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第一種衛生管理者養成講習会 Ⅱ労働衛生  第二章「環境条件による      人体の機能の変化」.

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1 第一種衛生管理者養成講習会 Ⅱ労働衛生  第二章「環境条件による      人体の機能の変化」

2 1.恒常性とその維持 生体の生命現象の維持のために 外部環境変化と内部環境変化は同調しない ⇒体内は恒常性を維持するための機能有   生体恒常性(ホメオスタシス) ⇒その調整役=神経系+内分泌系

3 自律神経・・交感神経/副交感神経 内臓・血管・腺などの不随意筋に分布 生命維持に必要な作用を無意識・反射的に調節

4 交感神経と副交感神経 同一器官に分布しているが,作用は正反対 交感神経   ⇒昼に活発 副交感神経   ⇒夜に活発

5 内分泌・代謝系 生体の生命現象の維持 ⇒ 体内の恒常性を維持 ⇒ その調整役=神経系+内分泌系 各種ホルモンにより調整
 ⇒ 体内の恒常性を維持  ⇒ その調整役=神経系+内分泌系 各種ホルモンにより調整 ホルモンを分泌する腺=内分泌腺

6 【内分泌の器官】 視床下部 下垂体 副腎 甲状腺 副甲状腺 すい臓 十二指腸 精巣 卵巣

7 アドレナリン 副腎から分泌 交感神経同様の 働き ・心臓の自動中枢に作用→血圧↑ 心拍出量↑ ・肝臓のグリコーゲン分解↑→血糖↑
     働き ・心臓の自動中枢に作用→血圧↑ 心拍出量↑ ・肝臓のグリコーゲン分解↑→血糖↑ ・筋活動が円滑に遂行されるよう身体の 態勢を整える

8 2.温熱環境による影響 恒常性維持の代表格  ⇔ 体温の維持    (人間は恒温動物) 熱の産生 ⇔ 熱の放散

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10 体温調節中枢 視床下部 間脳にある

11 あなたの最高体温は? 42℃以上:生命を維持できない 34℃以下:細胞における化学反応↓↓↓ 外界の環境が変化しても
生体内の環境が変わらない ホメオスタシス (生体の恒常性) 「これまで、熱を出したことがない」というヒトはいないと思いますが、これまで最高何度まで熱が出たことがありますか? 人間は体の機能を正常に保つために、体温が一定範囲に保たれています。そのため、周囲の環境が変化しても、皆さんの体温は、測定値でおよそ36度前後でキープされています。

12 深部体温が37℃以上になると… 体温調節中枢から皮膚への指令 ① 皮下の静脈血流を上昇させよ! ② 汗を出せ! ・体表面の血流増加
① 皮下の静脈血流を上昇させよ! ・体表面の血流増加 ・皮膚からの放熱促進 ② 汗を出せ! 蒸発する際の気化熱=0.58kcal/ml 汗100cc全ての蒸発 ⇒体重58Kg の人の体温が1℃↓ 汗腺の発達は個人差がある

13 熱中症の原因 ① 産熱量>>放熱量 ② 発汗 体温上昇 水分と電解質(塩分など) が失われる。 高温多湿な環境は 汗が蒸発しにくい
① 産熱量>>放熱量   体温上昇 ② 発汗 水分と電解質(塩分など) が失われる。 高温多湿な環境は 汗が蒸発しにくい 汗の放熱作用↓↓

14 熱虚脱(脳への血流不足) 脳への血流が減る 発汗による脱水 皮膚の血管拡張 が急激におこる 頭痛、めまい、吐き気、 脱力感、血圧低め、早い脈
体温の上昇を押さえるために発汗が起こり、それにより一時的に脳に流れる血流が減少することで上記のような症状を起こす 気絶や失神を起こしている場合は熱射病との区別が困難なことがあるが、基本的な対応の仕方は下記の通りである 1.涼しいところに移動させ、衣服をゆるめる 2.意識があるなら水分を摂らせる (何もなければ水で構わない)が、できれば後述するようなスポーツドリンク類や水と食塩を一緒に摂取させる (お勧めのドリンク類は後述) 3.気絶や失神しているようなら、膝の下に何かを敷いて足を上げ、脳への 血流を増やしてやる 4.症状の大きさに関わらず、熱中症が発生したら上司や医務・産業衛生に連絡する。 熱虚脱: 水分、塩分は欠乏していない。 血圧が低下し、脳の血流が減少する事で症状が出る。 炎天下で立っていて短時間の後に昏倒するケースでは、これが典型的な原因。 熱疲はい: 大量の発汗の後に起こる。水分・塩分の欠乏により血液が濃縮され、脳への血流が不足する事で症状が出る。 一般に血圧に特に異常はない 頭痛、めまい、吐き気、 脱力感、血圧低め、早い脈 原図:映像研

15 熱射病(脳の障害) 体温調節中枢機能が麻痺 体温が40℃を超える 発汗停止・皮膚の乾燥 意識障害(意識レベル↓、錯乱状態)
死亡率が高く大変危険 *直ちに救急車を呼ぶ! 熱中症の中で、最も危険なもの 持続的な体温の上昇(外気の温度・湿度上昇、作業負荷による体温上昇など)が原因で、脳温が上昇、脳内の体温調節中枢が麻痺し、体温を下げるような反応(主に発汗による熱放散)ができなくなってしまった状態。(この為に皮膚が乾燥する) 上記のような状態で放置すると、先ほど述べたような経過をたどり、最後には死亡することもある非常に重篤な疾患 発見時、意識消失もしくは錯乱状態のことが多いため、異常な体温上昇を感知したらすぐに体温を冷やすとともに、救急車を呼び(可能であれば)医師に連絡することが大切 もちろん可能であれば、水を飲ませることも重要だが、一人では飲水できないことの方が多いため補助が必要となる 冷却方法は、日陰に移動させ洋服の上から水をかけたり、脇の下や股間に氷入りの袋を置いたり、衣服を脱がせて浴槽につけるなどして、とにかく早く体温を下げてやることが肝要 ちなみに、日射病は直射日光の下で発生した熱射病のことをいう

16 ・中耳:鼓室(空気を含む)、耳小骨     耳管により咽頭へ

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18 一酸化炭素は ⇒タバコの煙の中に含まれる ヘモグロビンと強力に結合 酸素の結合能力の200倍以上 ヘモグロビンの酸素運搬能力低下
    ⇒タバコの煙の中に含まれる ヘモグロビンと強力に結合 酸素の結合能力の200倍以上 ヘモグロビンの酸素運搬能力低下 酸素欠乏をもたらす 血管内酸素欠乏は ⇒血管内皮を傷つける ⇒動脈硬化をすすめる

19 呼気中の一酸化炭素濃度 タバコの煙の中には・・・ 非喫煙者 1~15本喫煙者 16~25本喫煙者 26本以上喫煙者
3.9 ± 1.8 ppm 4.4 ± 2.0 ppm 20.3± 5.7 ppm 37.1±10.3 ppm タバコの煙の中には・・・ 一酸化炭素   20,000~60,000ppm

20 虹彩:しぼり 水晶体:レンズ 網膜:フィルム

21 網膜の機能 光を感じる視細胞  錘状体;700万  杆状体;1億

22 色を感じる 光を感じる

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25 ストレッサーとストレス反応 ストレス反応

26 ストレッサーの強さ 配偶者の死 離婚 配偶者との別れ 拘禁 親密な家族メンバーの死 怪我や病気 結婚 失職 家族の健康上の変化 性的な障害
日常生活の中で起こるストレスを相対評価すると… (ホームズの社会再適応評価尺度より) 配偶者の死 離婚 配偶者との別れ 拘禁 親密な家族メンバーの死 怪我や病気 結婚 失職 家族の健康上の変化 性的な障害 職業上の再適応 経済上の変化 親密な友人の死 仕事・職業上の方針の変化 配偶者とのトラブル 借金が1万ドル以上に及ぶ 仕事上の責任の変化 息子や娘が家を離れる 法律上のトラブル 妻が働き始める 上役とのトラブル 住居の変化 38 37 36 35 31 29 26 23 20 100 73 65 63 53 50 47 44 39

27 血圧,血糖値,体温,筋緊張,神経系活動の上昇
ストレスによる心身の状態のメカニズム 第1段階 第2段階 第3段階 ストレス要因への抵抗力大 症状の消失 但し・・・ 抵抗力 血圧,血糖値,体温,筋緊張,神経系活動の上昇 抵抗力上昇 強度のストレス要因 又は慢性化 症状の再発 抵 抗 期 疲 弊 期 警告反応期

28 ストレスによる心身の状態の変化 元気 生産性 適度なストレスが生産性を上げる ストレスには良いストレス、悪いストレスがあり
多くても少もなくてもいけない 適度なストレス状況が最も生産性を高める 過労・ 疾病状態 元気 ダラダラ 生産性 適正ストレス状態 適度なストレスが生産性を上げる 28

29 ストレスと休息のバランス 障害 成長 萎縮 ストレス(+)休養(-)→障害 ストレス(-)休養(+)→萎縮 ストレス(+)休養(+)→成長
困難な仕事が人の健康を阻害するのではない 適切な休養がないことが健康障害の原因となる ストレス(+)休養(-)→障害 ストレス(-)休養(+)→萎縮 ストレス(+)休養(+)→成長 ストレス 休養 障害 成長 萎縮

30 平成19年10月1日公表 第一種衛生管理者試験問題より
問43 体温調節に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 (1)高温にさらされ、体温が正常以上に情報すると、内臓の血流    量が増加し体内の代謝活動が亢進することにより、人体か    らの放熱が促進される。 (2)寒冷にさらされ、体温が正常以下になると、皮膚の血管が拡    張して血流量を増し、皮膚温を上昇させる。 (3)体温調節のように、外部環境が変化しても身体内部の状態    を一定に保つ生態の仕組みを同調性といい、筋肉と神経系    により調整されている。 (4)体温調節中枢は、間脳の視床下部にある。 (5)発汗していない状態でも皮膚及び呼吸器から若干の水分の    蒸発がみられるが、これに伴う放熱は全放熱量の10%以下    である。

31 平成19年10月1日公表 第一種衛生管理者試験問題より
問44 疲労に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。 (1)疲労には、心身の過度の働きを制限し、活動を止めて休息を   とらせようとする役割がある。 (2)精神的疲労については、適度に身体を動かす方が、単に休    息するより疲労の回復に役立つ場合が多い。 (3)疲労の他覚的症状を捉えるための検査としては、ブローカ法   やハイムリック法による検査がある。 (4)疲労の自覚症状を客観的に捉えるには、厚生労働省が公開   している「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」など   の調査票が用いられる。 (5)疲労の評価に当たっては、いくつかの検査を組み合わせて総   合的に判断することが望ましい。

32 × 平成19年10月1日公表 第一種衛生管理者試験問題より
平成19年10月1日公表 第一種衛生管理者試験問題より 問31 次の文中のA、Bに入れる用語及び数字の組合わせとして、    正しいものは(1)~(5)のうちどれか。  「疾病り患の頻度を表す病休度数率は、次の式により求められる。  A 在籍労働者の延実労働時間数 × B   A   B (1)疾病休業件数 1000 (2)疾病休業件数 10000 (3)疾病休業件数 1000000 (4)疾病休業延日数 1000 (5)疾病休業延日数 1000000


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