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CMSのHPの効果的な運用について 従来のホームページ作成の問題点 CMSの運用例 CMSホームページによるメリット
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従来のホームページ作成の問題点 ①時間的要因・物理的要因 ・ホームページ作成ソフトが必要 ・ホームページ作成ソフト用のパソコンが1台
①時間的要因・物理的要因 ・ホームページ作成ソフトが必要 ・ホームページ作成ソフト用のパソコンが1台 ●時間に余裕がない ●すぐにできない ●学校でしかできない では、なぜ、現在のようになったのか、ご説明したいと思います。まず、本校でもHP作成に関わる従来の問題点は当然ありました。 1つめ、時間に余裕がない、すぐにできない、学校でしかできないという時間的・物理的要因です。本校でも以前は、HPを更新するためには、HP作成ソフトを使わなければなりませんでした。また、どの学校でも、そのソフトもHPのソースも学校のパソコン1台にしか入っていないのではないでしょうか。そのソフトが入っている学校のパソコンを使って、学校で仕事をしていくことになっていました。また、そのパソコンはメールのやりとりに使うみんなで共有するパソコンでもあります。だから、そのパソコンを誰か使っていればHP作成をすることができません。ホームページ作成ソフトが入っているパソコンでしか作業ができないために、担当者だけが、更新のために学校で仕事をするしかないわけです。そのため1つのHPをアップするのに時間がかかりました。まさに時間に余裕がない、すぐにできない、学校でしかでできないとなっていました。
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②人的要因 ・ホームページ作成のスキルが必要 ・特定の人への負荷 ・ホームページによる情報発信に 対する認識不足
対する認識不足 次に人的要因です。従来のHPですと、ホームページ作成ソフトの使い方を学ぶ必要も出てきます。HP作成ソフトは、普段使っているワープロソフトと違い、専門的な知識や操作が必要となってきます。そのソフトを扱えるスキルをもった人が必要となってきます。そういうスキルをもっている方が校務分掌としてホームページ作成の担当者として位置付けられます。自然に担当者の仕事量が増えると言うことです。よくありますのは、情報主任や教頭先生が担当者として校務分掌上として位置付いていることです。そうすると、その担当になった方は、細かく考えると4つの仕事が自然に生まれてきます。まず、アップできそうな行事や活動を見つけること、次に、写真が無ければHPは作れませんので、その活動の写真撮影をすること。さらに、その活動にあった文章を考えること。慣れないとこれも結構時間がかかります。最後にホームページ作成ソフトを使って実際にアップすること。つまり、仕事量がその分格段に増える、特定の方への負荷がかかっていました。また、担当者だけがホームページ作成に関わっているために自校のホームページに対する関心や学校が提供できる情報に対して他の職員の意識がとても低かったです。
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①時間的要因・物理的要因 ②人的要因 ●校務の負担増 ●継続が困難 ●内容の固定化
このように時間的・物理的・人的要因により、校務の負担が増える。HPの更新がなかなか継続できないとなります。毎日の更新はとても無理です。さらに更新する内容が固定化されるということです。担当が決まっているため、その方が関わる行事や活動はHPとして更新していくことができますが、時間的に無理なこと、例えば休日の行事など関われない活動については、いくらお知らせしたい活動だとしてもなかなか更新することはできません。更新するためには、どの活動にも担当者が参加しなければならないことになってしまいます。
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・いつでも ・どこでも ・だれでも これが本校のCMSホームページです。CMSはインターネットにつながる環境であればどこでも更新可能なシステムです。だから、一人一台インターネットにつながるパソコンがある本校では、休み時間、放課後を使って複数の方が同時にアップできます。もし学校でできなかった場合は、自宅で少しの時間を見つけて作業することもできます。現に私も作業するのは、主に朝起きてすぐです。帰る時間が15分遅くなることができない場合もありますが、自分のように朝少し早めに起きて家で作業するのであれば家庭に迷惑をかけることもありません。まさに「いつでも、どこでも」できるということです。 また、更新するための作業自体も簡単です。パソコンで文章が作成できる人や文章の中に写真を取り込める人であれば少し教えてもらい、1~2回自分で更新すれば何のストレスもなくできます。より簡単にするために、本校ではこのように題名、内容の説明、写真数枚という基本の型を決めています。これだと、作成時間も15分ほどしかかかりません。また、本校では、CMSのために職員研修などは行ったことがありません。CMSでHPを作成できるようになった職員から職員へ半年間で自然に広がってきました。今では職員の7割はできます。それほど簡単です。まさに「だれでも」できます。
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CMSの運用例 学年ごとに…担当者は決めない 活動を見つけ…授業・行事・分掌で 作成(文・写真等) 自主的に更新 校務の軽減 内容の充実
更新数の増加 アクセス数の増加 では、本校ではどのようにホームページを更新しているかといいますと、だれでもできますので、本校では、HP担当など決まっていません。全ての職員が担当者であり、学年ごとに更新をします。1週間の中で何かアップしたい活動を授業や行事を考えます。そして、写真、作成し、自主的に更新を行っています。だから特定の方への負担になることはありません。校務の平準化、軽減化につながっています。本校では1週間に1つくらいのペースで各学年や生指、教務、教頭などがHPを作っています。6学年+3=9くらいは1週間に更新されることになります。ということは毎日更新する、更新数が増加し、継続できると言うことです。 また、だれでも更新できるということから、内容はそれぞれの学年で行われたバラエティに富んだ充実したものになってきます。それにともなってアクセス数も増えてきました。
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これは、本校のHPのメニューです。本校では、PTA、スポ少、子ども会、公民館なども本校のHPで内容を更新しています。各種団体もHP更新に参加することにより、内容がより充実し、多くの方に見ていただけることになるだけでなく、学校を中心にそれぞれの団体の活動が結びついたものになっています。
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夏休みのCMSホームページ教室 PTA、スポ少、子ども会、公民館対象 地域の方が講師
これをご覧ください。これは、そのために夏休みに行われたHP教室です。参加者は、先ほど述べました各種団体の代表の方たちです。講師は、校区でグラフィックデザイナーのお仕事をしてみえる方で、本校の教育活動のサポーターとして活動していただいている方です。それぞれの団体の活動の様子がHPとしてアップされ、掲示板としてもHPを使っています。子どもたちの平日の活動と休日の活動の様子がよく分かりることになります。まさに学校のHPを中心として地域との結びつき強化されているといえるではないでしょうか。 PTA、スポ少、子ども会、公民館対象 地域の方が講師
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CMSを利用したHPによるメリット 校務の軽減化 地域の結びつきの強化 開かれた学校 職員の意識の変化
このように、校務の軽減、地域との結びつきの強化、さらに、開かれた学校に近づいているということです。毎日のように更新されているため、保護者や地域の方に学校に来ていただかなくても学校の様子を分かっていただくことができます。ひいては学校の活動に対するご理解をしていただくことにつながっています。今では、アクセス数も大変増え、全校児童数387、保護者の世帯数308のところ、平日のアクセス数は、ほぼ300前後、多いときは500近くになります。CMSのHPにより、教育活動を公開し、開かれた学校に近づいているといえます。本校では、サポーターとして保護者や地域の方にいろいろな授業に入っていただいていますが、普段の活動の様子がよく分かるために気軽にサポーターとして支援していただくことにもつながってきています。家庭や地域にお願いや啓発ができるということです。HPに「ご家庭でも話題にしてください。」や「○○にお気をつけください。」「来週は○○があります。」などの一言を入れることにより、家庭や地域に対して紙ベースだけではなく、随時発信することができます。 4つめは、職員のHPに対する意識が変わってきたと言うことです。保護者や地域の方から、行事などで子どもたちがどんな活動をしたのか、どんな様子だったのか知りたくなり、よくホームページを見るようになった。前より学校の様子がよく分かるようになっただけでなく、学校の活動に対する興味が高くなり、次は協力してもいいですよ。という言葉をお聞きし、反応が返ってくると、次の活動もアップしようかという気持ちになります。自然にホームページを更新しなければならないから更新していこうという意識に変わっていきました。 本校では、これからもCMSのメリット生かし、教育活動に役立てていきたいと思います。
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