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Published byかねろう いちぞの Modified 約 7 年前
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要員管理 要員の質、量、配置、作業状況を管理する 一般的な注意点を下記に示す (1)組織 ・組織構成を明快にする -指示命令系統
要員の質、量、配置、作業状況を管理する 一般的な注意点を下記に示す (1)組織 ・組織構成を明快にする -指示命令系統 -各組織レベル、各人の権限と責任分担 ・管理の為のオーバヘッドを少なくする ・横の協力体制があること (2)要員 ・プロジェクトリーダの能力はプロジェクト成否の鍵となる ・グループリーダの責任分担を明確にする ・プロジェクトの目的を理解させ、動機付けを行う →モチベーションを高める→生産性向上 プロジェクト管理 -32-
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『エラーやバグの90%は10%の要員から発生する』
・作業は担当者が実行可能なレベルまでブレークダウンする (特に上流工程では重要である) ・必要に応じて教育、訓練を実施する ・各要員の能力を見極める→配置転換等の措置必要 クヌースの90-10のルール: 『エラーやバグの90%は10%の要員から発生する』 プロジェクト管理 -33-
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外注管理 1.開発分担 開発時だけでなく、開発後の維持メンテナンスも考えて開発分担を 決定する 2.条件の明確化
開発時だけでなく、開発後の維持メンテナンスも考えて開発分担を 決定する 2.条件の明確化 ・外注形態……請負、委任、派遣 ・契約書、仕様書 ・仕様変更ルールの確立 ・責任範囲(SOW相当の事項を決定する) ・検収方法……検収基準-機能、性能、品質の評価 -納入ドキュメント 検収期間 終了手続き プロジェクト管理 -34-
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外注先への“丸投げ”はしない 3.管理 (1)何処まで直接管理するかを明確にする ・レポート内容と頻度 ・レビュー主体と責任
(1)何処まで直接管理するかを明確にする ・レポート内容と頻度 ・レビュー主体と責任 ・標準、規定類の制定主体 (2)どの様に管理するか ・どのレベルの要員が、外注先のどのレベルを管理するか (外注先の実力による) ・進捗度90%シンドロームに充分注意する ・レポートチェックのみでは危険である→現場で現物を確認する 外注先への“丸投げ”はしない プロジェクト管理 -35-
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完了評価 プロジェクト終了時点の正確な分析評価は、次回のプロジェクトの 重要な参考資料となる ・プロジェクト計画と実績との差異分析
プロジェクト終了時点の正確な分析評価は、次回のプロジェクトの 重要な参考資料となる ・プロジェクト計画と実績との差異分析 -日程、生産性、品質、費用の計画との差異 -問題点の整理・分析 -これからの取るべき方策の検討 ・プロジェクトに関する総合的な評価・分析 -開発環境(H/W、O/S、端末装置、開発ツール、通信機器、等) -協力会社(管理能力、要員スキル、納期、品質、単金、等) -要員 -採用したソフトウェア開発プロセス、開発技法 『プロジェクト完了報告書』の提出 プロジェクト管理 -36-
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C/Sシステム開発プロジェクトの体制図の例
プロジェクトマネージャ *:大規模プロジェクト で特に必要なグループ * 管理スタッフG * 機器選定G * PP評価・選定G 業務G 基盤G * * * ネットワーク基盤G 業務共通G AP-G:1 AP-G:2 ・・・ 基盤共通G 業務基盤G 運用基盤G 定常的に設置 必要時期に編成 * * * 開発標準化G 開発環境G 統合G-1(LIB) 統合G-2(SI) 性能評価G 移行設計G 展開設計G プロジェクト管理 -37-
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プロジェクト管理 -38- 各グループの役割 ①管理スタッフG……プロジェクト全体の進捗・費用管理、ユーザ折衝・窓口等を行う。
①管理スタッフG……プロジェクト全体の進捗・費用管理、ユーザ折衝・窓口等を行う。 ISO品質管理、S-SCALEの統括も行う。 ②機器選定G ………導入機器を、システムとの親和性、ユーザとの関係を考慮し決定する。 ③PP評価・選定G……導入P.Pを、性能評価し、システムとの親和性、ユーザとの関係を考慮 し決定する。 業務G ④業務共通G ………アプリケーション共通のサブルーチン等の作成、業務Gの取りまとめを行う。 ⑤AP-G ………個々のアプリケーションを開発する。 基盤G ⑥基盤共通G ………基盤G共通のサブルーチン等の作成、基盤Gの取りまとめを行う。 ⑦業務基盤G ………アプリケーションを動かす為の、基盤の開発を行う。 ⑧運用基盤G ………システム運用の為の基盤の開発を行う。 ⑨ネットワーク基盤G………ネットワーク設計、通信系基盤等の開発を行う。 必要時期に編成 ⑩開発標準化G………開発標準・運用ルールの制定を行う。 ⑪開発環境G ………開発環境の構築、運用、保守を行う。 ⑫統合G(ライブラリアン)……文書、プログラムのバージョン・レビジョン管理を行う。 (構成管理) ⑬統合G(システム ……システム統合、システムテストを実施する。 インテグレーション) ⑭性能評価G ………各AP・基盤の性能の割り当て、評価ツールの設定、個々のグループに対す る評価支援を行う。 システム全体の定常時、高負荷時等の性能測定を行う。 ⑮移行設計G ………データ等の移行方式の設計を行う。 ⑯展開設計G ………機器展開方式の設計を行う。 プロジェクト管理 -38-
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標準化動向 1.ISO ・ISO/IEC12207 「ソフトウェア ライフサイクル プロセス(SLCP)」 ・ISO 9000シリーズ
・ISO/IEC12207 「ソフトウェア ライフサイクル プロセス(SLCP)」 ・ISO 9000シリーズ 2.通産省、電子協(日本電子工業振興協会) ソフトウェア分野に於ける品質システム、取引に関する共通 フレーム等を制定している ・SLCP-JCF98(SLCP-JCF94を基に、ISO/IEC12207 と日本のソフトウェア産業の特性を加味した共通フレーム) ・「ソフトウェア開発 モデル契約解説書」 電子協編 3.米国 国防総省 MIL-STD-489,499B、793,961D等の調達規格により 構成管理、技術統制の規準を定めている プロジェクト管理 -39-
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