理ではこれらの各ステップにおけるスキル要素の修得を目標としています。経済情報処理でカバーする「読み」に関する個別スキルは以下の通り。 データを集める 統計データの探し方・使い方 効率的なWeb検索のやりかた データを加工・分析する(Excel) 生データは使いにくい→使いやすく加工 集計表・グラフなどでデータ間の関係を調べる 自分で立てた仮説に対して主体的に分析を行うというトレーニングは経済情報処理の範囲を超えてしまいますので、現在のカリキュラムでは二年次のデータ解析論を履修するように勧めてください。
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書き 分析結果を文章化 レポートのお約束 経済情報処理でカバーする「読み」に関する個別スキルは以下の通り。 分析結果をレポートとしてまとめる
他人が読むことを前提とした文章 読みやすい 構成がわかりやすい 意図が正確に伝わる 論理的な文章 適切な文字修飾(例:x2) ※スライド注の「レポートのお約束」について。 文章化の話ではあるが、ある程度以上の長さの文章を書いたことがない学生もいる。中には「レポートを書く」ということと、「ググってコピペ」がほぼ同一であると勘違いしている学生もいるため、引用のルール(引用部分が従であること、引用量、出典の明記)などについても随時触れることが望ましい。
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プレゼン 分析結果を伝える どうすれば伝わるか? 経済情報処理でカバーする「読み」に関する個別スキルは以下の通り。
プレゼンの意味: 主張を他人に伝える大事な作業 どんなに優れた主張でも伝わらなければ無意味 「沈黙は金」ではない プレゼンの構成:明確なメッセージ・一貫したストーリー 見えないプレゼンに意味はない 文字の大きさ・色の使い方 経済情報処理では、全員が自分で作ったプレゼンをクラスの前で行うことになっています。可能であれば、単にスライドを作る授業ではなく、プレゼンテーション時の姿勢やアイコンタクト、口調や声の大きさなども「伝わる」の一部として重要であることも強調しておいてください。
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オススメ履修プラン 経済情報処理I+II 1+データ解析論 1+インテンシブ情報
経済情報処理のガイダンスに来ている学生なので、経済情報処理I+IIのセット履修は当然勧める。現在のコース設計だと、経済情報処理IでWord, PowerPointを扱い、IIでExcelを扱うため、IだけあるいはIIだけ履修すると全体をカバーできない。 履修制限科目ではあるが、経済情報処理IIについては特に「継続履修」という手続きを行っているため、経済情報処理Iを履修している学生は優先的に履修可能になる。つまり、Iを履修していればIIは履修制限の枠とは関係なく履修可能。逆にIを履修しないでIIだけ履修しようとすると、継続履修で余った枠を通常の履修制限科目として抽籤で履修することになり、希望するコマで履修することは難しい。 経済情報処理に2年次開講のデータ処理論を追加した構成は、より実際のデータ分析に近い形で、経済情報処理では扱いきれなかった手法も含めて学べる。仕事で市場分析、売上分析などをやりたい人には強くオススメする。 経済情報処理にデータベース+プログラミングを学ぶ2, 3年のインテンシブ(情報)を追加した履修は情報系への興味が強い人にオススメ。この場合は、1年次に「コンピュータ概論」を履修して70点以上で合格する必要があることは強調すること。
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もっと情報系 コンピュータ概論 インテンシブ(情報) 情報技術そのもの
インテンシブ(情報)の正式な名前は「インテンシブ・プログラム(情報)」。(情報)がついているのは、経済学部には別途「インテンシブ・プログラム(英語)」があるから。 実際に現在の一年生が履修する際にどうなっているかまだ流動的な部分もありますが、現行のインテンシブ情報はプログラミングを主体とした2年間コース(2, 3年で履修)と、データの解析(データサイエンティスト的な)をExcelやRでやってみる1年間コース(2年生で履修)の2コース体制になっています。 コンピュータ概論は1年次開講の座学科目です(半期・二単位)。インテンシブ(情報)を履修するためには、1年のうちにコンピュータ概論を履修し、70点以上で合格する必要があります。
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もっとデータ データ処理論(I, II) 2014年度カリキュラムからの新設科目です。
2014年入学の学生が最初の履修者になります。2年次開講の授業で、データ自体を分析する手法を実習を含めて学ぶ予定です。
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教員免許には? 〇 経済情報処理I × 経済情報処理II
教員免許を取得するためには、いわゆる66条科目を4科目8単位履修することが必須です。 このうち、「情報機器の操作(2単位)」として、経済学部では「経済情報処理 I」を割り当てています。 ※経済情報処理IIを履修しても「情報機器の操作」を履修したことにはなりません。Iだけです。注意してください。
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履修方法 週20クラス開講 どのクラスも同じ 40人に履修制限 週に20クラス開講しているため、先生は複数の先生が担当しています。
しかしながら、どのクラスも「何を学ぶか」のターゲットは揃えていますし、評価基準・テストの難易度なども同一です。 もちろん、「どんな学生が履修するか」はコントロールできませんので、クラスによって雰囲気が違うことはあり得ますが、基本的には他の授業の履修と合わせて都合のいい時間に履修すればいいように設計してあります。 クラスごとの人数は40名、曜日・時限ごとの開講数は1(PC教室の都合)に制約されていますので、まず希望をWebStationから入れた上で抽籤で履修の可否を決定する「履修制限科目」になっています。人気が高い時間帯(週の前半、1~4時限が特に人気が高い傾向があります)を希望する場合は、抽籤もれする可能性も考慮しておいてください。履修制限科目に対して何人エントリーしているかは、WebStationで確認できます。 抽籤に漏れた場合は、空いている枠での履修になりますので希望する時間帯が空いているかどうかは分からなくなります。要注意。
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開講予定 1年だけ履修可能が9、全学年履修可能が11 曜日 1時限 2時限 3時限 4時限 5時限 月 1~4年 1年 火 水 木 金 土
ガイダンスに来ている学生は主に一年生だと思われるためあまり問題はありませんが、一応2年生以上は履修できる曜日・時限に制限があることは伝えてください。 この制限は、経済情報処理が「学修の基礎」という到達目標をもつ科目だからです。学修の基礎は1年次に可能な限り身につけて欲しいという意図で1年生の履修を最優先にしてあります。 1年だけ履修可能が9、全学年履修可能が11
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成績評価 授業内課題 20% 課題 % 実技試験 % 授業内課題は、実質的には出席点のようなモノだとおもってください。それほど難しいものではありませんが、きちんと出席して提出しないとダメ。実技試験は、経済情報処理Iの場合Wordでの文書作成、PowerPointでのプレゼンテーションも実技試験の点数に入ります。IIの場合はExcelで実際にデータ処理を行う実技試験になります。 点数配分からみてわかるように、実技試験だけ受けても合格点(60%)には到達しません。経済情報処理は、実習系の授業ですからきちんと出席して課題をこなし、さらに最終的に実技試験でそのスキルが身についていることを示さないと合格できません。 ※なお、以前は筆記試験を実施していましたが現在はやっていません。
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使用書 小川・五月女・中谷・工藤『大学生の新常識 オフィス プレゼン・レポート・データ処理 ---』, ムイスリ出版, 2013年 「使用書」という表現は、神奈川大学のジャーゴン? 普通に言えば、教科書指定です。 経済情報処理の授業内容web( 個別の授業でこのテキストをどのように扱うかは担当の先生の方針に依存しますが、「買うように」と学生に伝えた場合は授業中に随時使ってください。逆に「買わなくてもいい」と伝えた場合には、「教科書のどこを見ろ」というショートカットは禁止です。その分はきちんと説明してください。
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授業への持ち物 筆記用具(ノートも) 使用書
筆記用具を授業に持ってくるのは当たり前と思うかもしれませんが、コンピュータを使う授業だというと鉛筆もノートも持ってこない学生が実在します。 操作や考え方をメモする習慣がない学生が存在します。メモしなくても記憶できるなら別にかまわないのですが、何度も何度も同じ質問を繰り返す学生もいますので、その場合は適切にメモをとるよう指導してください。
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