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日本の新聞と新聞社は 今後どうなるのか.

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1 日本の新聞と新聞社は 今後どうなるのか

2 2005年新聞社発行部数トップ10 日本は世界の中でもかなり新聞が普及していた トップ10の内、7社は日本の新聞社である
昔は様々な国に新聞があったが次々と潰れている

3 2011年新聞社発行部数トップ10 2011年になっても日本ほど新聞に依存している国は無い しかし、少しずつ衰退しているのも事実である
日本の新聞社もこのまま無くなっていくのか

4 新聞発行部数の現状 新聞社はどうやって儲けているのか

5 前のスライドのグラフに表れていたように紙媒体の新聞の発行部数は減少している。
その傾向は近年特に顕著である。 この傾向は今後どのように変化する可能性があるのか年齢別の読者のデータから考えてみた。

6 年齢別新聞読者の割合

7 10代~40代の今後新聞を購読していくと考えられる世代の40%前後が新聞を読んでいない。
今後紙媒体の発行部数が伸びるとは考えづらい。

8 新聞を読まない理由 主に若者が紙の新聞離れの傾向にある 理由としては テレビやネットで十分 72.0% 価格が高い 49.5%
テレビやネットで十分 72.0% 価格が高い 49.5% ゴミになる 34.9% 読む習慣がない 31.3%     など ※数字は“はい”と答えた人の割合 グラフ作り直し

9 新聞売場の動向 (新聞社も苦しい)

10 日本は世界の中でも新聞に頼っている しかし近年、紙媒体の新聞は衰退しつつある このままでは紙媒体に頼っている新聞社 は潰れてしまうのか?

11 新聞社の収入 基本的には販売収入と広告収入で成り立っている。 細かい詳細は次から

12 販売収入とは 新聞を売ることで得られる利益(消費者から貰えるお金である)。 消費者 新聞社 広告主(店など

13 広告収入とは 広告を掲載したり、放送したりすることで得る収入のこと(広告を出している会社やお店から貰えるお金である。)。 新聞社
消費者 新聞社 広告主(店など

14 収入比率と広告収入比率の比較 日本の新聞は海外と比較しても広告収入比率が購読料収入比率に比べて明らかに少ない。
販売部数を伸ばすことに力をいれていたので必然的に購読料収入にかかる手数料のほうが広告収入にかかる手数料より多いので手数料が高くなっている。 しかしこのまま購読料収入が下がっていきネットによる広告収入が増えていけば手数料による負担が減るため収入自体は上がっていくのではないか?

15 日本の新聞は海外と比較しても広告収入比率が購読料収入比率に比べて明らかに少ない。
しかしこのまま購読料収入が下がっていきネットによる広告収入が増えていけば手数料による負担が減るため収入自体は上がっていくのではないか?

16 日本の新聞産業構造図(高度経済成長期) 新聞社の収益 広告代理店 <単純な売り上げ> 販売店(消費者)から: 1兆7700億円
広告代理店から: 1兆円 <そこから引かれる手数料> 販売店(消費者から): 6500億円 2500億円 広告代理店 2500億円 1兆円 新聞社&通信社 1兆7700億円 6500億円 手数料が高い紙媒体から手数料の低いネットへの移行したほうがよい? 販売店 1兆7700億 消費者

17 部数至上主義 高度経済成長期に日本の新聞の発行部数は急上昇する。これは部数至上主義というものによる影響である。
これは発行部数が伸びると広告費の単価も上がるといったことが原因の一端であると考えられる。 また、後述の個別配送制度もここから生まれた。

18 手数料が高い原因 手数料の高さの原因の一つとしては日本独特の戸別配達制度にもあると言える。
戸別配達制度には配送にかかる人件費や車両費等多くのコストがかかっている。 戸別配達は欧米ではほぼ行われていない。 しかし、戸別配達制度のおかげで発行部数が保たれているのも事実。

19 広告収入の推移(紙の新聞) 広告収入は減少傾向に 新聞社は赤字?
引用:

20 新聞社の営業利益(百万円) 利益が伸びた理由はネットの広告費? ネットに移行するきっかけにも? 朝日新聞社を例にする
しかし新聞社の営業利益は、一度赤字に落ち込んだものの、黒字に戻っている。 なぜ黒字に戻ることができたのか

21 新聞とネットの広告収入(億円) 広告収入 広告収入に関してはネット新聞のおかげでまだ利益は保たれていると言える。 紙の新聞:減少
ネット新聞:増加 広告収入に関してはネット新聞のおかげでまだ利益は保たれていると言える。

22 新聞とネットの普及割合の推移 ←左のように、ネット新聞が普及してきている 紙の新聞からネットの新聞へ移行しつつある

23 ネット新聞の記事について ネット新聞の内容の提供元は 紙の新聞とネット新聞は補完関係にある(つまり、互いに切っても切れない)
地方紙の新聞社10%、テレビ10%、 全国紙の新聞社、通信社80%である 紙の新聞とネット新聞は補完関係にある(つまり、互いに切っても切れない) 紙の新聞が潰れたらネットも潰れてしまうのか?

24 電子版新聞の利用者の割合 新聞の内容より、値段の安さが重視される

25 紙の新聞とネット新聞 ネット新聞は無料読者が多いので販売収入を期待できない。しかし、ネット新聞の広告費は大幅に上昇している。
ネット新聞主体のビジネスに移行し始めている。 つまり

26 ネット新聞と広告収入 ネット新聞はそれ自体は収入が少ない。しかし広告収入の面ではなかなか優秀である。
さらに今広告を出す業者の間でも競争が起こっており数年前の3倍~10倍の報酬がもらえる。(クリック型広告の場合) ネット新聞自体の収入は無くても広告収入の面で十分利益が出せるだろう。

27 結論 紙媒体の新聞はかなりの勢いで衰退している。 ネット新聞は無料読者を中心に大幅に伸びている。 ネット新聞の広告費は伸びている
ネット新聞へ移行し、ネットの広告費でコストが賄えるのであれば新聞社は倒れない!!

28 引用 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1310/16/news097.html:新聞を読まない理由


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