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2011-09-12 経営学部 市場戦略学科 3年 MR9092 奈良坂舜 (なっち)
百貨店の再生 経営学部 市場戦略学科 3年 MR9092 奈良坂舜 (なっち) これから百貨店の再生について発表していきたいと思います。
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目次 百貨店とは 歴史 近年の売上高 売上高低下の背景 再生に向けて 参考文献
百貨店の概要とその歴史、近年の百貨店の売上状況と再生に向けて、最後に参考文献です。
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百貨店とは 衣食住にわたる幅広い品揃えを行い、ワンストップ・ショッピングを実現した大規模小売店舗(デパートメント・ストア、デパートとも)
近年では大型CS(ショッピングセンター)や大型店舗が増えたため、デパートとスーパーの境界が曖昧となっている [1] 百貨店(ひゃっかてん)とは、元々大きな面積の店舗を持ち、多種類の商品を取り扱う店のことである。名称は百種類の商品(貨)を扱うことから来たもの。デパートメント・ストアまたはそれを省略してデパートとも呼ばれる。 対面販売方式を重視するとともに、商品の販売に付随するさまざまなサービスを提供している。 デパートメント・ストアという呼び名は、商品部門別管理を採用したことに由来する。 複数の小売店舗が集まった商業施設であるショッピングセンター(CS)とは違う。 [Wiki]
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歴史 1852年にパリで「ボン・マルシェ」が開店したのが始まり
日本では、1904年に三越呉服店が「デパートメント・ストア宣言」を行い、百貨店という小売業態が導入 世界で最初の百貨店は諸説あるが、1852年にフランス・パリで創業された「ボン・マルシェ」(創業者はA(アリスティッド)・ブシコー)が通説とされている。 日本の百貨店には、呉服店から発展した呉服系百貨店、都市部の私鉄ターミナルを中心として発展した電鉄系百貨店、ならびに地方都市を拠点とする地方百貨店といったタイプがある。 以下 『デパートメント・ストア宣言』( 1896年、三越は、ブルーミングデール、ワナメーカー、メーシーなどアメリカの有名百貨店の調査・研究を開始した。内容は、建物や施設をはじめ、組織、職制、販売ノウハウにも及ぶもので、この研究成果を基に、三越は旧来の小売店から近代的小売業への転換を図るべく経営改革に乗り出した。 その頃三井家では、全事業を統括する持株会社「三井合名会社」の設立準備が進められていた。直系事業の再編成が進むなかで、三井銀行・三井物産・三井鉱山・三井呉服店のうち事業規模の小さい呉服店を分離独立させることになり、1904年12月10日、株式会社「三越呉服店」が設立された。顧客や取引先に発送された挨拶状には、三越呉服店が三井呉服店の事業すべてを引き継ぐ旨の案内とともに、今後の方針として「米国に行わるるデパートメントストーアの一部を実現いたすべく」と、デパートメントストアへの変革が謳われていた。 明けて1905年1月2日、全国主要新聞に株式会社三越呉服店の全面広告が掲載され、挨拶状と同文の言葉によってこの変革は全国に向けて宣言された。これが、日本の百貨店の始まりとして有名な「デパートメントストア宣言」である。品揃えは、呉服、洋服、雑貨、小物にとどまらず、輸入品を加えて、化粧品、帽子、子供服などへと広がっていった。 [1]
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近年の売上高 [ニ] [百] 近年(2005年~2010年)の全国百貨店年間別売上表である。
全国百貨店の売上高は、年々減少傾向にあり、2009年の時には24年ぶりの7兆円を割り、2010年の全国百貨店売上高は14年連続でマイナスとなった。 2008年から2009年への急激な低下は、やはりリーマン・ショックの影響が強いと思われる。 [ニ] [百]
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売上高低下の背景 個人消費の低迷 →低価格商品取扱店の売上増加 消費者の百貨店離れ →特別の存在ではない [知]
→低価格商品取扱店の売上増加 消費者の百貨店離れ →特別の存在ではない 次に百貨店の売上高低下の背景についてである。 売上高が減少傾向にある原因として、上記が考えられると思う。 1つ目に、現在世界はまだまだ不況の状態であるため、消費者は買い控えをする傾向が強い。そのため、高価格より低価格の商品へと売れ筋が変化している(ユニクロ、ダイソーなど)。 2つ目に、消費者の百貨店離れである。昔は、各小売業などの店舗数が少なかったため、百貨店に行けば何でも売っているといった印象があった。しかし、今ではスーパーなどの小売業が発展し、百貨店とほぼ変わらない品揃えとなっているため、高級志向である百貨店に行く消費者が減少しているように感じる。 上記の点から、百貨店は昔とは違い特別な存在ではなくなってしまったといえる。 その他にも、スーパーやネット通販の規模拡大や、最近では今年3月に起きた東日本大震災の影響も少なからずあるようである。 以下“百貨店らしさ” 百貨店が時代と同調した変質をせず、従来同様の「百貨店らしさ」の中で商いをしてきた事が 時代に対応出来なかった事とは思います。 我々の時代は百貨店に対しては立地はもとより「商品」「人材」「店作り」などのステータスが 何処よりも有り、社員の意識も高かったように思えます。 百貨店に有るブランドは「他所」には無く一つ一つのメーカーも「質」も「価格」も特別の存在でありました。 それがバブルを迎えそして終焉を経て大きく変りました。特別の存在で無くなったんです。 [知]
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再生に向けて 商品の差別化 専門的商品の強化 物販催事や文化催事による集客
百貨店が再生していくための課題として、やはり商品の差別が必要であると思われる。 前述にもあるとおり、昔とは違い今では百貨店でしかないものは殆どないはずである。そのため、百貨店ならではといった商品を製造・販売して他社との差別化を図ることが重要な点であると考える。 次に、専門的な商品の品揃えを強化していくことである。 百貨店は商品をたくさん置いているが、専門的な商品はどこでも売っているような商品しか置いていない場合がほとんどで、値ごろ感もほとんどない。そのため、上記と少し被るが、専門品をより強化することが必要であると考えられる。 また、近年百貨店では地域物産店の催事がとても人気で、催事が行われるたび大勢の消費者を集客することができる。こういった物販催事や、自地域をテーマに文化や情報の発信に繋げる文化催事といった百貨店独自の催し物の実施で多くの消費者を捕まえていくことも大切になると思われる。
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参考文献その1 [1] 和田充夫・日本マーケティング協会 『マーケティング用語辞典』 日本経済新聞出版社, 2005 以下全項目の閲覧日:2011/09/11 [Wiki] Wikipedia ”百貨店” [百] 日本百貨店協会 『平成22年12月・年間 全国百貨店売上概況』 参考文献その1です。
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参考文献その2 [ニ] ヤフーニュース 『百貨店業界』 [知] ヤフー知恵袋 厳しさが続く百貨店業界 年百貨店売上高のグラフ 参考文献その2です。
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おわり 終わりです。
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