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1.序論-情報デザインはなぜ重要か 第Ⅰ部 情報デザインの論理的裏づけ 2.新しい職種-情報デザイン
情報デザイン原論 1.序論-情報デザインはなぜ重要か 第Ⅰ部 情報デザインの論理的裏づけ 2.新しい職種-情報デザイン 中小路隼一
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情報デザインはなぜ必要か <昔> <現在> 自分の世界観を 情報の「啓発」と「交換」 説得させる
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 情報デザインはなぜ必要か <昔> 自分の世界観を 説得させる 歴史や体験を主観的解釈で デザインして伝達する <現在> 情報の「啓発」と「交換」 コミュニケーションの ための情報デザイン 人との繋がりを強調 この本では情報デザインの扱い方について考えていく 関係者全員に意味が伝わって理解を高めるような情報デザインが理想
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情報デザインの概念 現時点では情報デザインの概念は規定できない 本書では様々な視点からの議論・意見を収録
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 情報デザインの概念 現時点では情報デザインの概念は規定できない 本書では様々な視点からの議論・意見を収録 どれが正しいかは自分自身で判断する 方法論など 知識の系統立て しっかりと定義された 用語・論理 情報デザインの定義が不安定
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「情報デザイン原論」の趣旨 執筆者に3つの質問 1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン)
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 「情報デザイン原論」の趣旨 執筆者に3つの質問 情報デザインというようなものは存在するか。 存在するとしたら、情報デザインの公式理論を構成するものは何だと思うか。 その理論を使って、情報デザインの系統的活動を他の人々に説明したり、この分野に新しく入ってきた人たちに教えるとしたら、どうしたらよいか。
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「情報デザイン原論」の趣旨 主な執筆者の専門分野 1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 平面的 グラフィックス
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 「情報デザイン原論」の趣旨 主な執筆者の専門分野 平面的 グラフィックス コンピュータ 相互作用媒体 コミュニケーション
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「情報デザイン原論」の趣旨 情報デザインの支持・否定 1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 情報デザイン 支持派
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 「情報デザイン原論」の趣旨 情報デザインの支持・否定 情報デザイン 支持派 情報デザイン 否定派
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ロバート・ヤコブソンによる質問回答 情報デザインという分野は存在する 「意味の伝達」「理解を深める」
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) ロバート・ヤコブソンによる質問回答 情報デザインという分野は存在する コミュニケーションの場で「意味の伝達」「理解を深める」ため 「意味の伝達」「理解を深める」 情報デザインは、実は無謀な試み 成功or不成功は科学的に予測できない デザインだけがうまくいっても条件が変わると不成功にもなる 情報伝達のための 媒体を決定 作業 情報の持つ 意味の検討 情報デザイナー 普通のデザイナー
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ロバート・ヤコブソンによる質問回答 理論構成 理論の説明、教育 1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン)
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) ロバート・ヤコブソンによる質問回答 理論構成 明らかに有効な手法があるが、理論を構築することは自信がない 有効な手法は限られた場面での応用で論じられている 人為的に単純化された状況で情報デザインを試すことを意欲的にしないかぎり、理論は生まれない 理論の説明、教育 規則や原則はない、初心者も従うものがない 知識がある人には情報デザインの良し悪しの区別は出来る 良いものをつくるための知識は存在している 自由度が高いから、アイデアやセンスが湧き出てくる
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職業としての情報デザイン 情報デザインの先駆者 イームズ夫妻 1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン)
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 職業としての情報デザイン 情報デザインの先駆者 イームズ夫妻 1つのデザインプログラムを細分化 作業も細分化 最小項目1つ1つについて以前に行なったデザイン作業より優れている作業を行なうようにする デザインのよさを追及することが重要だが、現代においてそんな暇はない。 デザインは「簡潔こそ力」 情報デザインは「もっと理解しやすく」
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「情報デザイン原論」について この本は初心者からプロまで誰でも役に立つだろう
1.序論 - 情報デザインはなぜ重要か (ロバート・ヤコブソン) 「情報デザイン原論」について この本は初心者からプロまで誰でも役に立つだろう 情報デザインを様々な角度からの切り口で解説している 情報デザインというものをよく分かっていないから関連する人々からの考えを聞くもの(3つの質問) 様々な手段・知識が生まれ、お互いに批評し合うことが必要 この本を読んで、感想・意見が欲しい
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第Ⅰ部 情報デザインの理論的裏づけ 情報デザインを肯定的にとらえた4人の議論 第Ⅰ部 情報デザイン理論的裏づけ 第2章:ロバート・ホーン
第Ⅰ部 情報デザイン理論的裏づけ 第Ⅰ部 情報デザインの理論的裏づけ 情報デザインを肯定的にとらえた4人の議論 第2章:ロバート・ホーン 歴史から継承された情報デザインの考え方、視覚言語 第3章:ブレンダ・ダービン 情報デザインの倫理的側面、センスメイキング 第4章:マイケル・クーイー 人間中心のデザインを主眼とする持論 第5章:ロメディ・パッシーニ 経路探索(Way finding)を情報デザインに応用
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2.情報デザインの定義と目的 情報デザイン = 「情報を人が効率的かつ効果的に使えるような形で準備する技と知識」
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.情報デザインの定義と目的 情報デザイン = 「情報を人が効率的かつ効果的に使えるような形で準備する技と知識」 理解しやすく,すばやく正確に取り出せ,効率的な行動にたやすく移せる文書を作成すること 容易で,自然で,できるだけ快適なツールを使って相互作用をデザインすること 人々が三次元空間を快適かつ容易に歩き回れるようにすること
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2.情報デザインの必要性 複雑になる現代社会での情報が効率的かつ効果的に作動するコミュニケーションが必要
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.情報デザインの必要性 複雑になる現代社会での情報が効率的かつ効果的に作動するコミュニケーションが必要 情報データベースの大量蓄積 すぐに検索できることだけでは問題解決にはならない 時間の短縮化により、全ての職業での組織的な活動の効率化 管理・技術・専門職すべて、情報処理に時間が掛かってしまい、作業の能率低下につながる
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2.職業分野としての情報デザイン 情報デザインという職業は確立していない 2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン)
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.職業分野としての情報デザイン 情報デザインという職業は確立していない 領域によって呼び名が違っている ⇒ それぞれの興味が違う 実践していること自体は同じなので、情報デザインとして結集する傾向はある ウェイファインディング インタフェース デザイン 情報 グラフィックス サイエンス ビジュアリゼーション グラフィック レコーディング
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2.情報デザインの歴史 職業としての情報デザインの歴史 2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 基礎研究分野《認知科学》
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.情報デザインの歴史 職業としての情報デザインの歴史 基礎研究分野《認知科学》 それを応用とした研究分野 インターフェイス・教材・視覚コミュニケーション・構造化ライティング など 職業柄として実践した人々 発明家・共通言語推奨派・収集家・研究者・美学尊重派 など 情報デザイン
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2.情報デザインの歴史 発明家 系統化と分析をした人々 共通言語推奨派 収集家 2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン)
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.情報デザインの歴史 発明家 グラフなど統計を図示するコミュケーション手段を発明 系統化と分析をした人々 視覚言語の分析 共通言語推奨派 視覚言語を国際的な共通言語になりうるという考え 収集家 様々な分野でのシンボル集、広告の解説辞書
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2.情報デザインの歴史 美学尊重派 大衆化した人々 研究者 2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン)
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.情報デザインの歴史 美学尊重派 美学を追求したコミュニケーションのための情報デザイン 大衆化した人々 雑誌、新聞によって情報デザインが一般大衆に広まった 研究者 様々な分野の研究者が行なう<情報デザイン>
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2.構造化ライティング 必要な情報が全て、ユーザの求める形で提示する方法 2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン)
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.構造化ライティング 必要な情報が全て、ユーザの求める形で提示する方法 インフォメーション・マッピング(インフォマップ法) 情報ユニットを分析・分類・順序立て・表示する手法 主に文字によるコミュニケーションで必要 文章中の段落は情報単位として扱えない 情報ブロック(情報の領域分け)が正確に記述できる マニュアル、入門書に、文章のテーマ分析でも利用されている
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+ 2.待たれる統合的研究 情報デザインでは統合的な知識や研究が知られていない 分かりにくい 新しい表現
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.待たれる統合的研究 情報デザインでは統合的な知識や研究が知られていない 新しい職業には知識、ノウハウなど専門家も知らないことが多い。 デザイナーはしきりにデザインをしたがる。 シンボルだけによる標示はほとんどが理解不可能 シンボル+言葉の統合(VLicon: Visual Language icon) 分かりにくい 新しい表現 シンボル 言葉 +
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2.緊張関係(価値観の相違・プロとアマ) 情報デザインにおける緊張関係 2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン)
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.緊張関係(価値観の相違・プロとアマ) 情報デザインにおける緊張関係 <グラフィックデザイナー> 様式、ファッション、斬新 インパクト、自己表現 <コミュニケーション> 明確さ、正確さ、読みやすさ 簡潔性、理解しやすさ <プロ> 俺達は訓練も受けて、 経験も積んでいる <アマ> コンピュータソフトがあるから 私達にもできる
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2.情報デザインと視覚言語 情報デザインとは、視覚言語をコミュニケーションの手段として利用する職業 言葉 視覚的要素 視覚言語
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.情報デザインと視覚言語 情報デザインとは、視覚言語をコミュニケーションの手段として利用する職業 表現の幅が拡大し、視覚言語のみでしか表現できないものもある コンピュータの出現により視覚言語は急激な発達をする 言葉 視覚的要素 視覚言語
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2.変わってきた視覚的要素と言葉の割合 視覚言語の出現により、文章中の視覚的要素の絶対量が増えた 言葉と視覚的要素の合体による機能の調査
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.変わってきた視覚的要素と言葉の割合 視覚言語の出現により、文章中の視覚的要素の絶対量が増えた 1論文に1つの図 ⇒ 1ページに必ず図がある 視覚言語よる理解の容易さを示す 言葉と視覚的要素の合体による機能の調査 何を言葉で表現すればいいのか? 何を視覚的要素で表現すればいいのか? 視覚言語には言語でもなく、視覚的要素でもない新しいルールや原理が必要(合体による理解を深める)
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2.結論 これからより迅速化、複雑化していく将来に向けて情報デザインを磨いていかなければならない
2.新しい職種 - 情報デザイン (ロバート・ホーン) 2.結論 これからより迅速化、複雑化していく将来に向けて情報デザインを磨いていかなければならない 情報デザインの一本化は、人間コミュニケーションの問題解決に大きな役割を果たす 視覚的要素+言葉 = 視覚言語 質の高い研究結果をデザインに取り入れることが必要
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