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ロータリーの源流
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殺伐とした大都会の中でお互いに胸襟を開いて
1905年2月23日 ポール・ハリスは友人3人と語らって 2つの目的を持ったクラブを作りました。 殺伐とした大都会の中でお互いに胸襟を開いて どんな事でも語り合える友人を作る。 第1条 会員同士の親睦 第2条 事業の発展 1905年 夏目漱石がイギリスから帰国(1903) 「吾輩は猫である」を発表した年です。 地方から、シカゴの町に来たポール・ハリスは友人がいなく淋しかった。 まず、心を許すことの出来る友達が欲しかったと言うのが、 出発点であったと記録に残っております。 第1条 「知人ではなく友人の集まり」 心を許して語り合える友の集まりです。 第2条 会員の商売を発展させるための 「安心して取引出来る仲間」 の集まりです。 「アル・カポネが暗躍していた時代です、儲けるのに手段を選ばず、 騙すより、騙された方が悪い、何でも有りの時代」でしたから、 職業倫理の追求であり、商道徳の高揚であり、 利己と利他の調和がポール・ハリスの創立の原点にあったと思います。 最初の定款
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通常社交クラブに付随する親睦およびその他の 特に必要と思われる 事項の促進
相互扶助 第1条 本クラブ会員の事業上の利益の促進 社会に対する 奉仕活動 親睦 第2条 通常社交クラブに付随する親睦およびその他の 特に必要と思われる 事項の促進 第3条 シカゴ市の最大の利益を 振興し、シカゴ市民としての誇りと忠誠心を市民の間に広めること。 (シカゴ市に公衆トイレを設置したのが 最初の社会奉仕事業です。) 奉仕の機会として 知合いを広めること 1910年定款改定(3)で (親睦は目的から手段) 相互扶助で会員同士の商売の繁栄という概念は、 気を得て成長に大きく貢献しました。 このことにより、シカゴだけでなく、ほかの都市や海外へとクラブは拡大していきました。 親友の弁護士にロータリーへ入会するように進めますが、 彼は「この種のクラブは、会員以外の人々に何らかの利益をもたらすことを 考えるべきであって、 市民に対する何らかの奉仕をする必要があります。 会員同士の利益だけが目的では、入る気はありません。」 と断ります。 そこで、ポール・ハリスは、 「それなら、是非クラブに入会して、あなたが考えているように活動して下さい」 と勧誘します。 友人の弁護士、ドナルド・カーターは入会して、第3条を追加します。 1906年12月 定款改定(2)
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「職業奉仕理念」 へ進化します。 世のため人のため 社会奉仕、国際奉仕へ 「社会奉仕理念」 の考えを拡大して 行きます。
1908年 アーサー・フレディリック・シェルドン が入会、 物質的相互扶助から、 事業の継続的な発展を願う、 「職業奉仕理念」 へ進化します。 1906年 ドナルド・カーターが入会、 1908年 チェスレー・ペリーが入会 世のため人のため 社会奉仕、国際奉仕へ 「社会奉仕理念」 の考えを拡大して 行きます。
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ロータリーは、二つの奉仕理念によって成立っています。 1950年デトロイト大会で正式なモットーになります。
第2条 会員同士の親睦(友情を深めること) 第1条 事業の継続的な繁栄 を願う、 シェルドンが提唱した 「職業奉仕の理念」 「最もよく奉仕するもの 最も多く報いられる」 (1911年シェルドン ポートランド大会) と言うモットーで 表しています。 第3条 「他人のことを思いやり、 他人のために尽くす」 チェスレー・ペリーの 「人道的奉仕活動の理念」 その奉仕理念を 「無我の奉仕」 (1911コリンズ) というモットーで 表しています。 超我の奉仕 サービスをロータリーに取り入れたのはシェルドンです。 シェルドンはサービス理念を中核にした販売学を教えるために、 1902年にシェルドン・ビジネス・スクールをシカゴに開校します。 シェルドンは1921年以降ロータリーとの関わりを絶ちます。 その1921年までの20年間に26万人もの卒業生が出まして、 その多くがロータリーに入会します。 ロータリーの職業奉仕の理念「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」 のサービス学の概念を体系的に教えることが、 シェルドンビジネススクールの方針でした。 1911 ネアポリス・ロータリークラブの会長コリンズが、 オレゴン州ポートランド大会で、 ネアポリスRCの運営方針の即興スピーチで発表された、 (Service Not Self) 「無私の奉仕」が取り上げられました。 1920年「超我の奉仕」作者不明 ロータリーは、二つの奉仕理念によって成立っています。 1950年デトロイト大会で正式なモットーになります。
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シェルドンのVocational Service (職業奉仕理念)
金儲が目的で職業に就いている、仕事をする、 という考えを捨てて、 顧客満足度の向上を最優先にして、 自らの職業、仕事を通じて他人のために役立、 という考えで事業を営めば、 その真摯な態度が顧客の心を捉えて、 リピーターとして何度も事業所を訪れたり、 新規の顧客を紹介してくれるはずです。 その結果大きな利潤が得られるとともに、 その事業所は継続的に発展していきます。 そして、そのような事業所は、 結果として高い職業倫理を持っているはずです。 シェルドンの職業奉仕の考えがロータリーの職業奉仕です。 職業奉仕の実践が結果として高い職業倫理につながる、と言う考えです。 日本ではサービスを奉仕と訳しました。 奉仕は仕(つかえ)まつること、です。 サービスは人のためになる行為です。 奉仕は「人のためになる行為」と訳すのが、ロータリー用語です。 日本では “Fellowship”友愛 を 親睦 と訳しました。 “fellowship” 友愛 の語意は、 「仲間であること、仲間意識、仲間としての親交・友情」ということですから、 「親睦」を、夜の飲み会やゴルフ・コンペで親しく付き合うこと思っていると理解できません。
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シェルドンの考え方に似た、職業倫理観があります。 二宮尊徳(1787~1856)「報徳思想 」 (シェルドン1910)
日本にも、 我が国の風土によって育まれた シェルドンの考え方に似た、職業倫理観があります。 二宮尊徳(1787~1856)「報徳思想 」 (シェルドン1910) 経済と道徳の融和を訴え、 私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、 いずれ自らに還元される。 職業奉仕のこのような考え方は、ロータリーの専売特許ではありません。 大成功された日本の実業家の方々の考えは同じ考えです。 西洋ではキリスト教の天職論と職業奉仕を結び付ける人が多いようです。 マックス・ウエーバーの天職論がロータリーの職業奉仕の根底にあると言う人もいます。 (理論はシェルドンが先) シェルドンの一次資料に接することが必要で、多次資料や伝聞によって職業奉仕を語ってはならない 仏教や儒教と職業奉仕とは無関係 キリスト教から職業奉仕を語ることの危険性 カルビニズム、プロテスタンティズム、マックス・ウエーバーの天職論とロータリーの職業奉仕は無関係 シェルドンは経営学者として販売学を体系化しました。 更に、哲学者として宇宙の摂理や自然の法則を説き、 それを発展させて「奉仕哲学」と言う新しい分野の理念を完成させました。 インド哲学にも造詣が深く、1913年の論文には、 インドのバガバン・ダスの哲学書から奉仕の理念を 学んだと言う記述があります。
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石田梅岩の「石門心学」(1793) 仁・義・礼・智の心が信を生む。 真の商人はさきも立ち、われも立つことを思うなり。
仕事を通して正直な心を修養すれば、 おのずとお客様の信頼をかちとることができるのです。 正司考棋 商いの古典「家職要道」(1851) 他人に先ず利益を与えることが自分の利益になる。 中心となる思想は「他利即自利」が商売の極意。 元禄バブルが崩壊し過去の教訓から「商人は二重の利を取り、 甘き毒を喰らい、自ら死するようなことをしてはならない」とたしなめて、 今こそ商道の本質である「勤勉・誠実・正直」の精神に立ち返ろうと呼びかけたのです。 商人の道徳的観念にまで踏み込んで解説を加えたのは、 梅岩が初めてのことで彼の教えが「心学」と呼ばれるゆえんです。 仁・義・礼・智の心が信を生む 梅岩は、商人が「仁(他人を思いやる心)」、 「義(人としての正しい心)」、 「礼(相手を敬う心)」、 「智(知恵を商品に生かす心)」という4つの心を備えれば、 お客様の「信(信用・信頼)」となって商売はますます繁盛するのだと説いています。 商人は商人らしく、 ただひたむきに仕事に執心することが人格形成につながるのであり、 決して目先の利益やひとときの我欲に惑わされてはならない。 真の商人はさきも立ち、われも立つことを思うなり われ(当方)が儲かり、さき(相手)が損をするというのは本当の商いではない。 お客様に喜んで納得して買ってもらおうとする心を持って、品物(商品)には常に心を込めて気を配り、 売買することで経済原則にふさわしい適正利潤を得るようにすれば、 「福を得て、万人の心を案ずることができる」と梅岩は断言したのです。 わが国最初のロータリアン福島喜三次(きさじ)さんは、 (三井物産) 影響を受けたといわれています。(物語 職業奉仕) 正司考棋(こうき) 商いの古典、経済の倫理化です。 三菱財閥の岩崎弥太郎も巨万の富を成したのはこの書のおかげであると、 考棋の亡き後、遺族に金品を贈り、敬意を表したそうです。
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大丸の創業者 下村彦右衛門翁 「義を先にして利を後にするものは栄ゆ」
大丸の創業者 下村彦右衛門翁 「義を先にして利を後にするものは栄ゆ」 渋沢栄一翁 「車に両輪が必要な如く、 単なる利益追求の一輪車では走れない。 永続きしない。 「道徳」というもう一つの輪を備えた上での、 利潤でなければ、多くの人の信頼は得られない。 また、真の繁栄もあり得ない」 まさにロータリーの心(最も良く奉仕する者、最も多く報われる) に通じるものであります。 日本人がロータリーの職業奉仕に関心を持つ由縁ではないでしょうか。
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ロータリー運動を VS 論争が激しい対立となります。 1923年(セントルイス大会) 決議23-34を作成し採択され、 対立が沈静化します。
「奉仕の心の形成」 と捉えた理論派 「職業奉仕派」 「奉仕活動の実践」 に重きをおく実践派 「社会奉仕派」 VS (人間形成の活動に 力を注ぐべきである) (身体障害児童問題が 主たる目的である) 1912年頃から 全米各クラブ共通の関心事になってきたのが、 身体障害児問題でした。 論争が激しい対立となります。 1923年のセントルイス大会で論争が激しく対立して、遂にロータリーは空中分解寸前、 という危機に立ち到ってしまった。 もうどうにも拾収つかぬ様な絶望的状態に瀕した時、 テネシー州ナッシュビル・ロータリクラブが、 この大論争に対する回答ともいうべき決議案を出してきたのです。 それが即ち決議23-34であって、 平行線とも見えた理論派、行動派双方の主張を巧妙に噛み合せて、 見事に分裂を回避したのです。 1923年(セントルイス大会) 決議23-34を作成し採択され、 対立が沈静化します。
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ロータリーの奉仕理念を現す唯一のドキュメント。
決議23-34とは、(1923) ロータリーの奉仕理念を現す唯一のドキュメント。 1)ロータリーは人生哲学である。 この哲学は奉仕の哲学「超我の奉仕」であり、 「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」 と言う実践理論に基づくものである。 2) 次の4項目の実行を目指す人の集まりである。 3) 奉仕する者は、行動しなければならい。 4)クラブとRIの関係:クラブには主体性がある。 5) 社会奉仕活動の指針。 ・広範囲の活動は原則として行うべきではない。 ・宣伝を目標としてはならない。 社会奉仕理念 (1920) 2つのモットー 職業奉仕理念 (1911) 23-34を、採決した時、ロータリーは成年に達したと評価されました。 (ロータリー・モザイク P74) 決議23-34はロータリーの哲学、方針、プログラムの性格を決定しました。 2)4項目の実行 1.奉仕の理論を団体で学ぶこと; 2.奉仕の実際例を団体で示すこと; 3.奉仕活動の実践を個人で行うこと: (入りて学び、出でて奉仕) 4.RCの奉仕理念と実践を一般の人に受け入れてもらうこと。 4)エバンストンにあります、RI世界本部の入り口には 「ヘッド・クオーター」の看板があります。 司令塔で上下の関係を感じます。 5)R財団は大規模で継続可能なプロジェクトを実施して ロータリーの存在を知らしめる方向に向かっています。 5の指針が現状に合わないため、 23-34全部が削除の対象になった事が数回ありました。
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決議23-34 撤廃と復活の歴史 ・1984年 手続要覧から突然削除 1986年 日本人理事らによる復活活動によって復活
決議23-34 撤廃と復活の歴史 ・1984年 手続要覧から突然削除 1986年 日本人理事らによる復活活動によって復活 ・1988年「23-34」撤廃、千 宗室RI理事の反対で取り下げ。 ・ 1992年 蔵並定男RI理事の「社会奉仕に関する新声明として、 「決議23-34」と共に使用されるという、 但し書きがついて存続。 ・2001年「23-34」が章典から消えましたが、 板橋敏雄RI理事の努力で回復。 ・2007年 「23-34」が章典から抹消されましたが、 ・2008年 小沢一彦RI理事と渡辺好政直前理事が歴史的文献で保存 (日本のロータリーは23-34を信奉し、これを主柱として発展)
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ロータリーの奉仕理念を現す唯一のドキュメント。
決議23-34 ロータリーの奉仕理念を現す唯一のドキュメント。 第1項 ロータリーは人生哲学であり、 利己と利他の感情の間に常に存在する葛藤を和らげようと、 修行することである。 この哲学は奉仕-「超我の奉仕」の哲学であり、 「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」という、 実践理論に基づくものである。 第2項 ロータリークラブとは、 第3項 国際ロータリーの目的は、 第4項 奉仕する者は、行動しなければならい・・・。 以上、変えてはいけない哲学の部分は残して、 「不易」 現状に合わせて変えるべき部分を変えました。 「流行」 第5項 クラブの奉仕活動は自主的な選択の権利・・・。 第6項 クラブ奉仕活動選択の指針。 a ~ f
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意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、 これを育むことにある。 具体的には、次の各項を奨励することにある; 第1項
第4条 ロータリーの目的 ロータリーの目的は、 意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、 これを育むことにある。 具体的には、次の各項を奨励することにある; 第1項 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること; 第2項 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、 社会に奉仕する機会としてロータリーアン各自の職業を高潔なものとすること; 第3項 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、 日々、奉仕の理念を実践すること; 第4項 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通して、 国際理解、親善、および平和を推進すること。
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「他人のことを思い遣り、他人のために尽くすこと。」
ロータリーの奉仕の理念 (人の生き方の哲学) 「利己的な欲求と利他の感情との間の矛盾を和らげる人生哲学」 2つのモットー Service above Self 超我の奉仕 (自己研鑽の奉仕) 「他人のことを思い遣り、他人のために尽くすこと。」 (1つ目のモットーは社会奉仕理念) それを実践する理論は、 He profits most who serves vest 「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」 (決議23-34) (2つ目のモットーは適正な利潤追求を目的とした職業奉仕理念)
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相手のための「思いやり」が世の中を良くし、
ロータリーの目的は、 事業の基礎に、 「奉仕の理念」 (思いやりの心) をおくことです。 「常に、思いやりの心をもって、 他人のお役に立とうとする心」です。 相手のための「思いやり」が世の中を良くし、 また、事業の継続的繁栄につながります。
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一生それを守っておれば間違いのない人生が送れる、 そういう言葉がありますか?」 孔子は、「それは 恕(思いやり)かな」と答えます。
子貢は孔子に聞きました。 「先生、たった一語で、 一生それを守っておれば間違いのない人生が送れる、 そういう言葉がありますか?」 孔子は、「それは 恕(思いやり)かな」と答えます。 自分がされたくないことは、人にしてはならない。 それが 恕(思いやり)だ、と孔子は説いています。 他を受け入れ、認め、許し、その気持ちを思いやる。 自分のことと同じように人のことを考える。 そのことこそ人生で一番大切なことだと 孔子は教えたのです。
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政治、歴史、民族、宗教を超えて同じ心です。 ロータリーの奉仕の理念は「思いやりの心」です。
孔 子 :己の欲せざる所、人に施す勿れ。 親 鸞 :自分がされていやなことは、他人にしない。 キリスト教 :己の欲する所を人に施せ。 ユダヤ教 :あなたにとって、好ましくないことを、 あなたの、隣人に対してするな。 ヒンズー教 :人が他人から、してもらいたくないと思う、 いかなることも、他人にしてはいけない。 イスラム教 :自分が人から、危害を受けたくなければ、 誰にも、危害を加えないことである。 人類の考えているところは、 政治、歴史、民族、宗教を超えて同じ心です。 ロータリーの奉仕の理念は「思いやりの心」です。
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8年後の1935年メキシコ大会でロータリーの目的となります。
クラブ奉仕 第1条 会員同士の親睦(友情を深めること) 職業奉仕 第2条 事業の継続的な繁栄を願う、 シェルドンが提唱した 「職業奉仕理念」です。 その理念を 「最もよく奉仕するもの 最も多く報いられる」 と言うモットーで 表しています。 (1910年シェルドン) 第3条 他人のことを思いやり、 他人のために尽くす、 弱者を助ける 人道奉仕活動 社会奉仕活動、 国際奉仕活動、 その理念を 「超我の奉仕」 というモットーで 表しています。 (1920年)(1911年コリンズ) 社会奉仕 国際奉仕 1911年ポーランド大会でコリンズの「無我の奉仕」が、 1920年「超我の奉仕」になってモットーになる。 1921年シェルドンが「ロータリー哲学」を体系化して、エジンバラ国際大会で演説します。 シェルドンのモットーが職業奉仕の原則でこれがロータリーの職業奉仕の考えです。 1923年 決議23-34 ロータリーの目的 (6項目) 4年後の 1927年四大奉仕が制定 8年後 1935年メキシコ大会で現在の目的になる。 1927年、四大奉仕が確立しました。 8年後の1935年メキシコ大会でロータリーの目的となります。
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ロ ー タ リ ー の 五 大 奉 仕 第1条 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること; (クラブ奉仕)は仲間相互の貢献。
第1条 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること; (クラブ奉仕)は仲間相互の貢献。 第2条 職業上の高い倫理基準を保ち、 役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、 社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものと すること; (職業奉仕)は自己への挑戦。 第3条 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、 日々、奉仕の理念を実践すること; (社会奉仕)は他者への貢献 第4条 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通して、 国際理解、親善、および平和を推進すること。 (国際奉仕)は共存共栄 第5条 ロータリアンは青少年の模範 30才までの若い人の育成を支援する (青少年奉仕)は人材育成 2010年
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5大奉仕 国際奉仕 青少年奉仕 IA・LA・RYLA 社会奉仕 根幹は職業奉仕 クラブ奉仕
ロータリー財団 「未来の夢計画」 ポリオ撲滅 国際親善奨学生 青少年交換 世界平和フェロー WCS・VTT 5大奉仕 国際奉仕 米山記念 奨学生 青少年奉仕 IA・LA・RYLA 社会奉仕 職業奉仕 ロータリーの樹に葉を茂らせ、花を咲かせ、実をつけるための、 水と栄養を集める『根』はクラブ奉仕です。 その水と栄養を枝と葉に送るのは、 ロータリーの『根幹』である、職業奉仕の「奉仕の理想」と、言う「幹」を通って届けられます。 「自分の樹のため」 に水と栄養を吸い上げて、「他人に喜んでもらうため」 に花を咲かせます。 『枝と葉』は 社会奉仕、国際奉仕、新世代奉仕委員会、ロータリー財団です。 ロータリー財団の豊富な資金と、 ロータリー財団が沢山用意したプログラムを活用して、奉仕活動が選べる事は、恩恵です。 恵みの光の、光合成によって、社会奉仕、そして国際奉仕の活動は、 ロータリーの『花』をさかせ「実」を結びます。 その実は、ポリオ撲滅、国際親善奨学生、青少年交換、世界平和フェロー、VTTです。 米山記念奨学会は 将来、日本と世界を結ぶ「懸け橋」となる、日本で学ぶ奨学生です。 ロータリーが奉仕活動をして、R財団は資金調達をする営業部門です。 ロータリーとロータリー財団は車の両輪です。 ロータリ財団の正式な名称は「国際ロータリークラのロータリー財団」です。 根幹は職業奉仕 クラブ奉仕
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国際ロータリーのロータリー財団 (世界で良いことをするために基金を設置)
国際ロータリーのロータリー財団 (世界で良いことをするために基金を設置) ロータリー財団の使命は、 ロータリアンが、健康状態を改善し、教育への支援を高め、 貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることです。 寄付金はポリオの撲滅や平和の推進といった ロータリーの優先活動のために活用されています。 財団の補助金は、ロータリーの重点6分野 (1.平和と紛争予防/紛争解決、2.疾病予防と治療、3.水と衛生、4.母子の健康、 5.基本的教育と識字率向上、6.経済と地域社会の発展) などの問題に持続可能な方法で取組むことを可能とします。
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ロータリーの目的を達成するための ロータリアンの行動規範が、 「四つのテスト」
シカゴのロータリアンで、 1954~1955年度の国際ロータリー会長となった ハーバート・J・テイラー氏が考案したものです。 彼が1932年、 破産に瀕していたアルミニュウム会社の建直しを引受けた時に、 この方式を考案してこれを再建のための経営指針とし、 これによって見事に会社を立ち直らせました。
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四 つ の テ ス ト 考え・発言・行動は、これに照らしてから (事業の)立案・企画・宣伝・実行は、これに照らしてから
四 つ の テ ス ト 考え・発言・行動は、これに照らしてから (事業の)立案・企画・宣伝・実行は、これに照らしてから 真実かどうか みんなに公平か 好意と友情を深めるか みんなのためになるかどうか 国際ロータリーはこの自己反省方式を高く評価して、 これをロータリーにおける諸奉仕活動、特に職業奉仕における 指針として常用するに至りました。 そして1954年ハーバート・J ・テイラー氏は、 その版権を国際ロータリーに譲渡したので、 現在”四つのテスト”の版権は国際ロータリーの所有となっています。
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ロータリーの行動規範 2014.1月理事会決定 ロータリアンとして、私は以下のように行動する。
ロータリアンとして、私は以下のように行動する。 1. 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準をもって行動する。 取引のすべてにおいて公正に努め、 相手とその職業に対して尊重の念をもって接する。 自分の職業スキルを生かして、若い人びとを導き、 特別なニーズを抱える人びとを助け、 地域社会や世界中の人びとの生活の質を高める。 4. ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける。 5. 事業や職業における特典を、ほかのロータリアンに求めない。
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ロータリーを確立した25年(1/4世紀) 目 的 決議23-34 五大奉仕 四つのテスト 1905 目的(2項目) 1923 ロータリー
目 的 決議23-34 五大奉仕 四つのテスト 1905 目的(2項目) 1923 ロータリー 活動の指針 1927 四大奉仕 1932 ロータリアン の 行動規範針 ・ ロータリーの目的は、ロータリーの目的は、事業の基本として、 「奉仕の理念」を奨励し育成することである。 そのために4項目を奨励し育成する。 ・ その4項目の方針を再確認し、今後のロータリー活動の指針を定めたのが、 決議23-34です。 ロータリーの理念は、 「利己的な欲求と利他の感情を間の矛盾を和らげる人生哲学」 奉仕の理念は第一条の“2つのモットー” 「他人のことを思い遣り、他人のために尽くす」超我の奉仕(自己研鑽の奉仕) それを実践する理論は、「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」 (適正な利潤追求を目的とした職業奉仕) ・ ロータリーが目的達成のために活動している4項目が、 四大奉仕(現在は五大奉仕) ・ ロータリアンの行動指針が、四つのテスト 1935 目的(4項目) 2010 五大奉仕
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高々と理想を掲げ その理想に燃えて行動した 創立から四つのテストまでの 25年間(1/4世紀)
高々と理想を掲げ その理想に燃えて行動した 創立から四つのテストまでの 25年間(1/4世紀) 現在は 実践のロータリーへ邁進しています。 ロータリーのその思想は、 創設者ポール・ハリスや ロータリーにサービス(奉仕)の考えを持ち込んだアーサーシェルドンを始めとする 大勢の優れた先輩達の知恵が集められて、 それらから目的、職業倫理、決議23-34、定款細則等が出来上がりました。 その思想、思考の過程を歴史に学ぶことによって ロータリーを理解する事が出来ます。
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戦 略 計 画 地域社会に貢献するための指針 実践項目 重点6分野 1 平和と紛争予防/紛争解決 2 疾病予防と治療 3 水と衛生設備
戦略的目標 優先3項目 戦 略 計 画 実践項目 重点6分野 戦略的目標(優先3項目) ロータリーの戦略計画はロータリーが現在どういう状況にあり、 今後どの方向に、どのようにして進むのかを明確にする手段です。 ロータリーにおいて、 新たなリーダーが就任するたびに方向性が変わることを防ぎ、 ロータリーが重要目標の達成に向け、 確固とした方向性をもって進むためのものです。 2009年に世界のロータリアン数千人の意見を反映して3つの優先項目を柱とする戦略計画を採決致しました。 3年後の2012年無作為に選ばれた世界のロータリアンを対象に、 この戦略計画についてのアンケート調査で95%の回答者がこれらの 優先3項目と、それに伴う16の目標を強く支持すると答えました。 これらがロータリーの向かう方向です。 1 平和と紛争予防/紛争解決 2 疾病予防と治療 3 水と衛生設備 4 母子の健康 5 基本的教育と識字率向上 6 経済と地域社会の発展
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ロータリーは優れた理念に基づく実践団体です。
ロータリーの理念は決議23-34で示されています。 ロータリーは人生の哲学であり、 利己と利他の感情の間に常に存在する葛藤を和らげようと、 修行することである。 この哲学は奉仕の哲学「超我の奉仕」であり、 「最も良く奉仕する者、最も多く報いられる」 という実践理論に基づくものである。 奉仕の実践を更に向上させるための新しい補助金モデルが、 「未来の夢計画」 年間 100億円 の奉仕プロジェクトを実施。 (1人$100 × 120万人 = $120,000,000)
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参列した枢機卿114人に信仰の原点に立ち戻るよう求めました。
新ローマ法王フランシスコ1世は、 バチカンのシステーナ礼拝堂で行った、 初めてのミサで、 キリストの教えを忘れれば、 教会は単なる「慈善団体」になり下がる と訴え、 参列した枢機卿114人に信仰の原点に立ち戻るよう求めました。
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「過去を知らずして未来を語る事は出来ない」
ロータリーも 理念が伴わなければ、 只の 奉仕団体 か 親睦団体 です。 「過去を知らずして未来を語る事は出来ない」 ロンドン・ロータリークラブの会員でもあった、 ウインストン・チャーチルの言葉です。
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5大奉仕 国際奉仕 青少年奉仕 IA・LA・RYLA 社会奉仕 根幹は職業奉仕 クラブ奉仕
ロータリー財団 「未来の夢計画」 ポリオ撲滅 国際親善奨学生 青少年交換 世界平和フェロー WCS・VTT 5大奉仕 国際奉仕 米山記念 奨学生 青少年奉仕 IA・LA・RYLA 社会奉仕 職業奉仕 ロータリーの樹に葉を茂らせ、花を咲かせ、実をつけるための、 水と栄養を集める『根』はクラブ奉仕です。 その水と栄養を枝と葉に送るのは、 ロータリーの『根幹』である、職業奉仕の「奉仕の理想」と、言う「幹」を通って届けられます。 「自分の樹のため」 に水と栄養を吸い上げて、「他人に喜んでもらうため」 に花を咲かせます。 『枝と葉』は 社会奉仕、国際奉仕、新世代奉仕委員会、ロータリー財団です。 枝や葉に蓄えられた、ロータリー財団の豊富な資金と、 ロータリー財団が沢山用意したプログラムを活用して、奉仕活動が選べる事は、恩恵です。 恵みの光の、光合成によって、社会奉仕、そして国際奉仕の活動は、 ロータリーの『花』をさかせ「実」を結びます。 その実は、ポリオ撲滅、国際親善奨学生、青少年交換、世界平和フェロー、VTTです。 米山記念奨学会は 将来、日本と世界を結ぶ「懸け橋」となる、日本で学ぶ奨学生です。 ロータリーが奉仕活動をして、R財団は資金調達をする営業部門です。 ロータリーとロータリー財団は車の両輪です。 ロータリ財団の正式な名称は「国際ロータリークラのロータリー財団」です。 根幹は職業奉仕 クラブ奉仕
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