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3 耳栓.

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1 3 耳栓

2 耳栓の選び方 耳栓は、一定の性能を満たしたものでなければ、難聴予防には使えません。
プールに入る時に使う耳栓などでは、難聴を予防する効果は期待できません。 耳栓を選ぶ時は、JIS該当品、あるいはそれに準ずる性能を持った耳栓の中から、現場に適したものを選定する。

3 「形が決まっている耳栓」と 「形が変わる耳栓」
耳栓は、大きく2つのタイプに分けられる。 形が決まっている耳栓 プラスチック、ゴムなどの弾力性のある材料で、あらかじめ決められた形に作られている。メーカーでは同じ形状でも異なった大きさの耳栓を用意している。このため、使用前には必ず何点かサンプルを取り寄せ、1人ひとり自分の耳に合っているものを選んでから使う。 形が変わる耳栓 ふわふわしたスポンジのような材料で作られている。細く棒状にして耳に入れると、30秒から60秒ぐらいかけて緩やかに膨張し、耳の穴を塞ぐ。このタイプの耳栓は、各人の耳の形に合わせてフィットできるため、サイズを選ぶ必要はない。

4 上段:形の変わる耳栓:ポリウレタン 下段:形の変わらない耳栓:塩化ビニール樹脂製、 大きさの異なるものがある
「形が決まっている耳栓」と 「形が変わる耳栓」  上段:形の変わる耳栓:ポリウレタン     下段:形の変わらない耳栓:塩化ビニール樹脂製、      大きさの異なるものがある 耳栓は大きく2種類の材質が使用されており、手でつぶれるタイプのウレタンと、硬い塩化ビニール樹脂があります。 後者には同じ形にも大きさが異なる種類が用意されております。 作業者は自分の使いやすいタイプを選定し、正しく装着するように指導することが重要です。

5 耳栓の装着の仕方  耳の穴は曲がっている。(重要)  耳の穴が曲がった状態で耳栓を無理やり挿入しても、きちんと耳の穴を塞ぐことができない。

6 耳栓を着ける時は、入れる耳とは反対側の手で耳をひっぱり上げ、耳の穴をまっすぐにしてから耳栓を入れる
形が変わる耳栓は、挿入後30秒ぐらいおさえて、耳栓が完全に膨らむのを待つ。 その後、騒音現場に入りましょう。

7 耳栓の管理 汚れた手で耳栓を触らずに常に清潔にしておく 形が決まっている耳栓は、石鹸水、アルコールなどで汚れを落とし、いつも清潔な状態で使う
形の変わる耳栓は、材料の特性上洗うことができないため、「使い捨て」である。 着脱の際に必ず手を洗ってから取り扱うなど、できるだけ汚れないような配慮を常に心掛ける。 これを怠ると、不衛生になるのみならず、すぐに膨らまなくなり、交換の頻度が増す。

8 耳栓チェッカー 耳栓が正しく装着されているかを 調べる測定器がある
耳栓が正しく装着されているか、調べる機械が市販されております。

9 耳栓による遮音値 (周波数2000Hzにおける耳栓を装着したときと、しないときの聴力レベルの差を求める)
現在はJIS規格による第1種の耳栓の遮音値として表示されている25dB以上を基準に指導しています。

10 測定事例1: 耳栓の装着に関する調査 (製ネジ作業者と紡糸作業者17名)
作業者の少ない2工場を対象に耳栓の装着に関する調査を実施しました。2工場について作業環境調査を実施しましたが、作業者が働いている部署は常時90dBを超える第3管理区分の作業場でありました。

11 17名の通常装着時の遮音値 17名の差業者のうち、JISの基準値である25dB未満の遮音値が得られたのは5名でありました。

12 装着の指導効果 耳栓チェッカーで調べることにより 適正な指導を行うことができた
5名の作業者とも、耳栓の正しい装着について指導を受けたことはありませんでした。一袋ずつ支給されるため、箱等に記載されている装着方法について見ることもなかったようです。

13 測定事例2 化繊作業者(167名)における耳栓の遮音値 25dB未満の作業者が31%認められた

14 耳栓を正しく装着しましょう 耳の穴は曲がっているのです。
耳栓の正しい装着は、腕を後ろ側から回して耳たぶをひっぱり、耳の穴をまっすぐにして耳栓を送入します。ぜひ、この方法を指導しましょう。


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