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新感覚音声ゲーム「キキミミ：kikimimi」
「音」で遊ぶ新感覚のゲームスタイル。頼りはあなたの「聞き耳」です。 コマを機械にかざすと、「ハートのA」「スペードの７」と音が出ます。これは音で遊ぶトランプ。SDカードを入れ替えると、今度は「ワンワン」「ニャーニャー」…これは何？ そう、キキミミは、音が主役のテーブルゲーム。耳を済ませば、暗闇でだって遊べます。だから、視覚障害者と睛眼者が同じ条件で遊ぶこともできる、まったく新しい遊びのカタチ。 キキミミの出発点：IC タグトランプ キキミミの出発点は、IC タグを埋め込んだトランプ。この IC タグトランプは、絵柄ではなく、埋め込んだ IC タグ内の情報でカードの種類を判別します。このため、５２種のカード全てが、絵柄のない表裏ともに真っ白なカードでも、従来のトランプゲームを遊ぶことができます。普通のトランプでは、カードに描かれた絵柄を組み合わせてゲームを行いました。 IC タグトランプでは、絵柄は特に必要ではありません。代わりに「ダイヤの１０」といった絵柄を識別する情報が書き込まれた IC タグを埋め込んであり、カードをカードリーダにかざすとシステムがそのカードの IC タグの情報を読み取り、絵柄の情報を音声で読み上げます。プレーヤーは、このようにしてカードの絵柄を知ることが出来ます。 ハートのエース♪ 通常のトランプではカードの絵柄を見て判断する ICタグトランプではカードリーダに通し、システムが読み上げたデータを音声で判断する そして、現在のキキミミへ… 真っ白なカードにICタグを貼り付ける…それならカードでなくても良いんじゃないか…？そう。カードの代わりにもっと持ちやすいコマを作って、ICタグを内蔵させました。また、カードリーダを小型化し、音声データを手軽に入れ替えられるように工夫して、トランプだけでなく、もっといろんなゲームができるようにSDカードスロットを組み込んで、データの読み取り装置を新たに開発しました。SDカードに「ハートのA」などの音声を入れるとトランプに、「ワンワン」など、動物の鳴き声で動物ゲームに、音楽フレーズを入れて音楽教材に。SDカードの音声データを入れ替えるだけで、自分たちで新しいゲームを創作することができます。このシステムは、ゲーム・教育・福祉等のユーザ市場に貢献するだけでなく、クリエータ市場も拡大します。 ～この取り組みが紹介されました～ 朝日新聞, 『トランプにICタグ 視聴覚障害者サポートの切り札？』 (2007年1月31日朝刊11面 朝日新聞社) 点字毎日, 『聞いて遊ぶトランプ - カードに IC タグ』 (2007年2月15日 毎日新聞社) 毎日新聞, 『名乗る札 - ICタグ付きトランプ』 (2007年2月20日朝刊１面 毎日新聞社) よみうりテレビ ニューススクランブル, 『一緒に遊べます 白いカードのヒミツ』 (2007年2月22日 讀賣テレビ放送株式会社) テレビ大阪 ニュースＢＩＺ, 「発掘！ヒットのたまご」コーナー(16:45～17:30) (2007年3月6日 テレビ大阪株式会社) 暗闇でも遊べてしまうキキミミ…
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