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「多様性時代の発達支援」 ~子どもの行動の理解と支援~

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1 「多様性時代の発達支援」 ~子どもの行動の理解と支援~
~子どもの行動の理解と支援~    県の会議・・高校 溶連菌・チック 一般社団法人こども未来共生会    理事長 中島 展 こども発達支援センターそらいろ 浦安市青少年発達サポートセンター 浦安・みらいルーム こども発達支援センター鴨川そらいろ 相談支援事業所 そらいろ

2 先生の言うことを聞いて、指示に従って動ける子? 自分でできる自信を持ち、挑戦をして乗り越えられる子? ↓ 自分で考え、生きる力を身につけた子ども 自己肯定感を作り上げていく必要性がある。 そのためには個々の特性にあった支援と 子どもの気持ちや多様性に寄り添うことが大事 発達支援が 目指す 子どもって?

3 自己肯定感= 認める事 人と上手に関わることができる子供にしていく ためにいつも考えたいことはまずは、自分が信じられ
 自己肯定感が育たないと人の気持ちがわからない  人と上手に関わることができる子供にしていく  ためにいつも考えたいことはまずは、自分が信じられ  るという土台をつくってあげる事!  違いを知り、多様性としてお互いを認める  それは、子供の成長にとってプラスの事ばかり。  自分が信じられるから主体的に動けるし、友達  にも優しくできるし逆境にも耐えられる。  特別支援教育においては、出来ない子としての考えが  強く、こどもの主体性が生かされない事が多い。  何をしてあげられるか、だけはなく、何をしない方が  良いのかを含めた支援・指導を。 自己肯定感= 認める事

4 多様性って何? 「多様性」とは、「幅広く性質の異なるものが存在すること」「相違点」という意味。組織では、ダイバーシティという。「多様な人材を活かす考え方」。さまざまな違いを尊重して受け入れ、「違い」を積極的に活かすことにより、変化しつづける教育環境や多様化するニーズに最も効果的に対応していくこと。この考え方を、子どもの見立てに応用したり、特別支援に生かす取り組みが行われている。 環境省HPより引用

5 多様性の受容は、インクルーシブな社会(共生社会)にもつながる
インクルーシブとは、「包括的な」「包み込む」という意味。インクルーシブ教育の導入により、学校では、通常学級で特性のある子どもも一緒に学べる環境整備が進んでいるところもある。 今回はインクルーシブ社会の基本の考え方や、実際にはどのように活かされているのか、各機関で取り組まれている新しい取り組みについても少し紹介し、必要な支援のあり方について考えたいと思います。 多様性の理解が進めば、力を発揮できる子ども達。私たち支援者は何をすれば良いのでしょうか?

6 合理的配慮のスタートは、まず「正しい見立て」から
  支援の必要な子どもたちに共通する困難さの中心は対人関係の取りづらさ、社会での生きづらさ。だから、本人と環境の見立てが必要 その子の行動特徴だけの判断ではなく   ★個別診断・障害名にとらわれず   ★その子の状態や行動の背景に注目し     ★どのような配慮が効果的なのか考える    だから、みんな方法は違ってくる 同じ「鳥」でも、みんなイメージは違っている。

7 一人ひとりの理解とは、多様性(特性)の理解
この子は「何なのか」を理解するのではなく、 この子は「どんな子」なのかを、理解していくこと その為には、何が必要か・・正しい全体像の把握 と、その行動の意味や背景を捉える力を支援をする 人が持つ。支援者に求められるソーシャルワーク 力とは何かを考えていく必要がある。

8 多様性と発達特性を知って、 支援に生かす

9 発達に必要な 子供の力って何? 子どもの 発達 観る力 聴く力 粗大 食べる力 微細 運動 感覚 状況を理解 する力 こころの育ち
コミュニケー ション の力 観る力 子どもの 発達 発達に必要な 子供の力って何? 聴く力 状況を理解 する力 これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 食べる力 粗大 微細 運動 感覚

10 困難性=行動のわかりにくさと見立ての違い
 困難性=行動のわかりにくさと見立ての違い 様々な子育てをしていても、なかなか約束を守らなかったり、 また親の言うことをなかなか聞かず、気になる行動をしてし まったり、集団や学校に参加できなくなる。 そういう行動(困らせる行動)は、背景がわかりにくいので、 なかなか理解をされず、子育ての効果がなかなか見られない ことが多い。 行動の背景や見立てが間違えば、関わり方も間違ってしまう。 先生の「理解したい」と子どもの「理解して」のすれ違いが 起き、その結果、不適切な行動につながることもある。

11 困難性=行動のわかりにくさと見立ての違い
2016/8/10 困難性=行動のわかりにくさと見立ての違い  →不適切な行動は行動面の評価が優先し、行動の背景や特性とし   ての理解がされていないことが多い。   だらしがないと思われ、ダメな子としてのレッテルを貼られてし   まうことも少なくない。それが、相互理解を妨げ、また社会生活  (学校・集団)全般において強い困り感につながることもある。  ⇒私たち支援者が持つべき知識やスキルはどうなのか?  ⇒「生きづらさ」のニーズに合っているのか?       〇点検(アセスメントの重要性) 愛着障害は第④の発達障害 不登校→愛着障害、分離不安、慢性疲労性症候群、起立性調節障害、その他 全てにおいて、出てくる症状が似ている

12 「遊びたい・学びたい気持ちを育てること」は支援の基礎
本来「遊び」や「学び」は、「楽しさ」を知る活動。楽し さの中に、体を動かすこと、身体の感覚を育てること、見 る、聞くなどの知覚、集中・記憶などの認知面、人と関わ る事での社会性や学習面の発達を促します。

13 具体的な見立て=違い=多様性の理解 本人の特性から 言語面(理解・表出・説明・語彙・単語)
視覚認知(注意・形状認識・空間認知・操作・処理・記憶) 聴覚認知(注意・聞き逃し・感覚・処理・記憶) 運動・感覚(過敏・鈍麻・運動・緊張・協調性運動) 学習面(視覚・聴覚・操作・運動・言語理解・筆記技能) 社会性(協調性・空間認知・対人性・社交不安・心因・経験) 環境面から 家庭・成育歴・学校(集団)環境、躾、理解、友人、失敗体験

14 言語発達を促す支援を考える 言語力 口の動き 聴く力 見る力 知識の量 状況を理解 する力 単語の量 説明をする力 2017/8/18
・「ことば」で遊ぶということ 身体の発達とともに「ことば」の発達は重要。言語によるコミュニケーションでは、要求や理解、質問や話し合いが必要。「ことば」を自分の願い 意思を伝えるツールとして楽しく学べば,他者との関係が豊かになる。 ・「ことば」と生活 「ことば」を育くむのは「特別な場」ではない。 幼児期のこどもの時期から、言葉を通した「あそび」として、大人が子供の関係の中に関わる必要がある。 ・「話すこと」が苦手な子どもへの配慮 幼児期になって言葉がつかえるようになると、爆発的に言葉が増える(自己形成)。しかし、新しい言葉を覚えることが不得意、語彙が少ない、使える単語が少ないなどの子供たち。背景は様々。 理解と表出のバランスの悪さ=困っている状態 言葉を思い出せるように、遊びを通して支援 ・言葉を想起する 言葉から連想させる。仲間言葉、用途理解、カード遊び、エピソードトーク ・「聞くこと」が苦手な子どもへの配慮 「聞くこと」は、言語的コミュニケーションの大きな柱。「お話聞けない子」「じっとしていられない子」それぞれに理由がある。個別の関わりから、原因を仮説を立て検証していく。「聞けない」とひとくくりにしない。 ・お話をイメージする イメージを育てる。幾つかの「絵」を並べてお話を作る。発表する。褒めてもらう。 状況を理解 する力 知識の量 聴く力

15 言葉やコミュニケーションが苦手なこどもは
・エピソードが話せない ・言われたことを実行しない ・説明をすることが苦手 ・友達と関わらない ・話していることを覚えていない ・発音が悪い ・不安な様子で話をしない ・「ことば」で遊ぶということ 身体の発達とともに「ことば」の発達は重要。言語によるコミュニケーションでは、要求や理解、質問や話し合いが必要。「ことば」を自分の願い 意思を伝えるツールとして楽しく学べば,他者との関係が豊かになる。 ・「ことば」と生活 「ことば」を育くむのは「特別な場」ではない。 幼児期のこどもの時期から、言葉を通した「あそび」として、大人が子供の関係の中に関わる必要がある。 ・「話すこと」が苦手な子どもへの配慮 幼児期になって言葉がつかえるようになると、爆発的に言葉が増える(自己形成)。しかし、新しい言葉を覚えることが不得意、語彙が少ない、使える単語が少ないなどの子供たち。背景は様々。 理解と表出のバランスの悪さ=困っている状態 言葉を思い出せるように、遊びを通して支援 ・言葉を想起する 言葉から連想させる。仲間言葉、用途理解、カード遊び、エピソードトーク ・「聞くこと」が苦手な子どもへの配慮 「聞くこと」は、言語的コミュニケーションの大きな柱。「お話聞けない子」「じっとしていられない子」それぞれに理由がある。個別の関わりから、原因を仮説を立て検証していく。「聞けない」とひとくくりにしない。 ・お話をイメージする イメージを育てる。幾つかの「絵」を並べてお話を作る。発表する。褒めてもらう。

16 言葉やコミュニケーションが苦手 説明をする力 人前で うまく 話せない 質問に答える事が出来ない(聞き逃し・説明の力) 口の動き 聴く力
2017/8/18 説明をする力 単語の量 人前で うまく 話せない 睡眠 知識の量 ・「ことば」で遊ぶということ 身体の発達とともに「ことば」の発達は重要。言語によるコミュニケーションでは、要求や理解、質問や話し合いが必要。「ことば」を自分の願い 意思を伝えるツールとして楽しく学べば,他者との関係が豊かになる。 ・「ことば」と生活 「ことば」を育くむのは「特別な場」ではない。 幼児期のこどもの時期から、言葉を通した「あそび」として、大人が子供の関係の中に関わる必要がある。 ・「話すこと」が苦手な子どもへの配慮 幼児期になって言葉がつかえるようになると、爆発的に言葉が増える(自己形成)。しかし、新しい言葉を覚えることが不得意、語彙が少ない、使える単語が少ないなどの子供たち。背景は様々。 理解と表出のバランスの悪さ=困っている状態 言葉を思い出せるように、遊びを通して支援 ・言葉を想起する 言葉から連想させる。仲間言葉、用途理解、カード遊び、エピソードトーク ・「聞くこと」が苦手な子どもへの配慮 「聞くこと」は、言語的コミュニケーションの大きな柱。「お話聞けない子」「じっとしていられない子」それぞれに理由がある。個別の関わりから、原因を仮説を立て検証していく。「聞けない」とひとくくりにしない。 ・お話をイメージする イメージを育てる。幾つかの「絵」を並べてお話を作る。発表する。褒めてもらう。 状況を理解 する力 聴く力 口の動き 学校や集団では  質問に答える事が出来ない(聞き逃し・説明の力)

17 言葉やコミュニケーションが苦手 単語の量 人前で うまく 話せない 質問に答える事が出来ない(語想起・語彙力・未経験) 聴く力 口の動き
2017/8/18 説明をする力 単語の量 人前で うまく 話せない 状況を理解 する力 睡眠 知識の量 ・「ことば」で遊ぶということ 身体の発達とともに「ことば」の発達は重要。言語によるコミュニケーションでは、要求や理解、質問や話し合いが必要。「ことば」を自分の願い 意思を伝えるツールとして楽しく学べば,他者との関係が豊かになる。 ・「ことば」と生活 「ことば」を育くむのは「特別な場」ではない。 幼児期のこどもの時期から、言葉を通した「あそび」として、大人が子供の関係の中に関わる必要がある。 ・「話すこと」が苦手な子どもへの配慮 幼児期になって言葉がつかえるようになると、爆発的に言葉が増える(自己形成)。しかし、新しい言葉を覚えることが不得意、語彙が少ない、使える単語が少ないなどの子供たち。背景は様々。 理解と表出のバランスの悪さ=困っている状態 言葉を思い出せるように、遊びを通して支援 ・言葉を想起する 言葉から連想させる。仲間言葉、用途理解、カード遊び、エピソードトーク ・「聞くこと」が苦手な子どもへの配慮 「聞くこと」は、言語的コミュニケーションの大きな柱。「お話聞けない子」「じっとしていられない子」それぞれに理由がある。個別の関わりから、原因を仮説を立て検証していく。「聞けない」とひとくくりにしない。 ・お話をイメージする イメージを育てる。幾つかの「絵」を並べてお話を作る。発表する。褒めてもらう。 口の動き 聴く力 学校や集団では 質問に答える事が出来ない(語想起・語彙力・未経験)

18 見る事を促す支援を考える 視覚認知力 視覚 記憶 注意力 視野 視覚的な 病気 運動・操作 空間認知 形状認識 2017/8/18
これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 運動・操作 視覚的な 病気 注意力

19 「見る」力(視覚認知)が苦手な子どもは・・
・目線を合わせる事が苦手 ・字を書く事が苦手 ・勉強しても結果に出にくい ・怒っても笑っている ・人の気持ちがわからないような感じ ・物が探せない ・友達との距離感がつかめない ・「ことば」で遊ぶということ 身体の発達とともに「ことば」の発達は重要。言語によるコミュニケーションでは、要求や理解、質問や話し合いが必要。「ことば」を自分の願い 意思を伝えるツールとして楽しく学べば,他者との関係が豊かになる。 ・「ことば」と生活 「ことば」を育くむのは「特別な場」ではない。 幼児期のこどもの時期から、言葉を通した「あそび」として、大人が子供の関係の中に関わる必要がある。 ・「話すこと」が苦手な子どもへの配慮 幼児期になって言葉がつかえるようになると、爆発的に言葉が増える(自己形成)。しかし、新しい言葉を覚えることが不得意、語彙が少ない、使える単語が少ないなどの子供たち。背景は様々。 理解と表出のバランスの悪さ=困っている状態 言葉を思い出せるように、遊びを通して支援 ・言葉を想起する 言葉から連想させる。仲間言葉、用途理解、カード遊び、エピソードトーク ・「聞くこと」が苦手な子どもへの配慮 「聞くこと」は、言語的コミュニケーションの大きな柱。「お話聞けない子」「じっとしていられない子」それぞれに理由がある。個別の関わりから、原因を仮説を立て検証していく。「聞けない」とひとくくりにしない。 ・お話をイメージする イメージを育てる。幾つかの「絵」を並べてお話を作る。発表する。褒めてもらう。

20 「見る」力(視覚認知)の多様性 ①入力機能・視力、両眼視機能、眼球運動機能 ②視覚情報処理 イメージ認識力、イメージ記憶力、
イメージ操作力、空間認識力 ③出力機能・・視覚的情報から体を動かす機能

21 空間認知 視覚認知が苦手 形状認識 漢字が 苦手 書かない(形を捉えられない・空間の認知が悪い) 視覚 記憶 注意力 視野 視覚的な 病気
2017/8/18 視覚認知が苦手 空間認知 形状認識 漢字が 苦手 視覚 記憶 これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 視野 運動・操作 注意力 視覚的な 病気 学校・集団では 書かない(形を捉えられない・空間の認知が悪い)

22 視覚 記憶 視覚認知が苦手 運動・操作 漢字が 苦手 書かない(見たことを覚えていない、指手の操作が苦手) 注意力 視野 視覚的な 病気
2017/8/18 視覚認知が苦手 視覚 記憶 形状認識 空間認知 漢字が 苦手 視野 注意力 これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 運動・操作 視覚的な 病気 学校・集団では 書かない(見たことを覚えていない、指手の操作が苦手)

23 聴く事を促す支援を考える 聴覚認知 耳の病気 睡眠 興味 関心 ワーキング メモリー 言葉の理解 情報の処理 注意力 2017/8/18
これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 言葉の理解 興味 関心 耳の病気

24 聴く(聞く)力が苦手な子どもは・・ ・ちょっとした言葉で「キレ」てしまう ・返事はするが、すぐに行動しない ・言われたように行動できない
・聴覚過敏がある様子 ・話が長くなると、身体がじっとしていない ・聞き逃しがあって、覚えていない ・教室にいられない ・「ことば」で遊ぶということ 身体の発達とともに「ことば」の発達は重要。言語によるコミュニケーションでは、要求や理解、質問や話し合いが必要。「ことば」を自分の願い 意思を伝えるツールとして楽しく学べば,他者との関係が豊かになる。 ・「ことば」と生活 「ことば」を育くむのは「特別な場」ではない。 幼児期のこどもの時期から、言葉を通した「あそび」として、大人が子供の関係の中に関わる必要がある。 ・「話すこと」が苦手な子どもへの配慮 幼児期になって言葉がつかえるようになると、爆発的に言葉が増える(自己形成)。しかし、新しい言葉を覚えることが不得意、語彙が少ない、使える単語が少ないなどの子供たち。背景は様々。 理解と表出のバランスの悪さ=困っている状態 言葉を思い出せるように、遊びを通して支援 ・言葉を想起する 言葉から連想させる。仲間言葉、用途理解、カード遊び、エピソードトーク ・「聞くこと」が苦手な子どもへの配慮 「聞くこと」は、言語的コミュニケーションの大きな柱。「お話聞けない子」「じっとしていられない子」それぞれに理由がある。個別の関わりから、原因を仮説を立て検証していく。「聞けない」とひとくくりにしない。 ・お話をイメージする イメージを育てる。幾つかの「絵」を並べてお話を作る。発表する。褒めてもらう。

25 聴覚認知が苦手 注意力 興味 関心 言われた ことをすぐに ゆっくり 忘れる 行動が遅い(聞き逃しで理解していない、実際は見て行動している)
2017/8/18 注意力 情報の処理 聴覚記憶 言われた ことをすぐに 忘れる ゆっくり 睡眠 これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 言葉の理解 興味 関心 耳の病気 集団では 行動が遅い(聞き逃しで理解していない、実際は見て行動している)

26 聴覚認知への理解と支援 言葉の理解 情報の処理 言われた ことをすぐに 忘れる 行動が遅い(指示の理解が出来ない、同時処理が苦手) 興味
2017/8/18 聴覚認知への理解と支援 情報の処理 言葉の理解 言われた ことをすぐに 忘れる 聴覚記憶 これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 興味 関心 睡眠 見る力 注意力 集団では 行動が遅い(指示の理解が出来ない、同時処理が苦手)

27 身体発達を促す支援を考える 身体を 動かすという 事 技術 聴く力 睡眠 感覚 状況を理解 する力 見る力 練習 2017/8/18
・身体ができていない子どもたち 姿勢の保持の困難性。「座っていられない子」「話が聞けない子」「姿勢が悪い子」の多くが体に関わる困難性がある。背後を見つめる大切さ。 幼児期から、意図的に「楽しく体を動かし、育てていく視点」 ・カラダを作るということ 姿勢の保持のためには、適度な緊張感が必要。ただ、体を鍛えるということではなく、ソーシャルスキルの根底を支える要素を組み合わせるということ。 ・自分の身体に関心を持つということ SSは、他者との円滑な関係を結ぶ技術、それは「協調した行動をする」ということ。セルフコントロールは、自分の体を見ることから。十分な運動での体のイメージの獲得は、関係性に必要。 ・自分の身体に関心を持ち、姿勢を保持する活動意図的な環境を作り、筋力を付け、コントロールする力を付けること。それを保持する、柔軟性を付ける、バランス感覚・・すべて体験から これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 状況を理解 する力 感覚 聴く力

28 感覚を促す支援を考える 感覚 感じるという 事 微細 運動 粗大 運動 模倣 視覚 聴覚 状況を 読み取る力 味覚 2017/8/18
・・身体感覚を養うということ ソーシャルスキルの基礎は、身体感覚にある。場の空気や相手の気持ち、相応しい態度、振る舞い、言葉の使用も、快・不快という感覚が自分のなかにあって初めて他人の快・不快がわかり使うことができる。感覚過敏がある子供に「感覚」は重要 ・さまざまなものを触って経験を蓄積する活動 触った感覚を「遊び」に発展させ、触ることを通した活動を広げる。様々な素材を利用して、作る、触る、ゲームをすることが大切。 触覚の情報を蓄積する場を作る 触覚の過敏な子供、逆に鈍感な子供。自分の感覚を持っているだけだが、支援者の感覚を押し付けられることが少なくない。意識的に、「自分で感じる」場面を作ることが大切。  ・いろいろなものに触り、触覚を豊かにする活動 触ってよい物、場所、時間などを決め、触り共有していくこと。 はてなボックス、ブロック遊びなど これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 聴覚 視覚 粗大 運動

29 身体と感覚が苦手な子どもは・・ ・体幹がゆるく、だらしがないように見える ・姿勢が保てない。椅子をがたがたする
・複雑な運動や人に合わせる運動が苦手 ・音が苦手(過敏や鈍麻) ・匂いや味が苦手(好き嫌い?触感?) ・空気が読めない言動(距離感がわからない?) ・強迫的な症状(極度の潔癖や不安) ・身体感覚を養うということ ソーシャルスキルの基礎は、身体感覚にある。場の空気や相手の気持ち、相応しい態度、振る舞い、言葉の使用も、快・不快という感覚が自分のなかにあって初めて他人の快・不快がわかり使うことができる。感覚過敏がある子供に「感覚」は重要 ・さまざまなものを触って経験を蓄積する活動 触った感覚を「遊び」に発展させ、触ることを通した活動を広げる。様々な素材を利用して、作る、触る、ゲームをすることが大切。 ・身体ができていない子どもたち 姿勢の保持の困難性。「座っていられない子」「話が聞けない子」「姿勢が悪い子」の多くが体に関わる困難性がある。背後を見つめる大切さ。 幼児期から、意図的に「楽しく体を動かし、育てていく視点」 ・カラダを作るということ 姿勢の保持のためには、適度な緊張感が必要。ただ、体を鍛えるということではなく、ソーシャルスキルの根底を支える要素を組み合わせるということ。 ・自分の身体に関心を持つということ SSは、他者との円滑な関係を結ぶ技術、それは「協調した行動をする」ということ。セルフコントロールは、自分の体を見ることから。十分な運動での体のイメージの獲得は、関係性に必要。 ・自分の身体に関心を持ち、姿勢を保持する活動意図的な環境を作り、筋力を付け、コントロールする力を付けること。それを保持する、柔軟性を付ける、バランス感覚・・すべて体験から

30 身体発達(落ち着きがない) 微細運動 技術 睡眠 落ち着いて 座ることが できない 姿勢が悪い・物を落とす(低緊張・粗大運動・不注意)
2017/8/18 身体発達(落ち着きがない) 見る力 微細運動 技術 集中 落ち着いて 座ることが できない 睡眠 ・身体ができていない子どもたち 姿勢の保持の困難性。「座っていられない子」「話が聞けない子」「姿勢が悪い子」の多くが体に関わる困難性がある。背後を見つめる大切さ。 幼児期から、意図的に「楽しく体を動かし、育てていく視点」 ・カラダを作るということ 姿勢の保持のためには、適度な緊張感が必要。ただ、体を鍛えるということではなく、ソーシャルスキルの根底を支える要素を組み合わせるということ。 ・自分の身体に関心を持つということ SSは、他者との円滑な関係を結ぶ技術、それは「協調した行動をする」ということ。セルフコントロールは、自分の体を見ることから。十分な運動での体のイメージの獲得は、関係性に必要。 ・自分の身体に関心を持ち、姿勢を保持する活動意図的な環境を作り、筋力を付け、コントロールする力を付けること。それを保持する、柔軟性を付ける、バランス感覚・・すべて体験から これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 状況を理解 する力 聴く力 感覚 集団では 姿勢が悪い・物を落とす(低緊張・粗大運動・不注意)

31 感覚特性(力のコントロール) 微細運動 友達を 強い力で 叩いてしまう 感覚の鈍麻 視覚 乱暴・筆圧が強い(感覚的な鈍麻性や経験不足) 粗大
2017/8/18 感覚特性(力のコントロール) 状況を 読み取る力 味覚 微細運動 友達を 強い力で 叩いてしまう 模倣 ・・身体感覚を養うということ ソーシャルスキルの基礎は、身体感覚にある。場の空気や相手の気持ち、相応しい態度、振る舞い、言葉の使用も、快・不快という感覚が自分のなかにあって初めて他人の快・不快がわかり使うことができる。感覚過敏がある子供に「感覚」は重要 ・さまざまなものを触って経験を蓄積する活動 触った感覚を「遊び」に発展させ、触ることを通した活動を広げる。様々な素材を利用して、作る、触る、ゲームをすることが大切。 触覚の情報を蓄積する場を作る 触覚の過敏な子供、逆に鈍感な子供。自分の感覚を持っているだけだが、支援者の感覚を押し付けられることが少なくない。意識的に、「自分で感じる」場面を作ることが大切。  ・いろいろなものに触り、触覚を豊かにする活動 触ってよい物、場所、時間などを決め、触り共有していくこと。 はてなボックス、ブロック遊びなど これらのどの力が苦手なのか。見極める必要がある。とくに、発達支援の必要なひとには正確さが。 後ほど説明するが。 相手の話をしっかり聞く、順序立てて皆にわかるように話をする、場面に合わせた挨拶など様々なソーシャルスキルが合わさって使える「社会性」となる。 障害があると、本人の興味・関心の偏りや狭さ、注目すべきことの選択の失敗などで社会性の獲得の困難を示す。 社会性を発揮するのに必要な力の獲得を支援することが大切 感覚の鈍麻 視覚 粗大 運動 集団では? 乱暴・筆圧が強い(感覚的な鈍麻性や経験不足)

32 学習が苦手な子どもは・・ ・黒板をみんなと同じ速さで写せない(視覚認知) ・注意ばかりされる(聞き逃し・理解)
・姿勢が崩れて集中していない(低緊張) ・勝手に席から離れたり、邪魔をしたり(聞く苦手) ・勉強が簡単すぎて、邪魔をする(高機能) ・教室がうるさすぎて、別室にいる(感覚過敏) ・宿題をやらない・・(書字) ・身体感覚を養うということ ソーシャルスキルの基礎は、身体感覚にある。場の空気や相手の気持ち、相応しい態度、振る舞い、言葉の使用も、快・不快という感覚が自分のなかにあって初めて他人の快・不快がわかり使うことができる。感覚過敏がある子供に「感覚」は重要 ・さまざまなものを触って経験を蓄積する活動 触った感覚を「遊び」に発展させ、触ることを通した活動を広げる。様々な素材を利用して、作る、触る、ゲームをすることが大切。 ・身体ができていない子どもたち 姿勢の保持の困難性。「座っていられない子」「話が聞けない子」「姿勢が悪い子」の多くが体に関わる困難性がある。背後を見つめる大切さ。 幼児期から、意図的に「楽しく体を動かし、育てていく視点」 ・カラダを作るということ 姿勢の保持のためには、適度な緊張感が必要。ただ、体を鍛えるということではなく、ソーシャルスキルの根底を支える要素を組み合わせるということ。 ・自分の身体に関心を持つということ SSは、他者との円滑な関係を結ぶ技術、それは「協調した行動をする」ということ。セルフコントロールは、自分の体を見ることから。十分な運動での体のイメージの獲得は、関係性に必要。 ・自分の身体に関心を持ち、姿勢を保持する活動意図的な環境を作り、筋力を付け、コントロールする力を付けること。それを保持する、柔軟性を付ける、バランス感覚・・すべて体験から

33 学びを促す支援を考える 2017/8/18 計算 視覚 学習を するという 運動 読字 聴覚 書字 読解

34 皆と学ぶことが困難 視覚 皆と 教室で 学べない 運動が得意(書く事の苦手さや出来ない事を認めたくない) 運動 書く 苦手を 見られたくない
2017/8/18 皆と学ぶことが困難 苦手を 見られたくない 視覚 皆と 教室で 学べない 運動 睡眠 聴覚 書く 注意 集中 運動が得意(書く事の苦手さや出来ない事を認めたくない)

35 睡眠 学ぶことの理解と支援 注意 集中 皆と 教室で 学べない 集中が出来ない・起きれない(起立性調節障がいの症状) 運動 プライド 聴覚
2017/8/18 学ぶことの理解と支援 運動 視覚 感覚 皆と 教室で 学べない プライド 聴覚 睡眠 注意 集中 集中が出来ない・起きれない(起立性調節障がいの症状)

36 社会性を促す支援を考える 2017/8/18 リズム 関心 社会性を 学ぶという 共有 折り合い 模倣 失敗 サイン

37 社会性が身につきにくい子ども ・周囲や相手に関心を示さない ・相手に合わせること(協力)が出来ない
・友達がいない、出来ない ・周囲や相手に関心を示さない ・相手に合わせること(協力)が出来ない ・相手に配慮することができない(譲らない) ・空気や気持ちが読めない ・物を盗る、なくす、認めない ・正しい振る舞いが出来ない ・嘘をつく、認めない(万能感) 対人関係のスキルで重要な「相手に合わせる」ということ。他者との協同の成功体験から得られる達成感や喜びが少なく、意味や価値がわからない。 体験を増やし、関心を持ち、合わせる感覚を学ぶ。 会話のキャッチボールは、「リズム」は重要。相手と呼吸を合わせて行為をする時にも重要。できた体験と、心地よさの経験。 ・相手に配慮するということ 自分の行動をコントロールして、相手に受け入れられやすい振る舞い。どうしたら良いかは、日常生活で習得しにくい。 ・リズムを獲得したり、修正したりする活動 リズム=身体感覚。息の合う体験。曲に合わせて動く体験を増やす。リトミック。 ・相手に配慮する活動 沢山の成功体験と折り合い体験が必要

38 社会性の困難性がある 友達と 上手く いかない 勝手な発言や行動(想像性がない、表情が読めない) 見る力 経験 空気を読む 運動 聞く力
2017/8/18 社会性の困難性がある 聞く力 心(気持ち) 考え方 友達と 上手く いかない 見る力 空気を読む 経験 運動 勝手な発言や行動(想像性がない、表情が読めない)

39 社会性の困難性がある 言葉の 理解力 感覚 運動 友達と 上手く いかない 同級生とうまくいかない(言葉の理解↓、独特の感覚) 見る力 経験
2017/8/18 社会性の困難性がある 言葉の 理解力 運動 聞く力 友達と 上手く いかない 見る力 折り合い 感覚 経験 同級生とうまくいかない(言葉の理解↓、独特の感覚)

40 多様性は大事な個性 何回言ったら、わかるの?   3回!

41 家庭(保護者)を理解して支援する 多様性は 家庭にもあるから
家庭(保護者)を理解して支援する 多様性は 家庭にもあるから

42 家庭生活の 現状 (特別な支援を要する子どものいる家庭)
発達特性のある子どもを抱えた家庭はストレ スフル。 そのため、家庭機能が損なわれていることが ある。 特別支援を認め対応してきた多くの家庭が現 実を受け、家族・地域全員で育児を考えてい る。 しかし、保育所や学校に在籍する支援の必要 な子どもを持つ親は障がいの認知も含めて 様々。このような家庭に対して、各機関は、 担当者はどう関わり、何をしてあげられるの か。 家庭生活の 現状 (特別な支援を要する子どものいる家庭)

43 保護者の 困り感に 寄り添う支援 発達の支援が必要な子どもを持つ家庭にも 差別や偏見が生まれている現実 ↓
 差別や偏見が生まれている現実         ↓  いろいろな意味において、暮らしとしての  困難さを持つ。多くの家庭が適応がうまく  いかず、育児や地域生活に悩んでいる現状  がある(保育所や学校とのすれちがい) 保護者の 困り感に 寄り添う支援

44 困難に立ち向かうには、親の「自尊心」が重要 ・・子供が生きづらさに立ち向かい、生きてい く過程では、子供自身や家族が持っているエネ ルギーを引き出すことが支援者としての役割 そのためには、 ・・本人、家族を受け入れ、まず寄り添う。 →肯定的未来志向性、感情の調整、興味関心の 多様性、忍耐力について分析をする必要性 家庭支援の方向性(理解)

45 子どもの行動の原因を突き止め、ストレス の要因を無くす、あるいはストレスに対す る効果的な介入をしていく(特別支援)だ けでは、現実にはなかなか改善されない。
           ↓ 親の特性を理解して、伝えるべきことを的 確に伝える。家庭を支援する形ではなく、 家庭を味方につけて。難しい家庭には、外 部機関の協力をもらいながら、教育効果を 上げていく必要がある。 家庭支援の方向性(説明)

46 それぞれの家庭のストレスの違いを認め、 具体的な支援を通して、「家族が前向きに 考え、うまく社会に適応できるように」す ることを、地域機関や関わる人との連携で 考えること。
・・家族だけでなく、それ以外の環境の要因  に対しても支援をしていく。 ・・障害(困難な状況)と共に生きる家族のポ ジティブな側面を明らかにしていく。 ・・家族が前向きだと、障害を持つ子供には どのような良い影響があるかを考えていく。 家庭支援の方向性(連携)

47 療育  にできる支援 ・学校との連携事業 (地域支援)機関サポート・カンファ等 ・保育所等訪問支援 (児童福祉法) ・支援連携会議 (児童福祉法)
相談支援専門員 医療機関 学校 地域行政機関 地域相談員 中核地域生活 支援センター 療育機関 (そらいろ) 当事者 保護者 教育面・理解・保護者関係でのサポート 療育を通じた支援 権利・家庭での育児の相談など 各制度説明、手続きなど 緊急時の対応、機関の紹介など 要支援会議 見守り、相談 障がいや心理に関する支援

48 支援を確実に行い、効果を確実なものへ 支援や配慮の目標は、社会での自律や自立、つまり「自分で生きていける人」を作る事。その為に、社会性獲得の障壁になっている行動特性や思考、環境に対して専門職(特別支援担当)が個別指導計画や合理的配慮に基づいて支援していく。 生きる視点での包括的な支援が行われて初めて効果がでるのであり、それは、様々な機関がそれぞれの役割を果たす事。 医療や専門機関では出来ない支援を、特別支援教育というスタンスで補完し、より効果的な成長を促す・・連携による発達特性の領域横断的理解を進めていく必要がある。

49 おわりに 表出する行動に対しての合理的配慮だけでなく、その子が生き ていくためにはどうすれば良いのかの方法を考えていきましょ う。 それは、環境支援も含めたオーダーメイドの方法で。また、 過重な負担だからとして、「出来ない」ではなく、「どうし たらできるか」での視点をもって対応すべき。 ※その子が生きやすいバックグラウンドを整備した上で、自身が積 み上げていく力と周りの人達の支援の力の結集が必要。 「わかって欲しい」と「わかった支援」融合された配慮が実施され るといい


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