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日本の東西での違い 経営学部経営学科 MG4410 野上 翔太
日本の風土性 日本の東西での違い 経営学部経営学科 MG4410 野上 翔太
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目次 1.食の東西 2.村落景観の東西 (1)西日本の村落 (2)東日本の村落 3.照葉樹林文化論とブナ帯文化論 (1)照葉樹林文化論とブナ帯文化論とは (2)照葉樹林文化論 (3)ブナ帯文化論 4.参考資料
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1.食の東西 1.雑煮を例とすると (1)餅 西日本・・・丸餅:古風・京都文化 東日本・・・角餅:新風・江戸文化 (2)仕立て 西日本・・・味噌 東日本・・・すまし
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*その他の食文化の違い 1.肉じゃが 西日本・・・牛肉 東日本・・・豚肉 *山形県は江戸時代の西廻り航路の影響で関西文化圏との交流があった為、 牛肉を使う家も多い 2.味噌汁 西日本・・・合わせ味噌 東日本・・・白味噌
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2.村落景観の東西 (1)西日本の村落 ・戸数規模が大きい ・垣根、塀、屋敷林が未発達→隣近所での交流が密接。 ・集落の一体性が顕著な景観 ・庭が小さい ・家の大きさが相対的に小さい ・墓地・・・集落の共同墓地
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2.村落景観の東西 (2)東日本の村落 ・戸数規模が少ない ・垣根、塀、屋敷林、門が存在し、個別屋敷を強調。 ・庭が大きい ・家の大きさが相対的に大きい ・墓地・・・屋敷墓
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3.照葉樹林文化論とブナ帯文化論 (1)照葉樹林文化論とブナ帯文化論とは ・照葉樹林文化論 ・ブナ帯文化論
→照葉樹林は日本南西部から台湾、華南、ブータン、ヒマラヤに広がる植生であり、 この地域一帯に共通した文化が成立するというものである。なかでも、中国雲南省 を中心とする東亜半月弧にその文化の起源地があるとされ、森林や山岳と結びつい たものが多い。そして、それらの文化伝播に影響を受けたのが西日本の縄文文化で あるという説。 →西日本の照葉樹林文化に対比させるかたちで東日本に「ブナ林文化」という概念 を設定した。中国東北部などに広がるモンゴリナラやブナ林の分布する地域にみら れる文化要素と東日本の縄文文化を関連づけて説明しようとするもの。 *東アジアにブナはほとんど分布しない為、ナラ林文化と呼ばれることの方が多 い。
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4.照葉樹林文化論 特徴 地域・・・西日本、朝鮮半島南部、中国大陸南部 食・・・稲、茶、柑橘類、etc…
地域・・・西日本、朝鮮半島南部、中国大陸南部 食・・・稲、茶、柑橘類、etc… 生活・・・漆を用いた漆器製作、絹を作る技法 焼畑農耕(中期)→水田稲作農耕文化(後期)
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ブナ帯文化論 特徴 地域・・・東日本 食・・・雑食性採集狩猟:特定の作物に頼る農耕民よりも豊か
地域・・・東日本 食・・・雑食性採集狩猟:特定の作物に頼る農耕民よりも豊か →この為、縄文中期は人口の8割が東日本にいたと見られている(大 きな縄文遺跡が東日本に偏在している為) 生活・・・採集・狩猟・漁業に基礎をおき、ナラ林文化の特色に彩られた 縄文文化が繁栄していたために、新しい稲作文化の侵入に抵抗を示していた のか、東日本への稲作文化の広まりは時間がかかった。
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4.参考資料 お雑煮文化圏 - 日本のお正月~お雑煮をめぐる物語~ 2016年5月3日
お雑煮文化圏 - 日本のお正月~お雑煮をめぐる物語~ 2016年5月3日 関東関西おもしろ百科事典~写真で見る東西文化の違い~ 2016年5月3日 照葉樹林文化とナラ林文化―どんぐり図鑑「どんぐりと生きる」 2016年5月8日 福田アジオ1997.「番と衆ー日本社会の東と西-」 吉川弘文館
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